春燕のブログ一覧

ちょっと時間があったので、新型RAV4を見に行ってきました。

エクステリアですが、初代の洗練された都会的なイメージは何処にも残ってませんね。かなり、ギア的なデザインに寄せました。『大きいなぁ』としか感じません。SUV版プロボックスです。

内装はハリアーに遠慮して、それほどマテリアルもデザインも良い方向にはできなかったのだろうと思いますが、マツダに完敗してます。

ハイブリッドのパワートレーンはいつもの2.5ですから、安定です。遮音が悪くエンジンが始動するとすぐに気付かされます。乗り心地はハリアー同等です。新しいプラットホームの良さはあまり感じませんでした。また、ステアリングがやたら軽く、インフォメーションも希薄でトヨタ車だなと。

ボディが大きいので、室内空間や荷室は広く、ミニバン的な使い方もできそうです。
ガソリンモデルの底辺グレードを道具として使い倒すのが良いと思いますね。プロボックス的に。

代車として先頃マイナーチェンジされたばかりのC200 4MATICをお借りしたので、感じたことを書いておこうと思います。
以下引用。

スムーズさと効率を極めた軽量コンパクトなエンジン、パワフルな加速と髙効率を実現するモーター兼発電機のBSGをメルセデスで初採用。
48VテクノロジーとともにエンジンをアシストするBSGによる、アクセルを踏んだ瞬間から滑らかに立ち上がるパワーで、どこまでも気持ちいい新しい走りが体感できます。
さらに、高速走行時にアクセルから足を離すと空走するコースティングや信号待ちなどでのエンジン停止時には、アクセルを踏み始めると同時に一瞬でエンジンが始動。ドライバーの意志のままのスムーズな発進が可能です。
また、BSGはシフト時の回転合わせもアシストするので、ほとんど振動を感じることのないシフトアップ／ダウンも実現。都市部の密集した交通環境から、旅行先で出会う絶景の中のワインディングロードまで、かつてないプレジャーに満ちたドライビングをお愉しみいただけます。

引用終わり。

排気量は1500ccですが、BSGと呼ばれるマイルドハイブリッド機構を備えることで、必要十分なパワーを引き出すことに成功したとのことで、期待していたのですが...。
確かにパワー不足は感じませんが、ATとの連携にはかなりの問題があります。GLAのDCTよりギクシャクしてます。シフトアップに引っ掛かりを感じます。回生エネルギーを得るためか減速時に不自然さが表れます。メルセデスとしての走行性能は担保されているとは言えない仕上がりです。

ヤナセの営業担当から感想を求められたので、以上のことを伝えると、全く同感だと言われました。

現時点でC200系は生産をストップしているとのことで、理由については本社も秘密にしているようです。おそらくBSG関連の改修だと思われます。マイナーチェンジのタイミングで乗り換える予定で既に予約されていた方の個体は日本にあるようですが、年内納車はできないらしいです。

次期愛車候補ではありませんが、たまたま試乗できたメルセデスAMG C43 4MATICについて書いてみます。
まず、3リッターV6ターボというエンジンが何より魅力的です。昨今のダウンサイジングの流れ、電気自動車への転換などを考えると、ガソリンのマルチシリンダーエンジン搭載車には今後乗る機会がほとんど無くなるでしょう。一抹の寂しさを感じながら、エンジンを始動させると、結構獰猛な音質が！スポーツモードだったから余計に太い音がしましたが、A45よりも素敵な音です。うるさくても赦せる、愛せる！
インテリアは普通のCクラスと同様です。このセグメントではトップレベルの質感です。オーディオはハイレゾにまったく対応しておらず、ウォークマンからの音楽は聴けません。そもそも音楽を聴くべき車ではないかもしれません。
コラムシフトである理由が判りませんが、不自由でもないのでとりあえずokでしょう。
発進すると、エコやコンフォートモードだと、アクセルに対するレスポンスが緩慢であることがはっきりします。メルセデスの伝統的制御でしょうか？しかし、スポーツモード以上だと一瞬で非常に鋭い加速が得られます。コンチネンタルのタイヤは凄く応答性が良いのですが、若干ノイジーで、減りも早そうです。試乗車は1万キロも走っていませんが、すでに溝がかなり浅くなってました。
気になったのは、車速によってはステアリングが切れ過ぎることです。縦置きエンジンならではの切れ角に不慣れだからかもしれませんが、交差点で予想以上に鋭く曲がり、イメージとのギャップがありました。
スポーティーな車ですが、乗り心地は悪くありません。スパルタン過ぎない足は体に優しかったです。燃費は8キロ/㍑ぐらいですかね。

一般人に維持できるギリギリのラインでしょうが、大事に乗りたくなる車ですね。

ヤナセでは新車購入すると、初回車検までに年一度程度、好きな車を１週間ほどレンタルできるみたいですので、こういう経験ができるのもポイント高いな、と思いました。

レクサス○森では、代車○クアとか、ア○オンとか出すので、本部のアンケートに対し、それはないだろうと抗議したことがあります。(心が狭くて申し訳ない)アウディの代車がVWだったってことは普通ないだろうと。

カローラ店でカローラスポーツのMTモデルに試乗してきました。
結論から言うと、全然楽しめませんでした。
まず、シフト自体が長く、昔の教習車みたいな感じなので、シフトチェンジのフィーリングがマズいです。よっこいしょ、って感じです。
次にクラッチの位置ですが、結構右寄りです。体が外側を向かせられるような感じがしました。
そして、クラッチのミートポイントはかなり手前にあり、この辺りも素早いシフトチェンジには対応しないという感じです。ミートポイントを手前にせざるを得なかった理由は、iMTのセンサーがエンストをさせない制御をするために必要な距離があるということでした。
MTに慣れてる方には退屈で違和感がある設定でしょうし、不慣れな方は、普通にATでいいや、って感じるのではないでしょうか？

次期愛車探しのため、WRX S4に試乗してきました。
まずはエクステリアです。うーん。ガンダム。
スバリストの皆さん、申し訳ありません。やはり、こいつは厳しいんじゃないでしょうか？
インテリアもアイサイト関連のものがびっしりで、これじゃない感あり。情報が多いので慣れるまで時間がかかりそうです。いや、使わない機能が多いかもしれません。スバルに限らず、何でもブッこんでくる最近の自動車メーカーには、もう少し考えてもらいたいです。
肝心の走りですが、予想を越えて普通の車です。威圧感なし。緊張感なし。ストレスなし。トキメキなし。
直噴エンジンだからでしょうか？エンジンの音もイマイチ。まぁ、パワーは素晴らしいですね。燃費を気にせず、アクセルを踏んだら、優れたAWDも剛性の高いボディもあり、超簡単にハイスピードです。
ドライバーじゃなくて車が速い…。by イニD的な感じ。
足回りもヨーロッパの車に近い味付けです。
他に気になったのは、フロントガラスの歪みですかね。ハズレの車体だったかもしれませんが、左上に違和感があり、注視すると歪みがはっきりと感じられました。

stiグレードを見積りしたところ、ナビやstiのパフォーマンスパーツを装着すると550万円程に…。
高いですねぇ。