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洗車らぼ。のブログ一覧

2015年09月26日 イイね!

GX-F71を修理しました(その2)

GX-F71を修理しました(その2)すっかり気温が涼しくなりました。
今年の夏は暑すぎて何もやる気がおきなかった管理人@洗車研究所。ですが、涼しくなったせいか、急にジャンクオーディオ修理熱が再燃しています(^-^;)

さて、前回のメカ修理編でメカが動くようになって見事復活した最強ジャンクのGX-F71でしたが、この機種は回路がほぼディスクリートで組まれていて、調整箇所がたくさんあり面倒なため電気系の調整を怠っていたのですが、そのためレベルメーターが適当な値を示したり、DolbyNRをオンすると音がこもったりで、イマイチ使えませんでした。。。

しかしせっかくもらった希少なアカイのカセットデッキなので、何とか往年のサウンドも復活させようと某所から入手したサービスマニュアルや回路図とにらめっこして調整を試みました。

調整の結果、音がこもったり、レベルメーターが適当な値を示すのは、基板上のほぼすべての半固定抵抗(マイナスドライバー等で回して微妙な抵抗値を変える小さいボリュームみたいな部品)が経年劣化でだめになっていて、抵抗値が大幅に違ってきていることが原因でした。かろうじて生きていたのはテープスピード調整のVRとドルビーCエンコーダーのVRの2種類だけでした。。。

というわけで、ある程度のところまでは調整できましたが、VRを交換しないことには往年のアカイサウンド復活は望めないようです。。。(>△<)

詳細は七号実験車の整備手帳にて。
Posted at 2015/09/26 21:23:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | カセットデッキ | 日記
2015年09月22日 イイね!

PLL回路の原理(TEAC V-7010修理準備)

PLL回路の原理(TEAC V-7010修理準備)先週のTC-K555ESX捕獲時に、実はもう1台捕獲してきました。
TEACのカセットデッキ、V-7010です。この機体は「再生すると高速回転します」とのことでした。
555ESXを捕獲したので、V-7010も捕獲するかどうか迷いましたが、目立った傷はほとんどなく、ふたを開けられた形跡もなかったので、腕試し(運試し?)も兼ねて捕獲に踏み切りました!

自宅に運び込み、いつもの拭き掃除後動作確認すると、表示のとおり高速回転しておりました。多分5倍速くらい・・・秒表示のカウンターがものすごいスピードで進んでいきます。キャプスタンモーターのうなり音も聞こえてきます・・・この症状からしてTEAC V-7xxx/8xxxシリーズ定番のPLL回路故障だと思いますが、しかし5倍速再生とは。。。

PLL回路、正式にはPhase Locked Loopと言いますが、すなわちクオーツロック回路のことです。クオーツロック回路自体はそんなに珍しいものではなく、オーディオではFMチューナーの受信などはだいたいPLLを使っています。レコードプレーヤーの回転数合わせもPLLが多いです。

ところが、管理人はクオーツロック回路の修理は経験がなく、しかもTEAC機自体の修理も今回初めてです。なので、まずはクオーツロックの原理について勉強してみました。

原理は、水晶発振子からの基準信号とモータドライバへの出力を位相比較器へフィードバックし比較(AND演算)を行ったのち、ローパスフィルタで高周波ノイズカットして、DC(直流)電圧をモータドライバへ再度出力する、という動作を繰り返すことで一定電圧がモータドライバへ供給され、最終的にはキャプスタンモータが一定回転(=ロックされる)という原理です。レコードプレーヤーなど回転数を変化させる場合は、フィードバック部分に分周器を入れて可変させることで電圧を変える、すなわちモーターの回転数を変えるということを行っています。

???(・_・)???

一体何のこっちゃ??ですが、イメージ図を描きましたので電気信号の流れだけでも追ってみてくださいq(^-^;)



というわけで、原理はこんな感じですが、果たして実際の基板はどんな構成になってるんでしょうか?ネット検索した限りでは、巨大なICチップになっていた気がしますが。。。

直せそうな確率50%です・・・本日はここまでです(*^-^*)
Posted at 2015/09/22 22:29:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | カセットデッキ | 日記
2015年09月19日 イイね!

TC-K555ESXを捕獲しました

TC-K555ESXを捕獲しましたここ最近は、近所のリサイクルショップには修理可能な?ジャンクオーディオがほとんどなくなりました。たとえあったとしてもネットオークションの影響か結構な価格付けになっていて、簡単には手が出せなくなりました。

そんな中、普段はほとんど行かない方面のリサイクルショップにダメ元で行ってみたところ、ソニーのカセットデッキTC-K555ESXがおいてありました。天板は傷が多く、側面も例のごとく横倒し陳列の擦り傷多数で程度はあまり良くなかったのですが、前面は比較的きれいで、ふたを開けられた形跡もなく、価格も最近の相場として許せる範囲で、そしてソニーのジャンク機としては珍しく「再生OK」の札が付いていたため、この機体は修理可能、との判断を下し、捕獲することにしました(^-^;)

TC-K555ESXは1986年製、当時105,000円。当時流行ったセンターメカレイアウトをソニーで最初に採用した機種です。テープモニタースイッチがボタンでなくトグル式(レバー式)だったり、左右独立ボリュームや左右独立バイアス/レベル・キャリブレーション、さらに録音イコライザー特性をLOW/Normal/Highの3段階に切り換えできるなど、マニアックな機能が満載でした。
その一方で、他社は電動開閉式カセットトレイやモーター駆動によるサイレントメカを採用する中、ガバッと開く手動式トレイで、ガッチャンコと音がして再生するソレノイド式メカという、見かけよりちょっと古臭い感じがするモデルです。

早速掃除をして試運転。最初はGX-F71に飲み込まれていた斉藤由貴のテープでチェック。次にTC-4250SDで録音したダイソー100均テープを使ってチェック。1発目はもたつきましたが、その後は意外とあっさり通常再生できました。録音も問題ありませんでした。ラッキーです\(^-^)/

音質のほうは、いかにもソニーサウンド、という感じで、猛烈なドンシャリです・・・これでもかっ!というくらい低音の音圧がすごいです!高音側も手抜ぬかりなく耳に刺さりそうなくらいのレベルです!聴感上のダイナミックレンジは間違いなくCD超えでしょう。。。

というわけで、ゆっくりメンテナンスしていきます(^-^)b
Posted at 2015/09/19 22:22:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | カセットデッキ | 日記

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