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松本真由美のブログ一覧

2011年01月20日 イイね!

清水和夫さんのエコカートーク1

こんばんは。一週間前の13日(木)にみんカラでもおなじみの清水和夫さんをお招きして、東京大学教養学部駒場キャンパスにてトークショーを開催しました。みんカラのお仲間の方々も参加してくださり、その時の様子を横浜すみれっ子さんも書いてくださいました。横浜すみれっ子さん、ありがとうございました♪

トークショーから一週間経ち、私のもとにも参加した学内の先生や学生さん達からの感想がいろいろ寄せられています。「論理的でよかった。」「予想以上に(清水さん、すみません!)面白く、的を得た見解で参考になった。」「とても楽しかった。」とうれしい言葉をたくさんいただいています。みんカラですので、今回は少し丁寧に報告させていただこうと思います。2、3回に分けて書きますね(*^^)v

こんな感じで清水さんが、学生のふたり、飯塚修平さん(工学部3年)とミス東大の加納舞さん(工学部3年)の進行のもと、「エコカーがもたらす新しいライフスタイル」のトークがスタート!



まず最初は、1880年代頃の歴史から。ドイツのゴッドリープ・ダイムラーとカール・ベンツがガソリン自動車の発明者とされ、量産が始まったのはアメリカのヘンリー・フォードが立役者であると、スクリーンに当時の自動車を投影しながらお話ししてくれました。当時、フォードはスタンド、高速道路、自動車の3つを同時に普及させたそうです。すごいですね!ビジョンと信念がないととてもできることではないと清水さん。「これで仕事をしない乗り物にご飯を食べさせなくてもいい。」というフォードの有名な言葉もあるそうです。馬車から自動車への大きな時代の転換です。



自動車のこれまでの歴史の中で、意外だったのが、20世紀初頭、ガソリン車が発明され実用化するまでの20~30年の間、電気自動車の時代があったそうです。石油を使ったガソリン車が発展しなかったら、EVの時代は長かったかもしれないとも憶測。ここで、なぜガソリン車が発展したのか、データを使って説明してくれました。

電気駆動と内燃エンジンの効率を比較してみると、100%のエネルギーを注入した時に、内燃エンジンはいきなり効率が21%に落ちて、その次にオルタネーターやクラッチ、マニュアルトランスミッションなどでエネルギーが取られて最終的にタイヤで使える出力は16%になってしまうそうです。プリウスやディーゼルで多少改善されたとはいえ、燃料を燃やして熱になったものは捨てられてしまいます。一方、電気のほうは充電してバッテリーからインバーターを介してモーターで出力をとっても、タイヤにはまだ62%のエネルギーが残るそうです。効率では16%vs62%と、内燃エンジンには限界があり、電気にはかないません。これは、ある自動車メーカーのデータを参照したものでしたが、他社でも似たようなデータとのこと。

でも、エネルギー密度は圧倒的にガソリン車が高いんですね!ガソリン1キロに対して60キロものリチウムイオン電池が必要になります。ガソリン車と電気駆動とは両極端のように得手不得手があり、今までの自動車にはできなかったところができるようになったのがハイブリッドなんですね!



さらに水素のエネルギー密度はガソリンよりも高く、効率(約40%)とエネルギー密度の両方が高いのですが、気体エネルギーをためる技術が難しく、日本では燃料電池車は700気圧くらいに圧縮されています。世界に目を向けるとインドなどCNGの自動車が普及しているところもありますが、天然ガスや水素ガスなどの気体エネルギーを使った車は日本では今のところあまり多くありません。



ところで、清水さんがどういう経緯でレーシングドライバーになったのかというと、22歳の学生の頃に志賀高原ラリーでルーキーとして出場し、いきなり優勝したことに始まるそうです。勝った理由はお金がなくてスパイクタイヤが買えなかったが、雪が降らなかったので勝ったと。2年目にも同じラリーで二連勝し、大学を出て技師として就職したものの、車が忘れられなくて戻ってきたのだそうです。余談ですが、当時の20代前半の清水さんの写真は、色白でスラリとしたイケメンの青年で、一瞬「この男の人は誰?」と思ってしまいました。ワイルドな今の雰囲気とは違うので、ちょっとびっくりしました。(清水さん、笑って許してくださいね)

エコカーの定義についてもお話しされましたが、燃費消費だけでいくと小さい車だけになってしまうし、排ガスの問題もある。レースも実はエコを意識しているという話に。続きは後でまた書きますね。少々お待ちを~♪
Posted at 2011/01/20 18:12:53 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2011年01月08日 イイね!

テスラロードスター

テスラロードスター遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。早いもので年が明けてもう8日なんですね。皆さん、お正月気分も抜けてお仕事がんばっていますか?

さて、きょうは南青山に昨年11月にオープンしたテスラモーターズのショールームに行ってきました。アジアでははじめてのショールームだそうです。あ、かねてから一目見たいと思っていたロードスタースポーツ2.5が1階に!胸が高鳴ります。ドキドキ。テスラロードスターのことは皆さんはよくご存じだと思うので、写真でどうぞ♪



航続距離394キロ、静止状態から時速100キロまで3.7秒で加速、排気ガスゼロ。

 

なにもかもカッコイイ。

 

 

充電は家庭用の100ボルトの電源でOK。一回のフル充電にかかる電気代は約600円とのこと。



青山界隈をスタッフの方に運転していただき、試乗もさせていただきました。シートは深く、かためで乗り心地もとてもいいです。オープンカーでも、足元のヒーターと構造的にも寒さを防御するようになっているのか、思っていたよりも寒く感じませんでした。

走りといったら、これがすごいったら・・・・、もう!!静止状態から時速100キロまで3.7秒で加速できるってこんなに速いんですか。「え、え、え、えっ」と言葉を失うほどに、ただただびっくりしてしまいました。助手席で私があんまり驚いていたからなのか、途中、何度か加速してくださったのですが、そのたびにピューーーーーーーーンと飛んでいるみたいな気分でした。スゴすぎる体験に降りてからもしばらく興奮状態になってしまいました。私などでもそう思うのですから、運転すること自体が大好きという人にはたまらないクルマなのではないでしょうか。 帰りには試乗した人にプレゼントとのことで、ミニカーをいただきました。



とってもうれしいです♪今夜はなかなか寝付けないかも・・・。
Posted at 2011/01/08 22:16:35 | コメント(15) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2010年08月16日 イイね!

