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３年位前に３点セットで貰ったDENONのCDレコーダー、CDR-W1500ですが、３年ぶりに動かしてみたら、プレーヤー側、レコーダー側ともにトレイが開かなくなっていました。ディスクは読みに行っているようなので、多分トレイベルトが伸びたのでしょう。

この機種は、2000年頃に発売されたCDレコーダーです。左側ドライブがHDCD規格対応のプレーヤー、右側がCD-R/RW対応のレコーダーとなっています。

HDCD規格とは、当時、一時期だけDENONが採用していたCDフォーマットで、
・ディザリング
・ピークエクステンション
・ローレベルエクステンド
の３つの拡張データ（隠しコマンド）を記録しておいて、HDCDプレーヤーで再生時するときに、20bitっぽい音質（波形）にしようとするものです。
詳細は専門家に任せますが、簡単に説明しますと、
ディザリングとは、元の音源データ、特に20kHz付近の高音域を演算してドット絵みたいに計算し直し滑らかな波形とする技術、ピークエクステンションとは、録音時にフィルターによってカットされた0dB以上の大音量域を再生しようとする技術、ローレベルエクステンドとは、小音量の録音時にレベルを上げて記録し再生時には元に戻すことでノイズの影響を低減する技術です。
現在、DENONはマルチビットのD/Aコンバーター（Advanced AL32 Processing）を採用していますが、その前の技術ですね。

トレイを半開きにするとちょうど交換できるくらいの切り欠きがあるので、ラジオペンチ等を使ってササッと交換します。最初は自作ベルトをかけてみたのですが、大きいプーリーのすぐ隣にあるピニオンギヤとの隙間が狭く、1mm角より太いベルだと干渉してしまうので、今回は他機器から取り出した程度の良いベルトで暫定処置しました。次にダメになった時はちゃんとしたベルトに交換する予定です。


プレーヤー側


レコーダー側

HDCDディスクは絶版で現在は聴くことはできないので、通常のCDで視聴。低音・高音が強調されていて、かつレンジが狭い典型的なドンシャリサウンドでした。本製品はCD同士のダビングだけでなく、アナログレコードやカセットテープのCD化、DATの48kHzサンプリングやBSデジタルの32kHz放送などをデジタルでCD-R/RWに直接録音してライブラリ化するのが本来の使い方です。20年以上経過した今でもちゃんと動いているので、まったく問題なしですね
（＾－＾）／

10年ほど前に、季節によって、フロントウィンドウ周りからカタカタと音がしたことがあり、その時は、シリコーンスプレーを吹いて暫定対策をしていたのですが、最近は1年中カタカタと音がするようになってしまいました。

原因は、ワイパー周りのプラスチックカバー。今回は4連休なので、体力があるうちに全部外して対策することにしました。

カバー類を外してみるとわかると思いますが、ほかの部品と擦れる部分にはエプトシーラーという、蒸しパンみたいなスポンジが貼ってあります。ウィンドウと擦れる部分にも貼ってありますが、経年劣化と12年間の土埃と汚れが詰まっていて、まったく機能を果たしていなかったので、貼り換えました。

結果、カタカタ音はしなくなりました。これでしばらく快適に乗ることができそうです（＾－＾）／

作業の様子は整備手帳へ。

当研究所。の七号実験車も今年で12年目なので、最近はヘッドライトの黄ばみ・曇りが目立つようになってきました。洗車するたびにクリーナーで磨いていたのですが、きれいにするには片側15分くらい磨かなければならず結構大変なので、何か楽にきれいになるものはないかとYoutubeを探してみたら、この商品が評判良さそうなので、使ってみました。



KURE LOOX ヘッドライトクリア＆プロテクト。店頭では2,000円弱で入手できると思います。内容物は「STEP1 ディープクリーナー36ml」「STEP2 超耐久クリアガラスコート4ml」「塗布用ウェス10枚」「保護手袋2枚」です。

内容物。少ないように思えるが、2回分は使える量が入っている。

ディープクリーナーは擦らずに塗るだけできれいになるのが特長で、実際に塗るだけで黄ばみが落ちます。まったくヘッドライトを触ってなくて、黄ばみまくり曇りまくりなら、もの凄く効果を感じられるでしょう。それでも本格的にきれいにしようと思ったら、2回、3回と塗りなおして多少は磨く必要があると思います。今回は、すでにクリーナーで磨いた後でもともときれいだったので、2回塗って磨いてを繰り返したら、黄ばみはほとんど感じないレベルまでになりました。

この製品はコーティング剤が要で、塗ったら固まる透明な接着剤のようなものでできています。説明書きには「空気中の水分と反応して硬化する」とありますので、手早く薄く全体に塗っていきます。硬化開始までには５分くらいはありますので焦る必要はないと思います。ただしコーティング剤の性質上、2度塗りは厳禁ですね。

仕上がりは以下の写真の通りです。結構きれいになりました。でも写真を見てもよくわかりませんね、カメラにはうまく写らないみたいです。。。


作業前。1週間前にクリーナーで磨いてあったので、黄ばみや曇りはそれほどでもないけど、ちょっと黄色い？


作業後。コーティング剤を塗ると、目視では結構ピカピカになった。でも写真だとあまり判らない・・・

今までは力を入れて磨かなくてはならなかったのに、塗るだけできれいになるなんて、ほんと素晴らしい製品でした。これだったら誰でも楽々ではないでしょうか（＾－＾）／

前回のディーラーでの6ヵ月点検の時に、ステアリングラックからがオイル漏れがあり、このままだと車検が通らないと言われたので、ステアリングラック交換をしてもらいました。そういえば、去年の冬くらいからステアリングにガタが出てきて、路面に轍があるとフラフラするし、高速道路では直進性がイマイチだし、おまけにパワステオイルのリザーバータンクがLoを下回っていたりと、故障の前兆はありました。

ディーラーでは、新品だと高額になり申し訳ないということで、リビルド品から探してくれましたが、今のご時世V36などは絶滅危惧種のため、リビルド部品がなかなか集まらず、注文から2ヵ月待ってようやく交換修理となりました。

交換後はちゃんとまっすぐ走るようになりましたが、中立付近のハンドル切れ量が少なくて、深く切らないと曲がらなくなりました。これType S用じゃないやつ、かも？？？まあ、そもそもそんなに曲がることはないし、慣れれば特に問題はありませんでした（＾－＾；

3連休はいかがお過ごしでしょうか？管理人は必要最低限の外出以外は相変わらず引き籠っております(;^_^）
3連休の最終日はちょっと暇だったので、部屋の片隅をあさってみたところ、100均カセットテープを発掘しました。100均カセットテープは、オーディオフリークの方々の評判はすこぶる悪く、ゴミだのなんだのよく言われていますが、結構売れているようなので、お試し録音＆試聴をして、その真偽を確かめてみました。。。


１つめはこれ。HIDISC（磁気研究所）カセットテープ・ノーマルポジション（60分）です。最近100均はこのテープに置き換わったみたいです。中国製、価格は1本110円（税込）です。


２つめはこれ。ダイソーカセットテープ・ノーマルポジション（60分）です。去年あたりまではこのモデルが買えました。インドネシア製、1本110円（税込）です。発売開始のころは2本で110円だったかもしれません。


３つめはこれ。ダイソーカセットテープ・ハイポジション（60分）です。ハイポジは最初から1本110円（税込）だった気がします。こちらは韓国製です。現在は100均からもハイポジはなくなりました。


さて、さっそく当研究所のリファレンス機、AKAI GX-93（と言っても完全にジャンク蘇生品ですが）で録音してみます。（9/20訂正）AKAI GX-93 はTDK専用デッキなので、スーパーダビングマシンのSONY TC-K555ESX（こちらもやはりジャンク蘇生品ですが）でやり直しました。Dolby BをON、曲はZARDの「ゆれる想い」にしました。。。

使用曲：ZARD Forever Best ～25th Anniversary～


使用機器①　AKAI GX-93 & KENWOOD D-3300Pの組み合わせ


使用機器②　SONY TC-K555ESX & PIONEER PD-7070の組み合わせ


～結果～
１．HIDISKのテープ（ノーマル）
総合判定：★★☆☆☆
録音レベル感度はあまり高くないですが、レベルメータ読みで-2dBなら何とか音が割れずに録音できました。昔のノーマルテープもこんなものだったでしょう。感度が良くないので必然的に高音も控え目ですが、特にバイアスもいじることなく聴ける音で録音できました。巷で言われている「即、ゴミ箱行き」ではなく、オーディオ用以外なら使えるレベルかも。テープの走行音が結構大きく、デッキメカのどこかが摩耗しないか心配になります(・_・;)

２．ダイソーカセットテープ（ノーマル）
総合判定：★★★★★
予想に反して、これはすごい性能です。+4dBくらいまで録音レベルを上げてもきちんと録音できます。音質も申し分なく、マニアでも満足できるでしょう。昔のテープを引っ張り出してきて上書き録音せず、迷わずこれを使ったほうが良いです。インドネシア製は侮れませんね(^。^)

３．ダイソーカセットテープ（ハイポジ）
総合判定：★★★★★（9/20修正）
カセットデッキとの相性があるのか、Rchの音量が若干小さいです。少しバランス調整すれば中央に定位します。 ← （9/20訂正：GX-93との相性問題。TC-K555ESXでは全く問題なし）揺らぎ等は発生はありません。ハイポジなので、録音レベルはあまり上げられませんが、比較用のCDing2と同じくらいでしたので、問題ないでしょう。テープヒスノイズはCDing2と比べてしまうと若干大きめですが、使用上は問題ないレベルでした。音質はまずまずで、不満はないかと思います。TC-K555ESXでの録音では、とてもクリアでパワフルなサウンドでした。オーディオフリークも満足できる音だと思います。(^o^)丿

参考として、
４．TDK CDing2 ハイポジション（80分）★★★★☆

ともうひとつ、
５．マクセル UD 復刻版　ノーマルポジション（60分）★☆☆☆☆

を聴いてみましたが、
CDing2はCDレンタルショップ向けの低価格帯製品でしたので、ハイポジとしては特に可もなく不可もなくでしたが、UD復刻版のほうは、ラベルシールは最初からはがれているし、音もバイアス調整幅を超えていて調整不可能（俗に言う「被った」状態）、録音レベルも超低く、GX-93では-10dB以下でないと音が割れる、（9/20追記）555ESXでも、EQ HIGH、BIASを最小に絞っても中音から上の帯域は割れてしまってまともに録音ができないといった性能でした。1本400円もしたのに・・・(´；ω；`)　これ本当にテープはULURですか！？

というわけで、ダイソーのカセットテープ（ノーマル・ハイポジともに）はかなり使える製品であることがわかりました。個人的には80年代のノーマルテープは全部捨ててもいいくらいの性能だと思います。

ダイソーのハイポジションとマクセルUD復刻版は、デッキとの相性の可能性があるので、後日別のデッキで検証したいと思います。
ではまた(^＿^)／~~