• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

白つがるのブログ一覧

2011年10月26日 イイね!

ED延命メニュー その20-2 オーディオシステム見直し ~スーパーライブサウンドシステム概要~

ED延命メニュー その20-2 オーディオシステム見直し ~スーパーライブサウンドシステム概要~ようやくオーディオ編再開です。

第二弾はスーパーライブサウンドシステムについて。
私のEDはスーパーライブサウンドシステムという21万の大層なシステムがついており、まずはこのことを解説しないとなりません。

90年代のトヨタ車で流行ったスーパーライブサウンドシステム、名称はご存知の方は多いと思いますが、これがまた車種によって千差万別の内容で、社外オーディオに換えるだけで一苦労。
純正状態でそこそこの実力はあるけど、いじるとなると面倒という特性はスーパーストラットと一緒ですね(汗)

というわけで、ST20#系スーパーライブサウンドシステムの概要です。

・8スピーカー構成(フロントドアに2.5cmツイーター、8.5cmミッドレンジ、20cmウーファー、リアに16cmフルレンジ)
・ウーファーは62W*2、他は33W*4で、いずれも外部アンプ仕様
・フロンドドアに防振板装着
・DSP付きCD/カセットデッキ

写真が例の純正デッキですが、つけていたのは納車から僅か一週間(汗)
当時はMDが使えないのが話にならず、即ヘッドユニット交換でした。
液晶のバックライトも一部点いたり消えたり調子悪かったし。



ヘッドユニットを交換しても、フロントドアに3つスピーカーがあるので判別は容易です(タイトル画像参照)。
20cmウーファーは圧巻ですが(初めて乗った人によくでかいと言われました)、この20cmというサイズのせいで社外品が一つしかなく、それもとうに絶版(-_-;)
スーパーライブサウンド以外の車も20cmは共通なので(こちらはフルレンジ仕様)、すっかりST20#系のネックになっています。
唯一の社外品(ケンウッド)は絶版前に私も交換しようとしたことありましたが、ここだけフルレンジにしてもバランス崩れるので取りやめました。
ただ、フロントドアにウーファーがあるのは珍しく、後ろから低音響くより自然でその点は気に入っています。

フロントドアの防振板(写真中央の金色の部分)とオール外部アンプ仕様なのは今回のカスタムで初めて知りました(汗)



ちなみに、写真が粗いのは小さめに印刷したものをスキャンしたため。
作業時にお店で各段階で写真撮ってくれていて、作業完了時にPCで説明してくれたんですが、そのデータ欲しいと言っても企業秘密が含まれてから(特にデッドニング)…ということだったので、欲しい部分だけ印刷してもらっておしまいでした。それでこんな形です。
もっとも、自分の車なんだから、内張剥がせば撮り放題なんですけどね(^^;)
ただ、こうやってきっちり顧客データの管理してくれるのはさすがだと思いました。長く付き合うならとても貴重なデータになるはず。

ただスピーカーが豪華なだけだと思っていましたが、まさか防振板まで作り込んでいるとは。
外部アンプにしても、ウーファー用の62W*2が助手席の下に入っているのは知っていましたが、残りはデッキ内蔵アンプだと思っていました。ところが、センターコンソール下部(エアコンパネルの下)にも外部アンプがいたという。
スピーカーも純正レベルではかなりいいものを使ってるそうです。昔パイオニア製だと聞いたことはありますが、詳しくは不明。
最近の車の例として、ハリアーの純正スピーカーを見せてもらいましたが、プラスチックのペラペラな造りなので、何かの見本用のモックかと思ったら実物だという(汗)

こんなもんで21万もするの?とずっと思ってましたが、値段なりに結構いいものだったようです。さすがバブルの残り香のある車。
ただ、スーパーライブサウンドというのは売り込みが下手くそだったと思います。もっと中身をアピールすればいいのに、カタログ見ても詳しいことはさっぱり書いてないし、ST20#系に限らず、ただスピーカーが多くて高いだけのシステムに見えます。
今ならマークレビンソンやらBOSE、マッキントッシュなど、各社オーディオブランドを前面に押し出してアピールしてるのに。トヨタにしては営業下手でしたね。

