2022年09月18日
日産リーフを買ってしまいました
エルグランドの車検見積でエンジンの異常なエンジンオイルの減りとフロントベアリングの摩耗が見つかり、修理をあきらめ、日産認定中古のリーフを買ってしまいました。
新車登録から21年 19万キロを走行、たくさんの思い出を作ってくれました。
エルグランドありがとう!
ここから、EVコンセント設置のゴタゴタが始まりました・・・・
「EV普通充電用 電源回路ガイドライン」なんだこれ??
他社のEVコンセント設置説明書は、「20A仕様の配線で3kW充電は可能、ただ将来の6kW充電にそなえ2.6mmを推奨しています。」我が家の現状の契約を考えると、EVに60Aを流すには120Aの契約が必要になります。
いろんな疑問を各メーカーに質問、回答をもらいました。
さて・・・
我が家はオール電化住宅でエコ給湯機を使っています。契約は60Aです。
以下の内容は、地域によって違うかもしれません。一つの事例です。
契約電力60A→100Aに変更しました。
EVには3kWの電力が必要で90Aで十分なのですが、次の区切り100Aにしました。
100A契約をすると
1.スマートメーターの電流遮断機能が無効になる(上限60Aなので)
2.スマートメーターに代わり自前ブレーカー50Aが必要
(契約100Aを超えると新設したブレーカーが「落ちる」と手動復帰が必要)
3.自前のブレーカーを電気工事業者に設置依頼、設置は自費で行う
4.電気工事業者が電力送配電様へ回路図を提出、電気工事を行う
ガイドラインに従って電気工事を進めると・・・
電線をVVF2.6mmにするか最後まで迷いましたが、電線メーカ方から丁寧で納得できる回答をいただき、VVF2.6mm相当品の電線を使用しています。
河村電器製 ZLA62-20-15 (20A)が欠品、ガイドラインに従わない電気工事はリーフの保証対処外になることが有るのでいろいろ探し回ってみましたが市場に在庫がなく、メーカーに問い合わせると4か月後に作る!・・入手を諦め!
河村電器製 ZLA62-20-15について、日産自動車、河村電器、パナソニックに問い合わせ!
1)代わりの推奨漏電ブレーカーを販売店から日産自動車に問い合わせ・・・・回答なし!
なんと、販売店の担当者は、部署から部署へたらい回し、1週間経過しても回答無し!
ガイドライン作成担当を紹介してほしいと要望したが、断られ、諦めたと連絡が有りました。
2)河村電器に、ガイドラインに明記されているZLA62-20-15は必須なのか問い合わせ・・・回答は必須ではない!
回答文面は紹介できませんが、「安全度が増すが、ZLA62-20-15である必要はない。」みたいな回答です。
3)EVコンセントを販売しているパナソニックに推薦する漏電ブレーカを問い合わせ・・・回答「BJS2022N」
リーフが故障したときにもめそうですが、4カ月間も急速充電で充電するつもりはなく「BJS2022N」を使うことにしました。
電気工事内容は・・・・・
1.電柱から分電盤までの引き込み電線を14mmに交換
(既設の電線は、100A契約に対応できるが耐用年数30年を経過していた)
2.分電盤に新設50Aブレーカー1台
3.既設の漏電ブレーカーを40A→60Aに交換
4.EVコンセント回路に漏電遮断器「BJS2022N」を設置
5.VVF2.6mm相当品の電線をEVコンセント用に1本と増設予備1本、車庫まで30m引き回しパナソニックEVコンセントを設置
やっと電気工事が終わりました。
電気工事が終わるまで1カ月間、近くの急速充電のお世話になりました。
以上 工事総額は 約25万円
お世話になった急速充電を使うため充電カードが必要になります。
充電カード550円/月(最低)の契約(急速充電を使うため:お守り)
電気工事費用と充電カードの回収は・・・
ガソリン価格と電気代を
電気代 18円/kWh
レギュラー132円/L
ハイオク 143円/L
と、すると 1キロ走るための費用は
1.リーフ 2.2円/km
2.エルグランド 23.8円/km
3.DAYS 7.1円/km
最低600km/月走るとして電気工事費用と充電カード(25万円+550円/月)を回収するには
1.エルグランドでは12600キロ ・・・1年10ヶ月
2.DAYSだと64200キロ・・・9年
電気工事が終わって思うこと・・・
日産自動車が推薦する電気工事業者JMなら、欠品もなくEVコンセント工事がもすんなり終わったのかも、一番肝心なところを見落とし、家族からブーイングの嵐!地元の業者にい頼したために時間と費用、労力を費やし、挙句の果てに唯一無二の漏電ブレーカー欠品、リーフを買ってしまったことを含め自分の不注意でした。
販売店の担当者は、いろいろあったらしくJMを使いたくないみたいです。実は市場にない「河村電器製 ZLA62-20-15 (20A)」の設置だけをお願いしましたが、断られました。
ゴタゴタ、バタバタの電気工事でした。
蛇足です。(一社)日本配線システム工業会技術資料JWD-T33「EV普通充電用電気設備の施工ガイドライン」も参考になります。
初期費用を考えると、トヨタ、スバル、ホンダ、マツダが、EVを宣伝しない理由がわかるような気がします。
結果、ガイトラインと違う「EV普通充電用 電源回路」になってしまいました。リーフが故障した時のゴタゴタを考えると、その前に処分するのが得策なのかもしれません。
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リーフ | 日記
Posted at
2022/09/18 19:53:58
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