• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

洗車らぼ。のブログ一覧

2022年09月03日 イイね!

カセットウォークマン WM-EX677修理

カセットウォークマン WM-EX677修理ドライブに出かけるのもオーディオを聴くのも躊躇するほど今年の夏は(今年も?)暑かったですね。ジャンクオーディオ修理などまったくやる気が出ませんでしたが、最近涼しくなってきたので、何か修理するジャンクはないかと物色していたところ、昔使っていたカセットテープウォークマンを我が家から発見しました。

1998年発売のカセットテープウォークマン、WM-EX677です。エントリーモデルかつ最終モデルに近いので簡素化されたデザインになっていますが、ケースはアルミ合金製、ファンクションボタンに集約されたインタフェース、リモコン/ボリューム付きイヤホン、ガム電池+単三電池ホルダーのバッテリー等、フル装備でした。
購入したのは2000~2001年頃で、価格は1万円くらいだったような気がします。当時、海外出張に行くことになり、英会話の勉強をこれでやっていました。


我が家から発掘されたウォークマン。奇跡的に付属品がすべて揃っていた。この頃はまだ Made in JAPAN

付属のガム電池は中身が吹いて死んでいましたが、単三電池ホルダーがあるので、これで電源投入してみると、ピッと動作音は鳴るものの、まったく回転しません。耳をつけてみるとモーターは動いているようなので、ベルトの断線と推定し、さっそくネットで部品を手配、修理開始しました。

ガム電池ホルダーのふたを取り、スイッチ側ケースのねじ5本を外して開封。案の定、ベルトは切れていました。ネットの師匠の方々の情報だと、ベルトが太いと回らないとのことだったので、純正の0.6mmよりわずかに細い、0.5mm×Φ65mmを使いました。モーター側に近い位置は、単三電池ホルダーのマイナス端子がブリッジしており、途中に脚もあるため、ベルトをかけるにははんだを取って外さないといけません。周りの部品が小さいのと、プラスチック部品が隣接しているので、気を付けて作業しました。


WM-EX677の基板。ベルトを通すには左上側に見えるL型の単三電池ホルダーのマイナス端子プレートの基板GND部分のはんだを溶かして外さないといけない


ベルトは切れていた。ネットから代替品(0.5mm×Φ65mm)を購入


新品のベルトに交換。画像はマイナス端子プレートを外した状態

元に戻して動作確認、無事に再生できました。細かいので難易度が高いと思われがちですが、90年代後半の製品にもなると耐久性が高いので経年劣化も少なく、寸法精度が良いので分解/組立は80年代ジャンクオーディオよりも簡単でした。部品は既に表面実装で結構小さいですが、このくらいならまだ手作業でも行けるレベルかも。ちなみにガム電池は今でも大陸製が入手可能です。


無事に再生できた。マドンナもあゆも良い音で鳴っている

今回も楽しい修理でした(^-^)♪
Posted at 2022/09/03 12:01:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウォークマン | 日記

プロフィール

「話題のHi-UnitイヤホンHSE-A1000 http://cvw.jp/b/777810/48300699/
何シテル?   03/08 21:29
洗車研究所。みんカラ支店を開設しましたです。 支店向けの情報をぼちぼちと公開していく予定でしたが、 途中からジャンクオーディオ修理がメインとなってし...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/9 >>

    12 3
45678910
11121314151617
18 192021222324
252627282930 

愛車一覧

日産 スカイライン 三七式実験車 (日産 スカイライン)
実験車を入れ替えました。 三七式実験車と命名しました。 キレイを長持ちさせるべく、洗車研 ...
ホンダ Live Dio ZX (ライブディオZX) 六号実験車 (ホンダ Live Dio ZX (ライブディオZX))
六号実験車のLive-DIO ZX 94年式です。 物持ちが良いほうなので、まだ現役で ...
日産 スカイライン 七号実験車 (日産 スカイライン)
当研究所に新たな実験車が仲間入りです。 七号実験車(V36 250GT TypeS)で ...
日産 シルビア 壱号実験車 (日産 シルビア)
洗車研究所。の壱号実験車です。かれこれもう11年間、洗車の実験台となっております。 ⇒ ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation