廃線男子その50 国鉄室蘭本線(旧線)

区間:礼文～洞爺(7駅/19.6km)
開業:1892年8月1日(全線)
廃止:1970年6月30日(複線化)

1.礼文～大岸
かつての線路跡はトンネルが拡幅され道路へ。
左が旧道、右が新線のトンネルです。

2.大岸～豊泉
旧線はR37に沿って大きく迂回してました。
線路跡がそのまま残っています。

3.豊泉駅1
道央自動車道とR37に挟まれた場所に
ホームと一部駅施設がそのまま残っています。

4.豊泉駅2
ホーム間の渡り階段付近。
当時のトラペイントもそのまま残り、
いい雰囲気です。
廃止後50年経過してこの状態は奇跡的です。

5.豊泉～豊浦
この先に辨邊トンネルが残っているそうですが、
立入禁止で近寄る事は出来ません。

6.豊浦～洞爺1
この区間は一部旧線を使いながら複線化されました。
中央部に見えるのは現在の上り線ですが、
この奥に旧線のトンネルがあります。
現在は車窓からしか見る事が出来ません。

7.豊浦～洞爺2
右から、現在の下り線、上り線、旧線のトンネルです。
位置的に旧線は災害に弱かったと想像されます。

8.豊浦～洞爺2
旧線の橋台がそのまま残っています。
先程のトンネルが見える所まで、
一部道路に転用されています。

未だ一部単線区間が残りますが、
こういった大幅な線路切替を経て、
現在の特急銀座となった様です。