
その日が来た!
車の生まれ故郷にやってきたわけだ。
この日は営業日のようで、従業員駐車場にはスバル車がいっぱい。
ご苦労様です。
11:00から開会。
簡単に会社や工場の説明があって、昼食。
12:00から見学開始。
バスに乗って、テストコースを見学。
一般には公開されないらしい。悪路や水路を走行するフォレスターを見られた。
衝突テストなんかも行っている場所で、あちこちにかわいそうな車がいっぱいあった。
13:00から工場内の見学。
もとから見学されることを想定して工場を作ったのだろうか。
通路のあちこちに手作りの説明図や案内用のスピーカーがあった。
車の骨組みはほどんとロボットが担当。内部の部品の取り付けは人の手により行われ、そこの工程はプラグイン ステラに乗って案内された。
この工場では7割くらいが海外向けらしく、左ハンドルが多かった。
こんな内陸で車を作って海外へ運ぶのだから、輸送が大変だ。
組み付け、外装のチェック、走行性能の検査など、これだけ人の手がかかるのだから車は高くなる。大変な思いをしてたくさんの部品を車に取り付けているのに、我々はそれらを取り外して、別のパーツを取り付けているわけだ。申し訳ございません。
ビジターセンター内の見学もあって、古い車とか、歴代エンジンとかを間近で見られた。
もっと時間があればゆっくり見たかった。
15:00から質疑応答。
1時間も質問するようなことあるかぁ?と思ったら、結構する人が多くてびっくりした。
たいした内容ではないのに、それに丁寧に答える役員の方や工場長は大変だ。
今日どこから来たとか、今までスバルの車乗りついできたとか、株をいくつもってるとか、そんなのどうでもいい。もっと実のある質問をするべきだろ。何か一言言いたくてしょうがないのだろうか。
「見学中、従業員で髪の長い人がいた。内装の汚れなどに影響するから短くするようにしては? 」
業界初だろうから検討してみては? なんて、そんなの余計なお世話だろ。
シートなんかはカバーかかってるし、清掃するだろうし、乗車してテストなんかもするんだぜ。
今まで気にしたことないわ。それで売り上げが増えると思っているのか?
むしろ、「私が作りました!」とイケメンまたは美女の写真をつけて、何本か髪の毛が落ちていた方が売れたりするんじゃねぇ?
16時閉会。
おみやげに焼きまんじゅうをいただいた。太田の名物らしい。
従業員の皆さんが汗水垂らして稼いだ金を、たかが株主ごときのおみやげに遣うとは! なんてことだ!
その代わり、スバルクッキーとか筆入れ買ったから許してください。
株主ではなく、一人のユーザーとして楽しく見学できた。
満足できたけれど、なんだか居心地がわるかった。
株主あっての会社なのだろうけれども、気を遣いすぎじゃあないかと小市民の自分は思ってしまうのだ。
今度は見学者として、もっと自由に見られたらいいなと思った。
Posted at 2013/03/25 22:40:15 | |
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