いよいよモビリオにパテ盛り。
ドアの中古部品はヤフオクなどでの相場は数千円から数万円といったところ。
同一カラーで前後そろうならソッコー買うところだったが…
どちらにしても塗り直しが必要なら板金とパテ盛りで仕上げた方が楽な気がした。
選んだのはソフト99から出ている厚塗りパテ。徳用サイズで1缶2000円くらい。
ネットでキロ売りのものを準備するのが妥当だったとも思うが、
どれくらい要るのかハッキリわからなかったし、
使ったことの無いパテだと使い勝手が違ったりして面倒とも思った。
それに、こちらはホームセンターやカー用品店で調達可能なので、
足りなくなれば都度買い足せばよかろうと…
これが5缶くらいあれば目途がたたないか?
この判断が良かったか悪かったかは今もわからない。
言えるのは【事態を簡単に考えていた】という事。
現実は、誤算による困難がいくつも生じた。
■1つ目の誤算
かなり良いセンまで板金の補修ができていたと思っていたのだが、
金属のスプリングバックの応力が残っておりパテを盛る前に塗装面にサンダーをかけた時
ペコンと1cmくらい内側にへこんでしまった。
簡単に押し出せはするが、パテ盛りの後もサンダー掛けは必要なので力を加えても
変化しない状態でパテを盛ることにした。
今にして思えば裏側から板を当てるなどすればよかったかもしれない。
始めより10㎜ほど凹んだ状態でのスタートになった。
リヤフェンダーからスタート
■2つ目の誤算
単にヘタだからなのか、パテの選択がまずかったのか一気に厚く塗れない。
厚く塗ろうとすると塗料と同じで垂れてきてしまう。
それでいて気温が高いせいで硬化が恐ろしく速い。
最初はベトッとしてヘラにねばりついて平らにしずらい。
何度かやり直しをしているうち固まり始めてしまう。
硬化が始まると接着力が無くなりボロボロとはがれてしまう。
左フロントドア。アルミのゲージを当てて面を確認。
もう3回くらい重ね塗りしてるが、まだ5㎜くらい凹みが残る。
ネットでパテ盛り 厚塗り 広範囲 と検索すると作業動画などが出てくるが、
ここまでの広範囲ではない。
やはり、この規模だと交換なんだろうな…
同じ場所でかさ上げしていく場合は硬化後、サンダーがけした後
毎回、シリコンオフと呼ばれるアルコールでの拭き上げが必須。
2週間ほどかかってここまでたどり着いた。
ところで徳用サイズのパテなんてホームセンターでも1〜2個くらいしか置いてない。
カー用品店に至っては置いていないところさえある。
そのため、立ち回り先の店舗で都度、置いてある分を買って1回の作業に2缶ほど使って
数日後に重ね塗りいう作業スタイル。
思ったよりはるかにパテの消費が多い。
そしてモビリオはパテだるまになっていく。
思わず、歌ってしまったよ。
♪ パテだるま 作ろう~ 缶を開けてぇ~
…何も怖くないわ!
※ ♪アナと雪の女王のメロディー
Posted at 2022/08/26 14:04:00 | |
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