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洗車らぼ。のブログ一覧

2016年09月27日 イイね!

ACROTEC 6N-S1030 スピーカーケーブル

ACROTEC 6N-S1030 スピーカーケーブル実家の押し入れから発掘してきたスピーカーケーブルです。

ACROTEC 6N-S1030は、80年代バブル期に高級オーディオケーブル市場に参入したACROTEC社(現ACROLINK社)から発売された、いわゆる6N純銅線(99.9999%の純銅)を用いた、エントリークラスのスピーカーケーブルです。4メートル×2本で1~2万円ちょっとくらいだったような気がしますが、それでも数百円~千円程度の一般のケーブルと比べるととんでもなく高価なもので、ACROTECを所有しているだけで悦に浸れる代物でした(^-^;)

ACROTECと言えば、バブル期当時、アクセサリ類にはまだあまりこだわりのある製品が登場していなかったところに、6N電線ブームに火を付けたブランドです。この後、LC-OFC(日立電線)だの、PCOCC(古河電線)だの、高純度に加えて単結晶粒界度といって、銅の単結晶が1メートルに1個などという、もはやオーディオの領域を遥かに超えたアクセサリ類が登場していくのでした・・・

さて、この6N-S1030は平行フィーダー線のようで平べったく、一見するとスピーカーケーブルとして使いやすいように思えますが、芯線が単線でかなり硬く、曲げるのに一苦労です。芯線の太さは1㎜ちょっとあり、撚り線のようにしなやかでないので、スピーカーやアンプの端子に挿してねじ込んでもしっかりと固定できません(>o<) これは”かしめ”か何かで端末処理しないとダメです。。。

さらに線の先が錆びて、6N銅線が古い10円玉のような色になっています。これではせっかくの性能も発揮できません。仕方がないのでサンドペーパーで磨きます。。。(- -;)


で、肝心の音質なのですが、SANSUI AU-D707X DECADEとDIATONE DS-1000HRに接続して聞いてみたところ、材質の見た目どおり明るく硬質な音が出てきました。高域寄りのバランスになるのか、低域は相対的に控え目になるようです。しかし良い方向への変化なので、あとは好み次第、でしょうか。。。ちなみに管理人は、オーディオテクニカのPCOCC4芯ケーブルをメインシステムで、激安160円/mスピーカーケーブル(被覆が透明なヤツ)をAVシステム他、スピーカー修理等に使っています。

通常は、どんな線をつないでもほとんど音質の変化はないと思っているのですが、この6N-S1030は気持ち変わったような気がします。ただし、オーディオアクセサリの世界は闇が深いので、読者のみなさんには、ぜひ気を付けていただきたいと思います d(^o^;)
Posted at 2016/09/27 23:01:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオアクセサリ | 日記
2016年08月27日 イイね!

Infinity Reference ONE エッジ修理

Infinity Reference ONE エッジ修理1年くらい前に、某リサイクルショップがリニューアルオープンしたときに捕獲した、Infinityのコンパクトスピーカー、Reference ONEです。クローゼットの中にしまったまま放置しておいたら、当時はまだ形状を保っていたウレタンエッジがパリパリに乾燥し朽ち果ててしまったので、エッジ張替え修理を実行しました。

Refenrence ONEはウーハーに16cmIMGコーン、ツイーターに1.9cmポリセルドームを採用したブックシェルフ型スピーカーで、Referenceシリーズ中最もコンパクトなモデルでした。IMGとはInjection Molded Graphiteの略で、ポリエチレン樹脂にカーボンファイバーを混ぜて金型成型したもので、上位機種のKappaシリーズも含め、当時のInfinity製品のセールスポイントのひとつでした。
また、ポリセルドームも、Kappaシリーズに搭載されていた透明なポリセルドーム表面に発泡ポリエチレンを蒸着させることで、内部損失と不要輻射特性を改善させていました。

当研究所。には、Reference 10 があるので、比較してみると、ONEは奥行が4cm程度浅く、スピーカー端子がバネ式となっているほかは、ほぼ同じでした。

今回は久々のエッジ作成・張替なのでうまくできるか不安でしたが、思いのほか上出来でした(^-^)
左がReference ONE、右が3年前にエッジ修理初挑戦したReference 10 ですが、比べてみると当時はかなり下手です・・・リングも白くて程度悪だったんですね。。。(u_u)

肝心の音質のほうは、ヴァネッサ・ウィリアムズのベスト盤CDでチェック。
奥行きが浅い分だけ?若干低音の量感が10と比べると少ない感じもしますが、その分引き締まった音と言えます。
しかしながらユニットはまったく同じなので音質はまったく同じ、ボーカル帯はセンターで鳴らしながら、「サ行」が強めな高音域でキラキラ、ベースギター帯の低音は共振しても構わずゴリゴリ鳴らすアメリカンスタイルは健在です。ジャズかUS-POPに最適です。
小さいスピーカーなので、ニアフィールドだと良く聴こえますが、音質的にはもしかしたらホームシアターにも合うかもしれません。

今回も楽しい修理でした\(^o^)/
Posted at 2016/08/27 22:19:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | スピーカー | 日記
2016年08月15日 イイね!

TA-DA5700ES再セットアップ

TA-DA5700ES再セットアップお盆休みなので、いつもはなかなかできない、オーディオルームのセッティングをしてみました。
今回は定位置に設置されているものの、オブジェと化していた、ソニーのAVアンプ・TA-DA5700ESのマイク機能を使って、スピーカー位置まで正確にセッティングを出してみました。

かつて、修理できずに解体、廃棄された我が家の初代プリメインアンプ・KENWOOD KA-1100SDの交代機として導入されたTA-DA5700ESですが、良くも悪くも21世紀的な控えめで上品なサウンドと、機能が付き過ぎていて、電源を入れたあとリモコンのボタンをポチポチ押してからでないと使えない煩わしさから、アンプの座は修理が完了したサンスイのプリメインアンプ・AU-D707X DECADEに奪われ、いつしか5700ESはコンセントからも抜かれ、オブジェと化していました。

しかしながら、CDも含め最近のソースはヘッドフォンでの試聴やハイレゾ機器を意識したものが増えてきて、往年のジャンクオーディオ群では時々荒々しい音を出したりする感じがするので、しっかりセットアップすれば、5700ESも良いところまで行くのでは・・・ということで早速セットアップ開始です。

ソニーのAVアンプだけでなく、他メーカーもスピーカーセットアップは自動です。メニューに従って進めていけば、例えスピーカーが前後左右対称に置かれていなくても、自動的に音量と位相を合わせてくれるようになっています。なんて便利な世の中なんでしょう!\(^-^)/
とは言っても、バラバラに置くわけにはいかないので、メジャーで測りながらほぼ正確に前後左右対称にしてからセットアップしました。

【手順】
 (1)フロントパネルの端子カバーを外して付属のマイクを挿す
 (2)マイクをリスニングポイントにセット。頭の位置にマイクを置くため、今回は脚立の上にセット。
 (3)アンプメニュー「HOME」→「Setting」→「Auto Calibration setup」を選び、あとは指示に従いながら進んでいく。今回はスピーカー接続は「5.0ch」、他はすべて「使用しません」を選んで、測定開始。
スピーカーはフロントにDS-77EX、リヤにDS-57HRV、センターにD-202Aを接続しました。あ、スピーカーは申し訳ありませんがジャンクです・・・/(^-^;)

で、測定結果は・・・字が小さくてよく見えませんが、1cm単位で測定できていました。しかしながら画面の数値と実測値を比較したわけではないので、こんなものですかね?


付属のマイクはこんな感じです。開口部は上を向いてます。


そんなこんなでメジャーで測りながら自動測定の繰り返しを続けたことにより、ほぼ満足できるサウンドになりました。ソニー風な音色付けは個性なので消えませんが、AVアンプとしてはかなりピュアオーディオに近いサウンドが出せる機種だと思います。
なお、音特補正はソニーのスタジオを基準にする「Engineering」モード、DSPは「True Concert Mapping B」にすると我が家のピュアオーディオ群とある程度互角に戦えます。エンヤを聴くとDSP効果でエコーがいつもの5割増しです(^▽^)

本機のノイズの少なさ、フラットで滑らかなサウンド、高音域の伸びは最近の機種らしく。一方、往年のオーディオ機器のような粗削りな部分がなく、それを特長がないと感じてしまうかもしれません。もといAVアンプなので、映画を観て聴いての評価が正しいのですが。。。

しかし、サラウンドはセッティングが大変です、一般の人は大変すぎて諦めてしまうかも。。。
特に、大型スピーカーをセッティングするときは腰を養生するよう、お願いしますm(u_u)m
Posted at 2016/08/15 15:31:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2016年07月25日 イイね!

2台目のA&D GX-Z7100

2台目のA&amp;D GX-Z7100既に待機中のラックに積み上げられていますが…

たまに立ち寄りはしますが一度もGETした験がないリサイクルショップに久々に寄ってみたところ、ジャンクコーナーにビニールシートに包まれたA&Dのカセットデッキ、GX-Z7100が陳列されていました。

ここのお店には時々アカイのデッキが出ます。しかもZ7100ばかり出ます。既に1台修理しているので、今まで複数台スルーしてきたのですが、ビニール越しに見える筐体は程度が良く、ジャンクの症状が「カセットトレイがすぐ開いてしまいます」となっており、しかも最近のジャンク相場からすると、かなりの激安価格だったので、悩んだ挙句、捕獲と相成りました。
ほかにアカイのCDプレーヤー、CD-A30もありましたが、流石にそれは止めておきました。。。

いつもどおり、バスマジックリンで磨いてからメカを分解。不良の原因は定番のキャプスタンアーム固着とアイドラーローラー&モードベルト劣化でした。

キャプスタンアーム固着は1時間おきのCRC-556噴射を数回、アイドラーゴムは手持ちの水道用パッキンで代用、モードベルトはゴム板からコンパスカッターで自作し、サクッと交換。調整は必要なく、往年のサウンドが甦りました。

余談ですが、最近再び、リサイクルショップにかつての高級(ジャンク)オーディオが並ぶようになってきました。一度はジャンクオーディオを購入したものの、直せなくて手放したものなのでしょうか?ただし、価格がもうジャンクでなくなっています・・・(T。T)
Posted at 2016/07/25 22:21:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | カセットデッキ | 日記
2016年05月25日 イイね!

KENWOOD KX-990SR ?

KENWOOD KX-990SR ?今回はマイナーな機種の紹介を。。。
KENWOODのカセットデッキ、KX-990SRです。去年、ソニーのTC-K333ESXと同時に捕獲してきました。

完動品で特に目立った傷もなく良品だったのですが、例のリサイクルショップの赤い札の保証付きコーナーにではなく、白い札のジャンクコーナーに置かれていて、マイナーな機種のせいか、激安価格にも関わらず、誰にも見向きされないオーラが漂っていましたので、ジャンカーを代表し捕獲させていただきました(^-^)

KX-990SRは1984年発売、価格は89,800円で、中堅クラスのカセットデッキとしては若干高めでした。
当時ヒットしたシングルキャプスタン・2ヘッド機のKX-880SRⅡ(69,800円)をオートリバース化したモデルで、外観デザイン等、KX-880SRⅡから受け継いでいます。

発売から32年経過していますが、故障はなく、オートリバース、録音、再生ともにOK、修理するところがなくて残念です・・・

肝心の音質のほうは、パンチの効いた880SRと比べると若干細身のサウンドですが、本機のほうが標準的なのかもしれません。リバース機で問題となる、FWD/REWでの音質差や、他デッキで録音したテープとの相性の問題も発生しておらず、良くできたデッキだと思われます。

そんな無難で良くできたカセットデッキなのですが、カセットテープをオートリバースで長時間聴くユーザーが絶滅状態の現代では、悲しくジャンクオーディオ保管棚で定期的メンテナンスを待つだけの存在となっています。。。

でも、オートリバース機は、少しリッチな気分にさせてくれて、楽しいデッキですねo(^▽^)o
Posted at 2016/05/26 00:14:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | カセットデッキ | 日記

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何シテル?   03/08 21:29
洗車研究所。みんカラ支店を開設しましたです。 支店向けの情報をぼちぼちと公開していく予定でしたが、 途中からジャンクオーディオ修理がメインとなってし...
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