やまねこ♪のブログ一覧

みんカラのブログだから､クルマに関係のないことはなるべく書かないようにしてきたが､しかし今度ばかりは看過できない事態のような気がするので､コッチにも書いてみることにします



一昨日､尖閣諸島の北50～60kmの場所に､中国の情報収集機など2機が飛来したというﾆｭｰｽがあった

昨日は､この件に関して､｢領空外を飛行したのだし実害がなかったから抗議しない｣と官房長官が発言したというﾆｭｰｽを伝えていた

てことは､この国の領空外は､外国の軍用機が自由に飛行していいということらしい

もちろん､民間機の場合､管制のための通報をして､管制(高度やコースの指示)に従うことを前提としていれば､基本的には領空といえども飛行しても問題はないことになっている

しかし､軍用機というのは､通過することが目的ではないはずで､だからこそ｢防空識別圏｣というゾーンを設定し､その意図を推し量ると共に､適切に対処するためのスクランブルという行動で国土の安全を担保する

尖閣は､中国も領有権を主張しているのだから､中国としては当然にそれを根拠に無通報で飛んできたわけだが､それはどう考えても尖閣諸島の領有権を根拠に実効支配している日本に対するけん制であり､挑発でもあることは､去年の漁船衝突騒動以来､多くの国民が知り､また､感じているところだろう

なのに､｢実害がなかったから抗議しない｣と表明してしまった

ということは､北朝鮮の軍用機が､敦賀湾の原発近くを無通報で飛行しても､領空外ならば文句は言わないということになる

領空って､領土からわずか22km
キャリイ君でも20分
新幹線なら4分半
旅客機なら1分半
戦闘機ならわずか30秒で到達する距離

｢ヤバィ｣と思った時に､ナニかできるのか？

どぉなってるんだ？　この国の政府首脳の脳みそは？？

国土と国民を守る気がナィということか？

そういう輩を｢売国奴｣と呼ぶけれど･･･
なんだかこのままでは｢国を売る｣のではなく､｢国をタダで渡す」ことになるような気がするので・・・
｢譲国奴」とでも言えばいいのだろうか