エアコンフィルター交換＆エバポレータ洗浄

沖縄は間もなくじめじめした梅雨、その後は長～いサマーシーズンを迎えます。
先日久しぶりにエアコンをつけたら、ちょっとカビ臭いニオイが気になりました。

色々と調べてみますと『1年または15,000Km走行のいずれか早い時期』を目安に、エアコンフィルターを交換したほうが良いとの事。私のクルマも納車から9ヵ月ちょいで間もなく15,000Kmに達します（ずいぶん乗ってますね～）ので梅雨入り前にフィルター交換する事にしました。
交換フィルターは純正品では無く、サードパーティー製の活性炭入りタイプを選びました。

作業に当たっては、例に寄りまして先人の方が詳しい整備手帳を書かれておりますので十二分に参考にさせて頂きました。毎度毎度ありがとうございます。ｍ（＿○＿）ｍ

助手席側のアンダーパネルカバーとサイドウォールを外します。何度もやってますから手慣れたモンです。

これだけでもエアコンフィルターにアクセスはできますが、今回は作業性を高める為にちょっと面倒ですがグローブボックスも外してしまいました。このほうがフィルター周りの空間を広く使えますので・・・（＾＾）ｖ

サイドウォール内側のエンジンルーム寄りの一番奥の部分に白い樹脂製のフィルターカバーがあります。写真右の①ビス2本を外し、②フック(爪)を下向きに押し下げながらカバーを取り外します。③の配線コネクターも外せばカバーが完全に分離できますが、これはどちらでも構いません。

アクセラのエアコンフィルターは上下2枚に分割されてます。写真右の④が下段パーツ、⑤が上段パーツです。

取り外したフィルターカバーに交換フィルターに同封されていた記録用のラベルを貼っておきました。

ちなみに②フック(爪)のレバー部分は写真中央の様にヤワな感じですので手荒く扱うと破損する恐れがあります。注意が必要ですね。

2つ前、写真3の右に示す④下段パーツを引っ張り出すと、自然に⑤上段パーツが落ちて来ますので続けて引き抜きます。
上段と下段のパーツは形状が異なりますし、向きも決まってます。後からでも確認はできますが、出来れば引き抜く際に上下の別と形状・向きを記録しておいたほうが良いと思います。

写真右はフィルターを外した内部の様子です。あれれ、あんまり汚れてませんね。空間右側のブラインド部分がエバポレータですがこっちは多少なりとも汚れてるかな？

取り出した純正フィルターと交換用フィルターの比較です。

純正フィルターは少し色が黒ずんでいる様ですが、元々こういう色なのかもしれません。外気側の溝には虫の死骸やコミが溜まってます。
交換用フィルターは活性炭入りと言う事なので元から黒いです。

ちなみにUPの写真の交換用フィルターにくっついているスポンジ部分が、上段パーツの上側になります。

折角なのでこの機会にエバポレータも軽く洗浄しておきます。

車専用のエアコン洗浄スプレーを探しましたが見つからず、アース製薬の家庭用エアコン洗浄スプレーを使う事にしました。2缶パックのお徳用で570円でした。無香料タイプが良いと思います。
『カーエアコンには使えません！』の注意書きがありましたが、エバポレータに直接スプレーするなら問題なかろうと思います。でも真似される方は自己責任でお願いしましょうねー（沖縄弁）

ノズル部分に長めのストローをGPクリヤーボンドで接着し、ご丁寧にもバスボンドでコーキングして延長ノズルを自作しました。でもすぐ外れそうなのでビニールテープを巻いて補強しておきます。

自作ノズルの先端は曲がるストローですので、シフトノブ側に曲げて洗浄液がダイレクトにエバポレータにかかる様に調整します。

助手席マット周りをビニール袋で保護しておいてから、写真左の要領で洗浄液をエバポレータ全体にまんべんなく吹き付けます。角度的に直接エバポレータを視認できませんが勘を頼りに・・・
家庭用エアコン洗浄スプレーは安いので、気前よく1缶まるまる使い切りました。汚れた洗浄液はドレーン経由で車体下から流れ落ちます。

写真右は洗浄直後のエバポレータです。デジカメ突っ込んで撮影しましたがこの角度で見る限りは綺麗ですね（＾＾；

全量噴射後、20分程4ドア全開で乾燥させた後、交換用フィルターを取り外しと逆の要領で取り付けます。写真ありませんが、フィルターの側面に三角マークが付いていて同封の取説を見ると向きも判る様になってます。ちなみに取付のほうが取り外しより何倍も難しいです。上段パーツを差し込んで上に押し上げ、落ちてこない様に左手で押さえつつ、右手で下段パーツを滑り込ませるのですが何しろ作業空間が狭いので・・・

後は取り外した各パーツを逆順に戻せば完成です。交換後の感想はパーツレビューのほうで・・・