ステアリングのテカリ除去

「使い込んでテカってきたステアリングのマット感を取り戻そう！」プロジェクトを発動します！

ぷろじぇくとのじょうけん：とてもやすく

ちなみにこの方法はみん友のエディンバラさんに聞いたやり方を勝手に解釈して私が施工しています。

ステアリングやシフトノブなど皮革製品で良く手指に触れる部分はレザーケアクリームなどを塗っていても徐々につれてテカリ(使用感)が出てきます。

「レザーが育つ」と言えば聞こえは良いのですが、こと自動車の皮革において個人的に好きな状態ではないのでテカリ解消を目指します。

よういしたもの
・メラミンスポンジ(100円)
・キッチンペーパー
・紙コップ 1個
・水　数mlで十分

メラミンスポンジは3×3cmが一個あれば十分なので後はご家庭などで掃除に使いましょう！
実質的な費用は100円以下ですね＼( 'ω')／

施工は簡単。
水をしみこませてから良く絞ったメラミンスポンジをツヤ消しにしたいレザーに当てて数回なでるだけ！
なでる強さはハムスター🐹の頭をなでるくらいの強さで良いです（分かりにくい）

力を入れて磨くと表皮部分やコーティングを致命的な所まで傷つけてしまう恐れがあります。
メラミンスポンジにレザーの色がうっすら移るくらいなら大丈夫ですが、目に見えて色がスポンジにたくさん移るようなら施工の中断か、限定的な施工に収めないと痛める恐れがあります。

スポンジで磨いているうちに染み出した水分が垂れてきますが、それはキッチンペーパーでポンポンと叩くように吸い取ります。
こするように拭き取ると水分で柔らかくなっている革を痛めたり、せっかくツヤ消しになった表面にテカリを取り戻してしまいます。

そんなこんなで、、、

はい！
できました！

どうでしょうか？！
新車時までとは言いませんが、マット感はある程度取り戻せたのではないでしょうか。

ステアリングも同じ要領で施工します。(黄色で囲んでいる場所)
革の継ぎ目のブロックごとに施工して行くと仕上がりのムラは出にくい気がします。

左：施工済・右：未施工

ステアリング全体に施工完了。

施工前後の比較。

ツヤはかなり抑えられましたね。
とは言え、また使用していったり、レザーケアクリームを塗ったりしたらツヤ革に戻ると思いますので一時的なものかと思います。

出来るだけマットなレザーを保ちたい場合は「デリケートクリーム」や「ベビーローション」のようなロウが含まれない物でケアしたりすれば良いかもしれません。
（レザーの艶出しはロウによるところが大きい）

また、メラミンスポンジを使用しているため多少なりとも「皮の表面を削っている」事には変わりないので過度の施工は取り返しのつかない結果を招いてしまうと思います。

気を付けながら好みの仕上がりにしましょう。