TRIO カセットデッキ　KX-880SR

お盆休みも明けて今日からいつもの生活に戻りました。休み前の仕事を忘れてしまっていて、思い出すのに半日かかっている、管理人です（＾－＾）ヾ

先日「カセットテープが再びブームの兆し」とのニュースをテレビでやっていました。
ちょうどその頃我が家のカセットデッキGX-93を修理していたのですが、本当にブーム再燃だったら、まだカセットテープの在庫も多少あることですし、往年の80年代カセットデッキを今のうちに確保しておいて、修理して後々大事に使おうと、またまたふといつもの近所のリサイクルショップに立ち寄ってみると、ありました。一応「再生OK」と書いてあるし、ライバルのオジサマ方が結構な勢いで品定めをしていらっしゃいましたので、即確保いたしました。

トリオのカセットデッキ、KX-880SR、1983年製。特長なさそうなエントリーモデルです。エントリーモデルといっても当時は定価で69800円もしたようです。今回は超激安で入手しましたが・・・

早速、玄関で拭き掃除をした後、2階でチェック。再生／録音ともにOKでしたが、巻き戻し側だけベルトがダメになっているようで、最後あと1歩のところでベルトが滑り、巻き取れませんでした。そのほかはあまり使っていなかったようで、ヘッドやキャプスタンローラーも減っておらず、程度良好でした。
サイレントメカ採用らしいですが、再生ヘッドが上がる時はガッチャンコと音がして結構うるさいです・・・

肝心の音のほうは、エントリー機ながら中低音に厚みがあり、しかも歯切れが良くパンチの効いたサウンドを聴かせてくれます。全域に渡っておとなしめのAKAI機と比べると元気が良く、TRIO機のほうが一見良く聞こえるくらいです。さすがに高音域の伸びやホールの臨場感等は敵いませんが・・・

巻き戻し側のベルト交換と、テープ送り速度が若干遅く再調整する必要があります。
修理内容は整備手帳にいずれ掲載予定です（＾－＾）

とりあえず、巻き戻しができるように修理しました。詳細は七号実験車の整備手帳にて（＾－＾）ｂ

アイドラーゴム交換に加えて、テープスピード調整も実施しました。詳細は七号実験車の整備手帳にて（＾－＾）ｂ