
※画像は当該車両とは異なります
2019年4月にフルモデルチェンジした新型のRAV4
カムリに採用のTNGAプラットフォームGA-KをベースにゴツゴツしいSUVスタイルに仕上げられ、エンジンもTNGAエンジンであるM20AとA25Aハイブリッドが採用される。
余談ですがTNGAエンジンを搭載している車は車両型式の頭(数字の前)が4桁表記になっています。
例)ヴォクシー ZRR80G~
RAV4 MXAA52~
ガソリン車のGZ、Adventureというグレードの4WDにはトルクベクタリングという機構を採用し、妙に高い悪路走破性を与えています。
E-fourもスタック脱出性能を高めてありトルク配分も100:0~20:80と様々な路面状況に対応出来るスペックです。
他にも色々よく出来た車でさすが2019~2020日本カーオブザイヤーを取ったヤツだぜ!という思いです。
個人的にはアルヴェルとほぼ同じ全幅1855mmは国内だと大きすぎると思ってるんですが、海外販売の事や他メーカーの事、デザインとかプラットフォームを考えると仕方ないのかもしれないですね。
とまぁ前置きが長くなりましたが、、、
会社の先輩が買ったんですよ☆
グレードはハイブリッドG
沼へと引きずり込んでデッドニングをさせてもらうこととなりました( ´∀`)ハハハ
しかしこの人どうせ「やる」なら出来るだけ「やる」って感じなので材料とか道具を揃えてもらって、何時やろうかとしていたところ先んじてルーフは自分でやってました( ゚∀゚):∵グハッ!!
なので私が施工したのはドア5枚とクォーターです☆
ムーンルーフ付きなので鋼板にレアルシルトを貼れる場所は限られていますが、よくぞまぁまだほとんど新車のルーフライニングを1人で降ろしたもんです(笑)
ライニング側にはシンサレートを置いてあります。
続いてここからが私のセクション。
右クォーター。
TNGAプラットフォームはとにかく剛性が高いんですが、裸にするとよくわかります。
とにかくサスペンションタワー周辺や左右を繋ぐメンバーが恐ろしく太くて硬いです。
クォーターも2重鋼板の構造になってたりしてクリアランスも狭いので悩みました
(;・∀・)
Cピラー近くは腕1本奥まで突っ込んで圧着したところもありました(^_^;)
ちなみにこの車、スピーカーは前後ともソニックプラス!!
そもそもの静粛性に加えソニックのスピーカーで音漏れはほぼ無いも同然です。
なので、遮音防音というよりは静粛性をワンランク上げるイメージで重量増を抑えるため構造部材には貼らずに高張力鋼板を使用していて薄い部分をメインに制振しました。
タワーは強くてもクォーターパネルそのものやタイヤハウスは薄く作ってあるので、そこへ到達した振動を抑えてあげます。
振動は強い部分から弱い部分へと伝搬していきます。
音が回り込むっていうのもこの一種ですかね(´・∀・`)ワカランケド
左クォーターも同じようにタイヤハウス裏を多めに貼り、打音の軽い部分へ調整しながら貼り付けました。
そのままラゲージへと入ります。
スペアタイヤホール後ろ半分は驚くほど薄く作られており、私(50キロ弱)が乗るだけでも「メキッ」っていうので最初ビビりました
(((゚Д゚)))ガタガタ
なので、全体に適量?のレアルシルトを貼り付けてから後ろ半分にはオトナシート切らずに2枚を上から貼り付けて擬似的に鋼板厚を稼ぎました。
エンジンが掛かった際マフラーから発せられる振動も影響してくるのでコレが多少なりとも抑えてくれると思います。
軽量化に対する開発努力を無駄にしました(笑)
お次はバックドアですが、ココが1番狭かった!!
サービスホールも小さく外板と内板を溶接で繋いでいるブラケット?ステー?があったりと骨が折れました
(*´д`*)ハァハァ
外板側は貼れたとしても圧着する為のスペースが取れないので無理なく届く範囲だけにして、仕方ないので内板の響きが大きい部分への貼り付けに逃げました
┐(´д`)┌ヤレヤレ
あとはドアだけですが、ソニックのスピーカーはリベット止めなので外したらリベッターが無いと戻せません。
用意してなかったのでスピーカー裏は手付かずですが、まぁソニックだし(笑)音漏れの心配は無いので余計な振動を無くす為の施工をします。
インパクトビームは他車と変わりないですが、コレなんて言うんでしょう?ドアビーム?外板に直接付いている補強のビームがドえらい太いんですよ( ゚д゚)クワッ
こいつぁドアそのものも硬くて強いわけだと感心しました☆
しかし全てが溶接ではなくシーリング剤で止まっている部分や中空部分もあるので長めにカットしたレアルシルトでドアパネルをまたいで圧着し、鋼板強度が高くなるイメージにしました。
それとフロントドアのサービスホールはブチル付きビニールではなく樹脂カバーになっています。
うらやましい(笑)
ココにも表と裏、キレイに貼れる場所へとサイズを調整しながら貼り付けました。
リヤドアはお馴染みのブチルのビニールでした(´・∀・` )アラマァ
途中から体力なくなってきてリヤドアに関しては画像なし(笑)
ドアトリム側にもカタカタ動く部分やコンコン反響が大きい部分に少し貼ってビビり音対策をしてます。
作業にいっぱいいっぱいでこちらも画像なし(爆)
防音対策はしていませんが、私のなんちゃってフルデッドニングヴォクシー比で圧倒的に静かなので、もしエアコンの効きを良くしたいとかがあれば防音兼断熱材を仕込めばいいんじゃないでしょうか。
フロアやフロントフェンダー周りなど手を入れる余地はあるもののロードノイズも全く気になるようなレベルではないので今回はここまで。
いやー部分的にでもTNGAプラットフォームの意図が見えた気がしました。
ヴォクシーとはセグメントもキャラクターも違うので単純比較は出来ませんが、とにかく体幹が強いというか、骨太感が感じられる作りですね。
静粛性において「硬くて」「重い」事は良い影響をもたらしますが、TNGAは「軽量」も謳っています。
ただ重く作って強さを出す訳ではなく構造用接着剤を多用し「面」で剛性を高めたりセクションで材質を変えたりして「高剛性」と「軽量化」を実現しています。
次期ヴォクシー(ノアになりそうだけど)もTNGAプラットフォームになると思いますので、ノーマルの時点で高剛性と静粛性を手に入れるのだと思います。
その時には乗り換え、、、、ないでもっとマイカーをめちゃくちゃに対策して立ち向かおうと思います(笑)
最後に、こんだけなんやらエラそうに語っておりますが、かなり個人的な見解が含まれます。さすがにみん友さん方々が鵜呑みにされる事はないと思いますけどほんの少々のご参考程度に留めて頂ければと存じます(言い訳)
まー疲れたけど楽しかった!(ごまかし)
マイカーを弄りつつ、次の犠牲者を探し始めますかね(ΦωΦ)フフフ…
だいぶ長くなりましたが新たな生贄を捧げるまで御機嫌よう~
ちゃんちゃん☆