
三菱から、
「i-MiEV、ミニキャブMiEVの充電ケーブルについて」としてサービスキャンペーンが出ていました。
まずはその中身です。
不具合の内容
『メーカーオプションのコントロールボックス付充電ケーブル(200V、10m仕様)において、家庭用充電設備環境によっては、 充電時に発生するノイズが車載充電器内部に侵入し、充電時間が長くなる或いは充電不良となるおそれがあります。』
お客様へのお願い
『コントロールボックス付10m充電ケーブル(AC200V)をご使用いただき、現在問題なく充電が出来ている設備においては、 今後も問題はございませんが、出先の一般ご家庭等充電設備にて10m充電ケーブルを使用して充電される際に、充電できない、 または充電時間が長くなる場合は、充電設備環境の問題ですので、近隣の充電設備を使用願います。』
改善の内容
『使用者にダイレクトメールにて、 コントロールボックス付充電ケーブル(200V、10m仕様)の使用により充電時間が長くなる或いは充電不良となる場合の事例を周知します。』
つまり、
10mケーブルを使うと充電できないことがあるが、それは充電設備環境のせいなので近隣の充電設備を使いなさい、ということのようです。
この対応、私は異常だと思います。
まず、このサービスキャンペーンは、10mケーブルに限定して出ているので、5mケーブルであれば不具合は起きないということだと思われます。
また、充電時に発生するノイズが原因とありますが、そのノイズを発生させているのは充電設備ではなく、MiEV自身だと思われます。
それなのに、不具合が起きてもそれは充電設備環境のせい?
そして、近隣の充電設備で充電しろという指示。現時点、それほどまでに充電インフラが普及していると三菱は考えているのでしょうか。
さらに納得がいかないのが、このサービスキャンペーンの対象が「平成23年7月21日 ~ 平成23年12月26日」に生産された車両、となっていること。
つまり、これ以降に生産された車両では、10mケーブルであっても問題なく充電できると考えられます。
それなのに、不具合が起きても原因は充電設備環境のせい?
これで10mケーブルを選んだユーザーに納得しろと言うのでしょうか。
ただでさえ、充電に不安があるEVです。どこでもきちんと充電できるEVでなければ安心して使えません。
正直、三菱には失望しました。
これからEVを買うのであれば、日産、トヨタ、ホンダのEVを選ぶべきです。
Posted at 2012/04/26 02:30:20 | |
トラックバック(0) |
EV | 日記