2016年11月26日
いよいよ、証人尋問の日です
裁判所につくと、相手の運転手と遭遇、そしたらこの運転手、事故の後、退社したらしい、それで今日、呼び出されたそうで、もう俺は関係ないとしきりに言ってました、もちろん被告席と言うことで少々ビビってるのか?相手弁護士も来ていまして、なんか説得してたようですが、ずいぶん言いくるめられてるような・・・!?
と言うことで、午後1時から裁判開始です
その冒頭、裁判官が、先に示した裁判所としての和解案の件、どうですか?と言うことからです
こちらサイドは『原告は裁判所の和解案、承諾致します』
被告側の弁護士の答え「まだ確認したい事がありますので本日の事情聴取後に返答したい』
なに!!そらないだろう??
ここでこちらの弁護士jから『裁判長、示談、和解の性格上、今の時点での判断であり、これから審議したうえでと言うのは、原理原則に反します、被告側は速やかに是か非かを返答するのが当然かと』
裁判長『いまの原告側に異議申し立て、もっともです、現時点での判断でお願いします。審議続行か、示談に応ずるかです、被告側代理人返答は』
被告側『ちょっとお待ちください』とぼそぼそと相談始める
えぇ~そりゃないでしょ、せこいやつらだなここで示談は面白くなくなった、拒否してよ!!、
と内心思っていたんですよ
そしたら被告側『お待たせしました、それじゃ、審理続行でお願いします』
裁判官『そうですか、被告代理人、和解案拒否ですね、それでいいですね、判決になりますが、これ以上有利な判決は出ない可能性ありますよ!?』と、
へぇ~そういうもんなんだ、そこまで言うんだ、と言うことは裁判所としては一応被告の顔立てたと言うことなのか!?、今日次第ではもっと有利になる可能性あるんだとひそかにファイトファイトと・・・
こちらの弁護士も目配せして小声で、『いいですねぇ~これで裁判所の心象はこっちに有利ですよ』と・・・
で、まずは私が先に証言することに、よおしと思いなんか興奮すると言うか、ドキドキでアドレナリンが、まるで、DES-TAIのスタート前の気分(^^ゞ
証言台に立つと、何か聖書みたいなもの持たされて、『わたしは真実のみを語り・・・』と宣誓させられて、いよいよ尋問開始です
まずはこちらの弁護士さんから
『○○さんは、あの道はほぼ毎日通ってると聞きましたが?』
『はい、通勤路ですので20年以上通っています』
『そうですか、それで今回のような危ない目とか事故を見たとか
はありませんか』
『事故には何度か遭遇していますが、今回のような事故は
見た覚えがありません』
『と言うと??』
『通常、直進車と交差道路から出てきた車とか、私が見る限り、
お互い注意不足による事故がほとんどです』
『と言うことは今回の事故の原因は何だと思いますか』
『私の右折方法にはなんの違法行為もないのに、相手方が
確認せず、また停止状態から反対方向向いたままハンドルを
切って発進したことによるものだと思います』
『と言うことは回避できる状態ではなかった』
『そうです、相手は私が曲がりはじめる時停止状態でした、
当然こちらを確認してると思いました、また接触部分は私の
車の後方、これはドライバーの視線の届かない後ろです』
そうですか、要するに不意打ちを食わされたということですね、
解りました』
とまぁ~こんな風でした
そして今度は相手方弁護士の番
『今回はご迷惑をおかけしました、一つ伺いたいのですが、
なぜあんな大回りをしたんですか?』
『あの交差点の状況から、あれは大回りではなく右折離合し
て狭い道路の入るためのハンドル操作です』
『道交法では交差点の中心点から外を回ってはいけないと
有りますが、どうでしょう??』
『その点について、管轄の警察所にて確認しました、まずその
規定はある程度大きな道路が交差してる場合の事で
事故現場のような形態の道路幅の異なる交差点においては
中心点は設置不能、お互い安全な軌道を持って離合すれ
ばよいだそうですよ、また右折おお回り、左折小回りは当然
だそうです』
『ハイわかりました、ところでタクシーが近付いているのはご存じ
だった、なぜ先にやろうとしなかったのですか』
『私は優先道路上、しかも先に交差点に進入しています、
当然優先権はこちらにあります、対向側のタクシーは
安全かつ速やかに一時停止して優先車両の走行をさまたげ
てはならないと言うのがあったはずですが』
なるほど、しかしその後警察に届けに行かれたそうですが、
事故状況の説明は?』
『一応しましたよ!!』
そうですかそれじゃ○○さんの説明聞いたら、警官もうちの
運転手に相当説教したんじゃないですか?』
『そうしてほしい気もしますがね、それやったら警察の民事
不介入の原則破りですよね!!弁護士さんそのていど
ごぞんじじゃ??』
裁判官『証人は聞かれた事のみに答えてくださいね』
相手弁護士『そうですね、失礼しました最後にもう一つ、
ヘッドライトは点けていましたか?』
『もちろん事故当時もう暗かったし私のオートライトだから
勝手に点いてました、ウィンカーも光らせて直進車の通り
過ぎるの待ってました』
『タクシーのライトは確認しましたか、』
『ハイついていました、ですから交差点に近づきつつあるのも
把握していました。でもウィンカーは確認していません、
また私が動き出した時タクシーは停止していました、その
時点でこのタクシーまっすぐ行くんだなと思いましたからね』
『何でそう思ったんですか』
『右折指示のウィンカー出てませんでした!!それにこの時間
右折するタクシーはいません』
『何でそう言えるんですか』
橋わたった先の3号線はこの時間大渋滞です、当時もナビで
みたらそういう状況でしたし、また3号線に出たら左折しかで
きない道なんですよ、だから逆にこの側道はタクシーの抜け
道、直進か左折しか見たことないですね、熊本市内のタク
シーならですが』
『じゃタクシーが曲がるのは予測してなかったんですね』
『そうです、でもそれと見らずに曲がると言うのは別問題
あの状況なら私がたとえ直進で入って来てても同じ結果に
なってますよ、とにかく進行方向見ないでハンドル切ってた
んだから・・・』
『そうですか、なぜ直後に止まったんですか、そのまま進まな
かったんですか』
『タクシーの停車位置が若干中央寄りで、この先が狭くなって
るので安全の為タクシーが前方に移動してから行くためです、
もちろん熊本市内のタクシーならそういうことも経験上少し左に
寄って止まるくらいはしたでしょけどね、市内の道も知らない
タクシーじゃ、そしたら突然ゴツンと私の後ろで衝撃がきたと
言うことですよ』
『要するにあなたは相手の進行方向を予期していなかった』
『はい、タクシーが予期できる行動をとっていなかったので、
ウィンカーも・・・でもそれは事故の一因にはならないと
おもってますが、どう考えても見らずに発進すれば結果
どうなるか!?私の車でよかったんじゃないですか??
自転車とか人だったら人身事故ですよ、見らずにハンド
切るなんてありえないと思いますが、それにたとえ道を
知らなくても免許所持ってたら運転できますからね
こちらはどこのどう言う人が運転してるなんて知る余地も
ありません、お互い道交法を順守すれば事故は無いのです』
『ま、それはまた別の次元ですのでのちほど、これで
尋問終わります』
と言うようなとで私の尋問は終わり、どうも話足りないまだあれもこれも言いたかったと言う
感じでした
さて次回は相手方の当事者、運転手の尋問です(^_-)-☆
Posted at 2016/11/26 14:37:57 | |
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