
スマートホンのカーナビを試用した感想を先日書きましたが、道案内ではなんの問題もないのにモヤモヤした感じがする理由を考えてみました。
おそらく、一番の要因はナビ専用機のような作りのアプリでは、スマートホンの文化にはそぐわないという事だと思います。
良くも悪くも専用機のナビをそのまま持ってきただけなので、成熟したルート案内機能は良いとしても、専用機の限られた使い勝手は受け入れ難いです。
例えば、ツーリングに行くとき、自宅のタブレットでルートを設定したのですが、スケジューラに行き先も時間も登録されているのに、使いにくいカーナビアプリでちまちまと目的地を入力しなければならない理不尽さ。
昨日の「かみくら」の検索では、google mapなら「かみくら どら焼き」ですぐに検索できます。
一方のG-BOOKではこんな結果に。「どら焼き」と入れると該当なしです。
やっと登録が終わったと思ったら、持っていくスマートホンではタブレットで設定したルートが共有されていない事にガッカリです。なんとなく予想できましたけど。
アプリの利用にはユーザ登録が必要ですし、ルート検索はサーバ側ですから、普通共有しますよね。
他にもG-BOOKには言いたいことが山ほどありますが、許しがたいのがタイトル画像の「投稿」。
これをタップするとこんな画面になります。

ナビに専用SNS機能がついてるんです。
TwitterやFacebookへも投稿できます。

きっとどこかに「運転中は使わないでください」って書いてあると思いますが、どうみても運転中に使うための機能です。
ナビの画面を注視したことによる事故が増えてるのに、倫理観とかないんですかねぇ。
愚痴ばっかり言っても仕方ないので、理想的なナビを考えてみます。
ナビの目的は道案内ですが、実際の所あんまり使わないんですよね。
使わないというより使えないです。
ナビの道案内は、「最短経路」、「短時間の経路」、「一般道の経路」ぐらいしか案内できませんよね。でも、エリに乗るときって「楽しい経路」、「時間がかかって遠くても良いから空いてる経路」、「俺が指定したルート」とかじゃないと意味がないんです。
へたしたらグルッと回るだけで行先は自宅だし(笑)
だから、ホントに欲しいのはナビっていうよりコ・ドライバーですね。
少しでも運転に集中するためのサポートをする機械です。
これです。カーブが続く道では、次のカーブまでの距離とRや路面状況を教えてくれる機能。
こんな爆走はしなくても、安全性は高まると思います。
メールが来たら読み上げてくれて、「現在地は○○、○○時ごろ到着予定」とか「今無理」など返信しておいてくれるメール機能。
ラジオの選局も自動化してほしいですね。GPSを使ってその地域の放送局と番組表から、今まで聞いていた放送に類似した局の選局とか。
天候と気温の予測も欲しいです。今のルートで進むと30分後に雨になるから、ここで屋根を付けるようにとか。
どれも難しくないと思うんだけどな。
Posted at 2014/03/04 13:06:07 |
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