満身創痍の
モビリオの板金のでこぼこをザックリと直し…
サビを削り…
穴埋め用のパッチをステンレスの板で作成…
今回はボディにパッチを貼っていきます。
でも、ちょっと待て。
以前、
板金屋でやってもらったBGの修理跡の周りで腐食が広がった。
補修か所にステンレスの板がスポット溶接してありその周辺のパネルがボロボロに!
これが金属の電位差により発生する【異種金属接触腐食】というヤツ。
※そうは言っても修理から10年くらいは何事も無かった。
名の通った板金屋だったので仕事がしっかりしてあったのだろう。
ナンバーを外して放置ぎみになって一気に腐食が加速した感じ。
さて、この現象は水による電解作用によるもの。
という事は単純に金属同士を絶縁してやればよくないですか?と。
それで選んだのが接着剤。
最近、石材の修理に使い屋外での耐候性も確認済み。
乾燥後、ゴムのような弾力を持つため防水効果は高く振動にも強いと思う。
使い方は両面塗で表面が乾きぎみになってから貼り合わせ圧着。
クランプと油圧ジャッキの合わせ技。タテとヨコ・均一に圧力をかけるのは結構大変。
気温が高いため思ったより接着剤の乾燥が早い。この状態にするまで何度もやり直しが…

左スライドドア。ちょうどいいものがあってよかった。
クランプの数に限りがあるのもあってパッチ作業に入ってもう数日が経過。
そして、ピッタリ固定するまでほぼやり直しが発生する。
なんか、四苦八苦している割には全然進んでない気がする。
仕事が遅すぎる#
もっと、作業効率を上げたい!
と、思いついたのが…
リベットで固定!
リベットといえば中学校の時の技術家庭の授業でブリキのちりとり作って以来だな。
あの時は当て板と金づちでつぶすやり方だった。

リベッターって存在は知っていたが
使ったことは無かったので
使ってみたかったというのもあり、ホームセンターへ。
劇的に効率アップすると期待したものの…
角度が悪いと効いてなかったり、棒がうまく切断されなかったり…
結局、また接着剤が乾いてなんどかやり直し。
接着剤が主なのでパテ埋めの前にはリベットの頭はサンダーで削り落とす予定。
反対側の仕上がりを眺めた時、全部ミラー仕上げのステンレスならカッコいいな…
としみじみ思ったものだが…
ぶつけた後の始末はどうするんだよ?#
と、左側を見て我に返る。
しかし…
無骨なリベット打ちなんてランボルギーニ・イオタを思い出した。
それは妄想が過ぎるって?www
ところで…
疑義を持った方はとても聡明な方。
まぁ、
仕事汚ねぇなとか、このおっさんヒマなんだな、
とかいろいろあろうとは存じますが…
長文ここまでお付き合いありがとうございます。
さて、後から(パテ盛りに移ったころ)気がついた問題…
リベット使った段階で、始めの命題【絶縁】は成り立ってないやん!
うわぁ~。
やってしまったかも…
Posted at 2022/08/20 15:59:26 | |
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モビリオ | 日記