Victor TD-V731をメンテナンスしました

ちょうど1年前くらいに入手して程度良だったため、掃除以外は何も手をつけていなかった、ビクターのカセットデッキTD-V731ですが、ここのところ、ネット師匠の方々の間ではお決まりのこの機種特有の持病である、「再生時にFLディスプレイからキーキーノイズが混入する」が発生してしまいました。

この症状は、FLディスプレイ表示をオフすると消えることから、ディスプレイ基板系統の不良と推定されますが、なにやらネット師匠の方々のページを見ると、応急処置としてメカからシャシーへアースを落としているではありませんか！ということは、配線もしくは基板のGNDの接触不良？？

入手時には問題なかったので、多分軽度の接触不良です。ディスプレイからの配線をたどってみると、コントロール基板とメカ基板への配線がコネクタで来ています。なのでコネクタをちょっとだけグリグリ。接触不良はメカ基板側のコネクタで、これだけで直りました。

それにしてもメカのフレームの錆がすごいですね・・・（>o<)


ビクターのカセットデッキはナチュラルなサウンドで聴いていて爽やかです。レベルメーターが大きくきれいで反応もよく、ピークホールド値が数字で表示されてかっこいいです。とてもいいデッキだと思います（＾－＾）ｂ