画像は「火の鳥を駆る者たち」主宰ハマー氏のFormulaです。T/Aと違いグランドエフェクトは装備されていませんので、どちらかと言うとジェントルな雰囲気です。79年に近代的なフロントマスク&リアデザインに変更されるのですが、このマイナーチェンジにおけるデザインの中心は「Formula」メインのような気がします。前後バンパーの特徴的な造形は「Formula」のみに許されたツートンカラーによって完結されています。元々の綺麗なボディラインと新造形のフロント&リアが見事に調和し生かされていると思います。(多数のカラーリングが設定されていました。)
T/Aはイメージリーダー的要素が多分にありますが、低公害、低燃費等を本気で追求し始めた時代に答えるべく出したのが「Formula」だったのかもしれません。過激なトランザムは消え行く運命だったと感じます。なぜなら82年に登場した新型はトランザムにおいてもグランドエフェクトの無いプレーンな造形であったからです。
メカニズムにおいても80年型より本格的にエンジン等にコンピューター制御を取り入れ、ステアリングギアボックスも新型に切り替わりクイックかつ重めのセッティングに変更されています。このギアボックスは、86年まで使用されました。
パッケージ&メカニカル面において「マッスル」から洗練された「ジェントル」に変貌していったのだと思います。3rdの途中で「マッスル」路線に回帰しますが「ジェントル&マッスル」という感じです。
ネットサーフィンで海外の様々な「Formula」を見るたびGMの当時のデザイナーはきっと「79年型以降は「Formula」が1押し!!!」と言っているような気がしてます。
お金に余裕が出来て時間も取れるようになったらガレージにもう一台「Formula」を入れたいです!!
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2010/10/21 18:24:44