先日の群馬遠征でナビの具合を十分試せたのでレポートです
試しているのは、
こちらのカーナビタイムのAndroid用です。
結論から言えば、専用機には劣る点も多いものの、かなり使いやすかったです。
使用したスマホは、こちら
以前メーターパネル用に用意した5.7インチの中華ホンで、性能はそこそこありますが画面の品位が残念な上、良からぬアプリがプリインストールされているのでAndroidの再インストールが必要なちょっとアレな品です。
これの音声をBluetoothでパイオニア MVH-790へ飛ばして使います。
ついでに32GのSDカードに約4,000曲の音楽を入れてプレーヤとしても併用してみました。
プレーヤのアプリは
こちらのPowerampです。
ナビ用スマホにはSIMカードを挿していないので、電波は電話用のスマホからテザリングで共有しています。
こんな構成で、往復400kmの内、行き道は通信回線はオフで利用し、帰りはテザリングで利用してみました。
○ 良いところ
やっぱりクイックシューは便利
アプリとは関係ありませんがナビ本体を簡単に脱着できるので、ルート設定などで超便利でした。
電波なしでOK
行き道のルート設定からガイドまで全く電波なしで使えました。
それなのに新しい圏央道も対応済みです。
施設の検索と渋滞情報以外は電波なしで不自由しないので、結局帰り道もほとんどテザリングしないで使ってました。
正確な自車位置
どうなってるのか不思議なくらい、どんな場面でも自車位置を見失いませんでした。
長い圏央道のトンネルやタイトル写真のような曲がりくねった山道でも正確です。
軽い動作
何世代か前の性能の中華ホンでも、不自由なく動作します。
音楽プレーヤとの併用も全然問題ありませんでした。
低消費電力
機種にもよると思いますが、WiFi利用時でバッテリー消費量は1時間で15%~20%程度です。
全区間でナビを使ったわけではありませんが、今回は出発から帰宅まで電源供給なしで利用でき、帰宅時の残量は20%程度でした。
PC連携(追記)
PCでルートを編集してスマホと共有する事ができます。
GoogleMapのようにルートをマウスでグリグリいじることはできませんが、ルート検索⇒経由地追加で結構思ったと売りのルートが作れます。
普通のナビでは指定が面倒なこんなルートも簡単でした。
PC側から共有するようにしておけば、スマホ側で利用できるようになります。

これはツーリングで重宝しますね!
× ダメなところ
利用料が高い
月額\600は利用頻度(年に数回)を考えると使いにくい値段です。
手袋での操作はNG
これからの季節はつらいですね。早々にスタイラスペンを試してみます。
音声ガイド
音声ガイドと地図の経路が度々食い違います。
リルートしたときに音声だけ古いルートを読み上げている感じでまったくあてになりません。
50mスケール
折角のマッププリインストールなのに、地方のマップは簡略化されていて50mスケールの詳細地図が表示できない場所が多々あります。
詳しい表示ができないばかりか、画面表示が粗く崩れてします。
販売元に問い合わせたところ、仕様との事。
検索機能
フリーワードとかジャンル別とかいろいろ付いていますが、検索結果が文字だけのリストなので使いにくいです。
結局、インターネットで検索して住所を貼りつけた方が早かったりします。
まあ、そういう事も出来るのがスマホナビの強みとも言えますが。
音声による行先指定もできますが、室内では調子よく使えるものの、エリの中ではどう頑張っても無理でした。
渋滞情報
以前試していたT-Connectより精度が低いです。
関越ですっかり渋滞にはまってる最中に、「この先3kmから渋滞が始まります」とか言われるとね。
画面が見にくい
液晶の質が悪いのは仕方ありませんが、アプリの問題で画面表示が一時的に粗く崩れる事が度々ありました。
こんな感じです。
ダメな点も多いですが、常に最新の地図が電波なしで使えて正確な自車位置という捨てがたいメリットもあります。
明るいところでも見やすい液晶画面の5インチ以上の機種なら、十分実用的に使えるナビですが、月額\600を払うか、ポータブルの専用機を買い替え続けるか微妙な所です。
Posted at 2014/10/21 00:55:48 |
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