ところで、今回もう一つ目から鱗が落ちたのはシステム構成のこと。
前述したように、スーパーライブサウンドは社外オーディオにするには専用ハーネスが必要です。私のEDも例に漏れず専用ハーネスが使われていると思っていたんですが、何とハーネスを使わずに純正配線の加工で接続されていたという…。

まず以下が純正状態の配線です。
「純正デッキ→純正外部アンプ→増幅してデッキに戻る→各スピーカー」

そしてスーパーライブサウンド用ハーネスを使うと
「社外デッキ(内蔵アンプは未使用)→純正外部アンプ→各スピーカー」

ところが、うちのEDは
「社外デッキ(内蔵アンプ"使用")→トランク設置の社外アンプ(ウーファー用)→各スピーカー」

なのです。
純正外部アンプは完全スルー&使用停止になっており(ウーファー用のみ撤去済み)、通常のハーネスを使用して社外アンプから各スピーカーまでの配線を加工接続している形です。
11年間ずっとスーパーライブサウンド用ハーネス使用だと思っていたので、かなりの衝撃でした…(-_-;)

もう11年前の話なのでおぼろげな記憶ですが、社外デッキだと端子が違うだかで純正アンプは使えず、それで社外アンプが必要と言われたような気がします。
もしかして、お店側がスーパーライブサウンド用ハーネスのことを知らなかったとか??
当時は未発売という可能性もありますが、ED絶版後の1999年当時にまだ出ていないとは考えにくく、スーパーライブサウンドは車種によって千差万別だから、非対応だと勘違いされていたのかも。
それか、単純に社外アンプを売るために適当なことを言われたか…。

現構成の場合、ハーネスが安く済む反面で社外アンプが必要になるのでコストが高く、システムアップするときの自由度はあるものの、アンプを社外に変わったところで効果なんて微々たるものだろうし、トランクに設置しないとならない分、スペース効率も悪化しています(社外アンプは助手席下には収まらず)。純正アンプを残す選択肢があったならそちらを選択していただろうし、内容をきちんと知らされずに勝手にやられたのはちょっと腹立たしいです。

まあ、11年も前の話だし、当時の店員さんもお店もないので今更ではありますが。

スーパーライブサウンドという視点だけでも大きな発見のあるオーディオシステム見直しでした。
Posted at 2011/10/26 23:34:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | ED延命メニュー | クルマ
2011年10月26日 イイね!

ED延命メニュー その9補足5 ヘッドライト光度

ひっそりとEDが8回目の車検を迎えました。
去年あれだけ延命メニューやったので、ブレーキの調整(動きが渋かったとか)しただけですんなり通過です。
とはいえ、ブレーキは去年OHしてる筈なのに何で??という疑問もありますが(汗)

そして車検から上がって整備記録簿を眺めていたところ…
2年定期点検整備用として普段より大型の紙になってることに今頃気付きました(汗)
増えてる部分が裏に折りたたまれていたので、今まで全く気付かず。

で、その部分にヘッドライトの光度があることに注目したのが今回の補足話。
今回の結果は右が51800cd、左が52600cdでした。
車検の基準は15000cd以上だそうです(2灯式ヘッドライト)。

気になって過去の記録も掘り返してみます。

1997年 右53000cd、左33000cd(純正ハロゲンバルブ、まだまだ綺麗なヘッドライト)
2003年 右25000cd、左25000cd(ベロフ着色HIDバーナー、黄ばみ開始ヘッドライト)
2009年 右28200cd、左42600cd(レイブリッグHIDバーナー、黄ばみ末期ヘッドライト)

2011年 右51800cd、左52600cd(レイブリッグHIDバーナー、新品交換ヘッドライト)

ずいぶん抜けがありますが、上記はディーラー車検のもの(前オーナー時代の1997年以外は同じディーラー)。いつもの整備工場で出した車検は通常の記録簿になっていて、ヘッドライトのデータ無しでした(-_-;)
何だか年によって左右にえらいバラツキ出てるのが謎だし、ちょっと正確度に疑問符は付きますが、今回は左右差抜きで分析してみます。

・黄ばみヘッドライトによる光度損失は絶大
・初期に出ていた着色HIDバーナーはやはり暗い
・HIDとハロゲンの光度差はほとんど無いような…??

