Data System ビデオ出力ハーネス / VHO-U66  

【総評】
リアモニターを取り付けるにあたって、マツダコネクトには外部映像出力が無いため、このハーネスを使って映像出力を分岐し、リアモニターに繋ぐことで、後席でも映像コンテンツが観られるようになります。
マツダコネクト専用のハーネス（28ピンコネクタ）付きなので、センターディスプレーの取り外しさえできれば、製品の取り付けは簡単です。別にACC電源が必要ですが、今回同時に取り付けたVLITZのTVジャンパー（TVキャンセラー）のハーネス（隣にある18ピンコネクタ）から分岐して取れましたので、楽に進められました。
仕様的な事になりますが、取説には、「本製品単体では、走行中にテレビ映像を出力できません。走行中でもテレビ映像を出力したい場合は、本製品のほかに、TV-KIT（TVキャンセラー）も必要です。」と書かれているのですが、VLITZのTVジャンパーを取り付けた状態で、切り替えスイッチをオフ（走行中にセンターディスプレーでTV映像が観られない状態で、音声のみ再生されてる状態）にすると、、リアモニターの映像はそのまま流れています。これなら、必ずしもTV-KITは必要ない事になるのですが、どうなんでしょうか？　今度、TVキャンセラー本体を外してしまった状態でも同様に観られるか、試してみようと思っています。
2015.8.11追記
マツコネのアップデートの為、TVキャンセラー本体を外した状態で試したところ、センターディスプレーにはもちろん映像表示されませんがリアモニターの映像はそのまま流れていました（＾＾；

【満足している点】
マツダコネクトで視聴できるコンテンツは地デジTV放送とDVDのみですが、エンターテイメントメニューでこれらを選択した状態であれば、フロントのセンターディプレーをアプリやナビに切り替えても、後ろはそのまま映像が見られるので便利です。
現在はリアモニター1台に接続していますが、別にもう1系統出力がありますので、将来の拡張性もあります。

【不満な点】
これはマツコネ側の問題かもしれませんが、DVDを再生中にエンターテイメントメニューをラジオやUSB音源に切り替えると、リアモニターがブラックアウトするのではなく、再生中のソフトにポーズがかかった状態で、ずっと静止画が写ったままになります。DVDディスクをイジェクトすればブラックアウトするのですが、いちいちディスクを取り出すのが面倒です。
映像信号からリレーで電源オンオフさせるようにするか、リアモニターのマスター電源スイッチを運転席付近に設置しようかと思っています。


関連情報URL：http://www.datasystem.co.jp/products/vharness/index.html