こんにちは。さっそくですが、お礼の言葉から。森林資源や生物多様性について情報交換させていただいている企業の方からステキなポスターが送られてきました。日本の県の花、木、鳥の3種類のポスターです。花や木、鳥の生息域や適生地がぱっと一目でわかります。どこに貼るかは研究室の同僚とも相談中です。ありがとうございました!
このブログでもちょくちょく綴っていた東京大学駒場博物館の夏展示企画「自然エネルギーの世界~未来を拓くテクノロジー」展もいよいよ20日(月・祝)に閉幕します。7月19日の開幕から二カ月。この夏はこの展示企画の一連のイベントでてんてこ舞いでしたが、あと3日で終わり。来館者数も5000人を超えました。昨日は展示企画にご協力いただいた企業や団体の方々をお招きして、夕方に報告会を行いました。最後なので、写真多めで綴ります。よろしければ、おつきあいを♪
新環境エネルギー科学創成特別部門を統括する瀬川先生から、博物館ロビーでごあいさつ。
「自然エネルギーの世界」へようこそ。エントランスでは展示会のイメージビデオでお出迎え。
最初のゾーンは、日本と世界のエネルギーの基礎知識や歴史について。
石炭や石油など化石燃料を展示しています。
太陽光のゾーン。シリコン系、化合物系、有機物系等、すべての種類の太陽電池セルがそろっています。世界最高効率のセルや次世代型で開発中の量子ドット太陽電池などもさりげなく陳列されています。
瀬川研とシャープで研究開発している色素増感太陽電池もあります。
色素増感太陽電池で、機関車トーマスを動かしています。後ろに見えるのは、地(地熱)のゾーン。地中熱ヒートポンプなどを展示しています。
光のゾーンを中心となって担当した藤沢先生。お疲れ様でした!
水(水力)のゾーンでは、小水力発電元気くんのパネルや波力発電の現物の装置、そして下のクロスフロー水車模型などを置いています。ボタンでゴゴゴーと動き、水力発電の仕組みがわかって人気です。
バイオマスのゾーンの担当の山本先生。お疲れ様でした! バイオマスの焼き芋クッカーやバイオガスバイクなどの展示も人気でした。
風(風力)のゾーンの担当は飯田先生。報告会で風車の展示の説明中。お疲れ様です!
風車は実物の翼から模型までさまざまな種類のものを展示、解説しています。
飯田先生が開発した小型風車「エアドルフィン」も。
お子さんを対象に開催した太陽電池と風車の夏休み実験講座の教材も展示しています。 修了証はお子さんたちがとても喜びました。
お天気キャスターの森田正光さんをはじめ、会期中の毎週土曜日に開催したギャラリートークのゲストの方のサイン入りポスターも展示しています。
数名の特別部門のメンバーと博物館スタッフとともに手作りで作った展示企画でした。この夏の思い出がぎっしりつまっています。撤収もまもなく。名残惜しい気持です。このみんカラのブログで見て、展示に足を運んでくださった方もいました。改めて感謝です。ありがとうございました。
さて、私は明日19日(日)から21日(火)までの3日間APEC関連の国際会議に缶詰めになります。総合司会をつとめる予定ですが、先ほど台本が届き、ざっと目を通したところです。かなりボリュームがあるので、きょうはこの準備にあてたいと思います。では、皆さん、ステキな三連休をお過ごしください♪
Posted at 2010/09/18 16:13:37 | |
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