黄ばみヘッドライトは症状が進みすぎると車検に通らないらしいですから、これは納得です。ちょくちょく磨いていたからこの数値で済んだのかと。

ただ、ハロゲンとHIDに光度の差が認められないのが意外すぎます…。
そこでちょっと調べてみましたが、光度の単位であるcd(カンデラ)は「ある点から光源を見たときの光の強さ」だそうです。

…そこで一つ思い当たりました。
2灯式ヘッドライトの場合、計測はハイビームで行います。
ここで出てくるのが後付けのHi/Low切り替え式HIDの悲しさ。ヘッドライトユニットがハロゲン用の配光設計のため、どうしてもハロゲンほどのHi/Lowの高低差が出せないんですね。
初代HIDのベロフは黎明期の製品なのでこの点が特に厳しく、Lowにきっちり光軸を合わせるとHiが低すぎて使い物にならず、逆もまた然り。間を取って光軸合わせてもらいましたが、真っ暗な田舎道ではパッシングされること多数(泣)

二代目HIDのレイブリッグはすっかり成熟した頃の製品なので、この点はかなり改善されてパッシングは皆無になりましたが、それでもHiが低くて実用性は純正HID車には敵いません。
ついでに書くと、照射範囲を越えると一気に暗くなるHIDの配光特性(ハロゲンは徐々に暗くなるけど、HIDは境界線がクッキリしている)のため、Hiにすると手前が暗くなりすぎてしまい、この点でも実用性に難があります。フォグでカバーできるのが救いですが。

なので、ヘッドライトの実用性ではHIDのEDより強化リレーハロゲンのロードスターの方が実は上だったりします…。

とまあ、ずいぶん遠回しに書きましたが、要はHIDだとHiの光軸が若干低めにずれているため、それが光度が低くなってしまう原因なのではないかという、そんな話です。

データが少ないのでこの程度の分析しかできませんが、本格的にデータ採ったら面白い検証ができそうですね。
Posted at 2011/10/26 01:03:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | ED延命メニュー | クルマ

プロフィール

「@Griffith@日本語版
無事で何より。お疲れ様でした!

何シテル?   09/03 01:46
今更感がありますが、車の情報まとめるために登録してみました。 メインはST205カリーナED。マイナー車なうえ、古くなってきていよいよ同車種の人が減ってきまし...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/10 >>

       1
234 5 67 8
910 1112131415
1617 1819202122
232425 2627 2829
30 31     

リンク・クリップ

[スズキ スイフトスポーツ]ENKEI PerformanceLine PerformanceLine PF01 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/18 09:20:04
[スズキ スイフトスポーツ]DUNLOP LE MANS4 205/45R17 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/18 09:19:40
[スズキ スイフトスポーツ]BRIDGESTONE POTENZA S007A 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/18 09:19:27

愛車一覧

マツダ ロードスター 白つがる (マツダ ロードスター)
悩みに悩み抜いて、NA6CEからの乗り換えました。 人生初の新車、思い入れたっぷりです。 ...
トヨタ カリーナED トヨタ カリーナED
デザインと4WD+MTに惹かれて購入。ST205のMTは希少だったので、結構探しました。 ...
トヨタ スプリンター トヨタ スプリンター
免許取って最初の車。親戚から譲ってもらいました。外装、内装共にくたびれていたのでその辺は ...
マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
足車を探していたところ、いい話があったので知り合いから購入。一度オープンやFRに乗ってみ ...

過去のブログ

2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation