
急速充電器がだいぶ増えてきました。
チャデモ協議会のホームページを見てみますと、全国で728箇所(うち非開放116箇所)とのこと。
これは、1年前と比べて3倍近い数字です。しかし、その効果の程はどうなのでしょうか。
EVの非購入理由としてまず上位に食い込むのが、「充電インフラが普及していないから」というもの。
確かに、全国700箇所では普及していると言える数字ではありません。しかし、神奈川県はそのうちの100箇所近くを占めており、局地的に見ればある程度普及していると言える状況になってきているのではないでしょうか。
しかしそれでも、神奈川県民の中で「普及している」という感覚は覚えられていないのではないでしょうか。
それは、情報が流通していないこと、情報に触れていないことが原因と思われます。
LEAFユーザーであれば、純正のナビ画面上で充電インフラがどれだけあるかをすぐに認知することができます。しかし、購入前のユーザーの場合、それを知るすべがほとんどありません。確かに日産やチャデモ協議会も検索サイトを用意しています。(三菱は販売店の検索しか用意していないようですが、、、。一体i-MiEVユーザーはどうやって情報を得ているのでしょう?)
しかしそこには、情報を自ら得ようという意識がない限り、決してたどり着くことはありません。そして、検索システム自体も非常に使いにくい。
国の急速充電器の普及目標は、2020年に全国で5000基です。この数であっても、情報に触れない中で普及を実感できる数ではないと思われます。
急速充電器がどこにあるか、どれだけ増えてきているか。その情報を流通させ、且つ実感を生むことが、電気自動車の普及のために求められているのではないでしょうか。
充電インフラの整備とは、ハードウェアだけでなく、ソフトウェアの整備も必要なのです。
ちなみに私は一昨日くらいに
こちらのサイトを見つけまして、ここで急速充電器を調べています。チャデモより登録数が多く、なかなか有用です。
  Posted at 2011/09/10 00:52:27 |  | 
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