
幼稚園児の頃、僕の夢はF1レーサーになって鈴鹿サーキットでアイルトン・セナとバトルすることだった。
あれから20年と少し、F1レーサーになることもアイルトン・セナとバトルすることももう叶わなくなってしまいましたが、鈴鹿サーキットを走るという夢を遂に叶えることが出来ました!!
この日をどれだけ楽しみにしていたことか。
今回は
超速bargar先輩のお誘いで
『デコール鈴鹿サーキット走行会 Rd.6』というイベントに参加させて貰いました。
参加台数
151台(初代ポケモンの数と同じ!)現役のプロドライバーが6人も集ってほぼ1日貸切というとてつもなくスペシャルなイベントです!(もちろん同乗もあり!)
初めて鈴鹿を走ってみて思ったのは、想像よりずっとスリリングだということです。
端的に言えば速すぎて恐いw
基本的にミニサーキットで慣れてる自分からすると、高速サーキットの走行はほとんど別の競技のように感じられました。
卓球とテニスぐらい違う、ギターとベースぐらい違う、
加藤あいと阿藤快ぐらい違う。
この日のために散々予習して行ったつもりですが、ま~実際にコースに出ると全部ふっとびましたねww
ビビリモード発動でブレーキングポイント手前すぎるし、ブレーキロックするし、シフトミスはするし、、何一つ思い通りに行かなかったのが辛い。・゚・(ノД`)・゚・。
では、1枠目から順に感想を↓
~1枠目~
感動のコースイン!!
だが感動に浸っている場合ではない!後ろからどんどん速い車が迫ってくるのだ。
印象としては意外なぐらい道幅が狭く感じられ、想像以上に高低差があった。
この枠の目的は、コースを体で覚えると共に自分のマシンの感覚をつかむこと(仕様が大きく変わった為)
が、結局のところ、速い車に進路を譲りまくってるうちに終わってしまったwww
新パーツのレビューは以下のとおり↓
まずはZIIのグリップ性能。
当たり前の話ですが、205のZ1と225のZIIではフロントのキャパが桁違い。
以前ならアンダーが出る局面でもZIIは余裕のグリップでした。
また、これまで以上にLSDの効きが感じられました。
リアに関して、Z1は滑り出しがピーキーでしたが、ZIIはそこにコントロールの余地が残されています。
熱も入りやすいし、グリップの一番オイシイ期間もZIIは長いと思います。Z1は一線を超えるとすぐにヘナヘナだったからね。
新しいフロントブレーキも抜群の効きでした。
効きすぎて現状まだ扱いきれてないです。。
リアタワーバーも効果ありです!
特にS字などでのリアのグニャグニャ感が改善されて、少し安心感が増しました。
オーバーステアが強くなったとは思いません。
これは付けとくべきだな。
エキマニ交換の甲斐もあってか、フロントの足回り重量増に伴うデメリットは特に感じませんでした。
吹け上がりめっちゃ気持ちいいです。高回転域もgood!
そして音質もかなり良くなったと思います!(サウンドは動画にて♪)
~2枠目(横溝選手同乗走行)~
本日のメイン・イベントといっても差支えがない、今年のSuperGT300クラスチャンピオン・横溝選手との同乗走行です!!!
(昼休みは同じ食卓で色々と会話もさせて貰いました。)
横溝選手、FFに乗るのは初めてとのことで探り探り運転されておりましたが、やはりブレーキの使い方がぜんぜん違う。
ガツンと踏んでるようでも決してロックしないし、リアがぐらつくこともない。なぜだー!!
とても興味深かったのは横溝選手が
「このクルマ、アンダーですね」とおっしゃったこと。
僕はてっきりオーバーだと思い込んでリアに5mmのスペーサーまで挟んでいたのですが、横溝選手いわくこのクルマでオーバーがでるのは
「アンダーオーバー」とのことです。
要は、ステアリング切っても曲がってない状態で我慢し続けている内に、ある程度車速が落ちた所でフロントのグリップが急回復してリアが遠心力で振られてしまう。
言われてみれば、僕が運転していてオーバーが出ていたのはコーナーの侵入ではなく、いつも決まって侵入~クリップポイントの間だった。眼から鱗!
「これをオーバーだと思い込んでオーバー対策してしまうと大変なことになる。このクルマはアンダーだから、とにかくアンダーを消す方向にセッティングしなきゃダメだ!」とアドバイスを頂きました。
この枠の終了直後、スペーサーを取り外したのは言うまでもない。
~3枠目(ラスト)~
またまた仕様変更してからの走行w
当然ながら回頭性がアップした。だけどこれで充分かどうかはまだ分からない。
走り慣れた筑波でアンダーオーバーが出なければOKということにしよう。
この枠は
神速bargar先輩と同じ枠ということで、超期待してピットアウトしていったのですが
1コーナーで既に赤旗が
「えっ( ゚д゚)ポカーン」
いきなりコースアウトして砂を撒き散らしたクルマがおられました。
自分も人のことは言えないのでここは怒ってはいけない←
とは言え、コースイン直後の最初のコーナーで赤旗なんて初めてだぜ。
再びピットに直帰してその後再開になったものの、
残り時間8分の表示\(^o^)/
(その後どうやら5分ほど延長された模様)
とりあえず自分も事故らないで戻ってこれりゃあいいや、という気持ちで出走しました。この日は事故多発だったしね。
激速bargar先輩の真後ろでスタートした訳ですが、言うまでもなく気づいた頃には視界から消えていましたw
前フリが非常に長くなりましたが、そんな最終枠のラスト3周の動画がこちら↓
最後の2ラップぐらいでようやく鈴鹿の感覚が掴めてきたんですが、終始こんな感じの混戦・カオス状態でした。
若干アツくなってしまい、横溝選手との同乗の成果があまり発揮されていない\(^o^)/
まず、ブレーキングポイントが手前すぎ(ビビりすぎ)、必要以上に減速しすぎ(ビビりすぎ)、アクセル開けるのも遅すぎ(ビビりすぎ)、ライン取りもおかしい(アホすぎ)。
いやぁダメダメでした。。
やはりブレーキが以前より強力になったので、これまでと同じ踏み方をすると簡単にロックしちゃいますね。
もっと丁寧に扱わねば。。
ちなみにタイムですが、最終ラップの
2分46秒885が最速でした。
RX-7に進路を譲った時のスローダウンと、最悪のシフトミスがなければもっと良かっただけに悔やまれる…。
この借りはまた来年必ず返す!!
それまでにツインカム走行会で猛練習だ!!!
次回、2/7(木)ホンダツインカム主催・筑波2000走行会
6秒台目指します。(最終コーナー要注意)
…ってかこのブログ長っ!!
最後まで呼んで下さった方ありがとうございますm(_ _)m
※写真: 横溝直輝選手とのツーショット