
買って間もなく、W124を炎天下の下に停めていたら屋根が垂れた。その時、124仲間の知り合いの方に教えていただき、張り替えることができた。こういう時こそ、輸入車仲間の知恵や経験はとても助かるものである。
昨年の夏頃からか我が家のGOLF 6の屋根もフロント・ルーフ・コンソールの周りから垂れてきているのを確認した。それから一年くらいで症状は進み、ついに張り替えることにした。
内装を担当してくださるK氏が送ってくれた見本帳を片手に屋根に当ててみた。この世代のGOLFはファブリックがダークグレーのみの設定だった。ルーフライナーも同系色の薄いグレーが張られていた。せっかくなので同じダークグレーにしようかと思ったら、洞穴にいるような雰囲気を想像してしまった。やはりライトグレーかサンドあたりが無難かもしれない。
前車のTIIDAではこうしたトラブルは一切なかった。右後ろのドアロックが連動して開かなくなる以外、電気系統での故障がなかったのは、国産車ならではの見事な品質と感じる。
今日、普段乗らない後部座席から車内を見渡すと、実に丁寧に作り込まれていることがわかった。後部座席も快適に座れるクッションの効いたもので、腰もそっとサポートされる。しばらく座っていたが、割と快適に座れていた。
中央のアームレストもレールに沿って引き出せるので、高さや幅、素材など申し分ない。175センチの私が座っても膝周りの空間も確保されている上、頭が天井につかない。先代PRIUSの後部座席では頭が使えてしまったことを考えると、GOLFのパッケージングは秀逸なのかもしれない。
当たり前な所に当たり前のスイッチやグリップがある。触れるところ、目に入る所に妥協のない素材を使う。屋根は垂れてもそれだけフォルクスワーゲンの真摯な車作りの様子が伺えた気がした。
Posted at 2023/10/04 17:33:54 | |
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