
友人のマーチカブリオレの幌がかなり破れており、新しいものが届いたので友人たちと交換しました。
ちなみに前回の内装塗装からキーレスがついたりシートカバーをかけたりハンドルを変えたりしました。
必要な物は、タッカー、タッカーの針(結構使います)、リベッター、ブラインドリベット(4mm径のアルミ)、布用のボンド(速乾が便利)、トルクスドライバー、極薄ラチェットドライバー、飲み物、人間数人、昼ご飯、バンドエイド、体力など
取り外し
まず幌を開けてウェザーストリップを止めているクリップを外します。
先端の2箇所と、

反対側の1箇所を外します。

その後先端にあるビスを外していき、

リテーナーとウェザーストリップを外します。

ウェザーストリップを止めていたリテーナーを止めているビスを3箇所外し、

外していきます。

次にピラー部分を外します。
幌の操作をマニュアルに切り替え真ん中まで閉めます。
クリップを1つ外し、

ウェザーストリップを取り外します。
そしてリテーナーのビスを外し、

取り外します。
その下にある金属プレート部分のビスを外し、

プレートを取ります。

すると幌が接着されている部分が出てくるので剥がします。

その後根元部分で幌を止めているビスを外します。

天井部分の各フレームに付いている生地を外します。

次に先端部分の生地を外していきます。この作業は片方ずつ行うのがよいみたいです。
まずロック部にあるトルクスのボルトを4本外します。

すると先端部分が外れるので挟まれていた部分の生地を剥がします。

その後反対側も外し、先端部分の生地を剥がします。
そしてピラー部分のフレームの後ろにあるサイドテンションケーブルを外します。
バネの部分のビスを外します。

そして幌から抜きます。

次に屋根を完全に閉め、後端部分を外していきます。

ガラス左右下にあるビスを外し、

スナップとマジックテープで止まっている内張り部分の布を外します。

ピラーの後ろ部分マウントフレームにあるクリップを外します。

その後、後端部とサイドのナットを外し、

後端のマウントフレームを外します。

続いて後端部分をガラスごとめくり上げ、

後ろ部分のフレームに付いているリベットをドリルで外していきます。

金属プレートを外し、生地を剥がします。

次に後端部分のマウントフレームに付いている針を外していきます。

これで古い幌が取り外せました。
取り付け
次に新しい幌を取り付けていきます。
まず後端のマウントフレームにタッカーで生地を取り付けていきます。
幌をフレームに乗せ、

サイドテンションケーブルを通していきます。
フレームに通しその後ピラー部分にビスで止めます

次に先端部分です。
ロック部のボルトを外し、

生地を引っ掛け接着剤で止めます。

反対側も同じようにし、先端部分も接着剤で止めていきます。

先端のリテーナーをビスで止め、

サイド部分も止めていきます。

ウェザーストリップをはめ込み、

クリップで止めます。

生地を後ろに引っ張り、

後ろ部分のフレームに接着します。
まず屋根部分から、次にリアガラス部分をその上に接着していきます、

フレームの穴に合わせて生地に穴を開けていきます。
金属プレートを当て、リベッターを使い固定します。

次に後端を取り付けます。

後端のマウントフレームの穴に合わせて生地を切ります

マウントフレームを取り付け、
ナットで止めます。

そしてピラー部分をつけていきます。
ピラーフレームの溝に生地を接着し、
穴を開け金属プレートを当て、ビスで止めます。

その上からリテーナーを取り付け、

ウェザーストリップをはめ込み、

クリップで止めます。

根本のビスで生地を止めます。

ガラスに熱線用ハーネスを差し込み、コードをマジックテープで止めます。

ピラー後ろのシートをクリップで止め、

内張りの布を取り付けます。

外から見るともう完成

そして天井部分の生地を各フレームに接着していきます。

これで完成です。

取り付けたばかりなので生地が固く閉まりにくいのでとりあえずロック部の鉤を伸ばして対応しました。
何度か開け閉めしてみて問題がなければOK。
作業時間は11時間、結構疲れました。
これで雨漏りはしなくなるでしょう。
Posted at 2013/03/06 02:04:13 | |
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