
現在のT/Aを購入する時、80年のsmall-block engine という事で探しました。単純にスモールブロックのエンジンの方が重量が軽く旧車としてボディやフレームに対して優しいと考えたからです。文献によると81年からECU制御となっていたので故障等考慮して80年の305T/Aに絞って探した訳です。
しかし、無知というのは恐ろしい事です。
実際、80年から305エンジンもECU制御でした。(購入後、調子を崩し昨年の大改修で復活)
そして今回のお題のOlds L80, 403 CID engineですが、このエンジンはスモールブロックでした!!
当時のGMスモールブロック最大の排気量です。GMのエンジン統合が行われる直前に開発されたエンジンでビックブロックの403に代わるエンジンとして開発されたようです。軽量でトルクフルでATとの相性が非常に良いエンジンだったようです。マッスル志向からラグジュアリー方向へとシフトして行く中でマッスルの雰囲気も残しつつソフトライドな嗜好にも対応するエンジンだったと言えます。
ただし初期型はブロックのウオータージャケットやオイルラインが接近しているので過熱しやすいといったトラブルがあったようです。昔流行った国産エンジンの排気量アップの改造で起きた事と類似していると思われます。
実際、昨年の猛暑の中「火の鳥を駆る者たち」のお仲間さんの78年型Olds L80, 403 (キャブはホーリー)を内装張り替えでお預かりしたのですが、猛暑でも1発始動、A/C作動でアイドリング放置でもオーバーヒートや熱ダレを起こす事なく快調でした。
結局、当初の考えでT/Aを購入するとしたら79年型がベストだったという事になります・・・・・・。
でも305T/A大好きです!!
Posted at 2011/02/10 10:39:53 |
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