車のショールーム

こんばんは。きょうは各地で猛暑だったようですね。日中のあまりの気温の高さにはクラクラしました。3日間の夏休みのうちに自動車のショールームをのぞきたいなぁと思っていたのですが、一昨日、昨日のんびり過ごしエネルギーもチャージできたので、きょうこそ!最初はどこにしようかと調べたら、あいにく夏季休業や定休日のところも。でも、三菱自動車のショールームはばっちり営業中でしたので、さっそく行ってきました。

実は、数年前に車を手放して、今はマイカーは所有していません。当時車を手放した理由はいくつかあります。週に4、5日乗っていた頃もあったのですが、仕事の都合で週末ドライバーになり、乗る頻度が減ってくるとメンテナンスコストがずいぶん高いなぁと思うようになったこと。(いざとなれば親の車もあるし。)また、これはイデオロギーのようなものかもしれませんが、都市生活者は公共交通機関があればマイカーは必要なしという、環境活動の標語に感化されたということもありました。

どうしても車がないと生活できない地域に暮らしているわけではないので、ある日を境にスパッと車を持たない生活に切り替えたのでした。それで、現実にそう不便さや問題があったわけでもありません。でも、エコカーという言葉が巷をにぎわすようになった頃からでしょうか。私の意識の中でも少しずつ変化が出てきました。いいなぁ、プリウス!EVもかわいい!テレビや雑誌のコマーシャルやエコカーに関する報道ががとても気になるようになりました。

また最近、マイカー(?)の自転車に乗っているところを突然のゲリラ豪雨に襲われて、ずぶ濡れになったことが何度かあったり・・・・。自然の成り行きで、そろそろ車のある生活に戻りたいなぁと思うようになりました。車があれば足として便利だからという理由だけではなく、ちょっと遠出をしたり車があるとやっぱり楽しいにちがいないですものね!みんカラの皆さんのブログを読ませていただいて、カーライフが楽しいことをもう一度気づかせてもらったこともあります。

ただ、正直なところ、今どうしても必要に迫られているというわけでもないし、9月末のエコカー補助金〆切に間に合わせて購入することも考えていません。なので、今回はゆっくり各自動車メーカーのショールームをのぞきながら、時間をかけて選びたいなぁと思っています。1年後、2年後でもいい、それくらいのスタンスです。その間、皆さんのブログやアドバイスなどもいろいろ参考にさせていただきま~す。

さて、前置きが長くなりましたが、三菱自動車のショールームは本社の1階で、三田駅からすぐの便利のいいところにありました。



屋外には、ランサーエボルーションXとコルト、アウトランダーが展示されていました。ランサーエボルーションXは、がっちりした車ですね。高速で走っている姿がかっこよさそう。コルトのミントグリーンはCute♡



後ろに回ったら、あ、燃費もいいんですね。やっぱり買うならば環境配慮の高い車がいいです。



さっそくショールームの中に入ってみました。目の前に飛び込んできたのは、i-MiEV。その他にも店内には、数台の車が展示されていたので、ゆっくり一台ずつ見て回りました。コンパニオンの女性が、「どうぞご自由にドアを開けて、運転席にもお座りください。」とにこやかに声をかけてくれたので、運転席にも座ってみました。

わー、i-MiEVは見た目よりもずっとスペースも広くて座った感じも快適なんですね。インテリアもすっきりまとまっています。電気充電スタンドのインフラが整備されていれば、個人でも買いたくなりますね。コルトの運転席にも座ってみましたが、コンパクトな車なのに、思いがけずスペースにゆとりがありインテリアもいい感じ。後ろのトランクがもう少し広ければもっといいかな。キャンピングカーも展示されていましたが、水場もあって、シートを倒すとゆっくり眠れる仕様になっていて、こんな車で旅したら楽しそう。

ショールームの右隣にスタバがあったので、現物を前に車のカタログのページをめくって、ふむふむ・・・。



三菱自動車もエコカー補助金とエコカー減税の対象車がいろいろあるんですね。i-MiEVは、所得税、重量税が免税なんだぁ。車を買うと、税金がねぇ。エコカー減税の対象期間を過ぎてしまうと損した気分になるかなぁ。ブツブツ・・・。でも、ま、仕方ないけど。

あー、なんだか現物とカタログを前にワクワクしてきました。ノベルティも販売されていたので、お土産にi-MiEVの1/64 Die Cast Modelを買いました。部屋に飾って、これから少しずつ気分を盛り上げていきたいと思います♪



明日から仕事再開!皆さんも夏バテには気をつけて、元気にお過ごしくださいね。
Posted at 2010/08/16 20:25:57 | コメント(16) | トラックバック(1) | クルマ | 日記
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こんにちは。松本真由美です。 エコやエネルギー問題についてのさまざまなこと、大学での雑感、プライベートの出来事、ご紹介したい人、講演やイベントについてなど...
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