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2023年12月09日 イイね!

ブレーキリフレッシュ計画

ブレーキリフレッシュ計画こんばんは。

大掃除という名目で色々とバラしていますが、ホイール洗浄を行えばブレーキも点検というのが、自分の中での決まり事のようになっています。
サーキットの走行後メンテの癖みたいなものですね。

で、ブレーキの点検の際に前から気にはなっていたのですが、タイトル画像のようにピストンに錆が少々目立つようになってきました。
この部位は常に外部に露出している部位なので、私のように18年以上が経過した車両、更にサーキット走行で強い熱が加わる環境下での使用、これらを考えるとある程度は仕方ないのかもしれませんね。
肝心なのはブーツ内なのですが、そのブーツ内を少し覗いてみると大丈夫そうに見えるものの、これも詳細を見たわけではないので何とも言えません。
この感じを見ると、錆が広がりつつあるみたいになっていても不思議ではないですし。

現状でブレーキのタッチも問題なく、パッドもしっかりと均等に減っているので、キャリパー自体は正常に動作している事が分かります。
ブレーキを使えばパッドは薄くなっていき、ピストンは徐々に上がっていきますが、シリンダー内にはシールが組み付けられており、そのシールよりも下の部分はブレーキフルードで満たされているのが通常。
クルマの使用過程でブレーキのピストンが勝手に戻る事はないので、現状ではフルードに満たされた部分の状態が今のブレーキの動きという事です。
フルードに満たされている部分であれば、錆の影響は受けないはずなので、今が問題ないのは当然といえば当然なのかも。
で、問題となるのが、パッドを新品に交換する時に行う、ピストンの押し戻し作業時。
パッドが薄くなればなるほど、シリンダー内のシールよりも上にピストンが出てくるわけで、そこの錆に気付かずにピストンを戻してしまうと、ピストンの動きが悪くなったり、シールをキズ付けたり、最悪はシリンダーに食い付いてしまうなんて事もありそうです。
軽度なら研く等の対応も出来ますが、メッキ処理が剥がれる事で更に錆びやすくもなる…加減も難しいし、そして何より精度が落ちるのも不安。
ならピストンだけ新品に…と思ったのですが、純正だとこの部分だけが購入出来ないらしく、キャリパーアッセンブリー購入というのがまた厄介ですね。

純正外だと何か策はあるのかもしれませんが、今回は…
(追記:純正品としての取り扱いはないみたいですが、ミヤコ自動車さんからの代用品の販売は現在もあるようです)



…格安中古に手を出して見る事にしました(笑)
もちろん錆のないピストン&シリンダーのストック保管が目的です。
写真の左右セットで6000円(送料込み)でお釣りがくる価格。
安い理由としまして…
①パッド4枚のうち1枚が欠品
②ブリーダープラグのキャップが欠品
③使用感による汚れやキズがある
…こんな感じでした。

パッドはこっちの新品を使用するし、キャップはオーバーホールキットに付属しています。
見た目も現物を確認しましたが、私のキャリパーよりも断然キレイなのが嬉しいですね。
ピストンに錆も無いし、スライドピンもスムーズに動く、そしてキャリパーとパッドの接触面に塗られたグリス等を見ても、しっかりとメンテされていた事が伺えます。
って事で、これをそのままオーバーホールして、今のキャリパーのシリンダー部分だけ入れ換える計画に変更。
これだとオーバーホール中は車を動かせないなんて事もないですし、仕事終わり等のちょっとした時間にのんびりと作業出来るのが良いですね。
今回はローターも新品に交換しますので、その様子は後日にまとめて整備手帳の方で紹介したいと思います。
…また長文で失礼しましたm(_ _)m


Posted at 2023/12/09 20:50:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | エイト | クルマ
2023年11月24日 イイね!

DIYについて今一度考えてみる(長文です)その①

DIYについて今一度考えてみる(長文です)その①先日からタイヤの脱落や整備中の車両の下敷きになる等、DIYに関連すると思われる事故が多発しています。
これらは報道として取り上げられたものであって、大きく報道されないものを含めれば、毎年それなりの件数が起こっているのかもしれませんね。

車好きにとって車とはかけがえのない存在でもありますが、『車は走る凶器にもなりうる』という言葉があるように、場合によっては危険な存在にもなりかねません。
ルールを守らなかったり、誤った知識による誤った整備等もこれらに含まれ、紐付けされるものだと思います。

私は資格を有した上でDIYを行う立場ではありますが、仕事柄で特定の部位に限定して熟知しているだけで、全体の基準や作業方法も熟知というわけではないので、当然素人に分類されます。
自分がよく触るブレーキやサスといった下廻り全般に関しては、一応仕事で20年(本格的にDIYを始めた当時は10年)以上従事した経験と知識という面、またそれらのトルク管理には信頼できるトルクレンチを使用する等、こういった確実性から自分で整備するという判断に至っております。
なので、逆にこれらの確実性が持てないと判断した場合は、迷わずプロにお願いするという事ですね。

で、同業者の方なら聞き覚えのある言葉だとは思いますが、車の作業箇所によっては『Aランク作業』という部位が存在しており、Aランクとはその部位の未締付や不具合が起こった場合、人命に直結するような重大な事故につながる恐れがあるというような意味合いです。
ブレーキや足廻りといった部位の作業は、ほぼ全てがこのAランクに該当し、自分が若い頃に当時の上司から…
『お前が一つ不具合を出したら、人の命が一つ脅かされるものだと思え!』
…と厳しい言葉で指導されてきました。
非常に重要なので、そんな意識を常に持て!って事です。

そんな重要な部位の分解難易度ですが、さほど高くない箇所が存在するのがまた厄介。
極端に言えば、知識を全く持たない方がメガネレンチ1本と素手で分解してしまえる箇所も存在するって事。
DIYは分解した場合、再びメーカーが定めている組み付け方法やトルク管理基準等、元々の状態に戻せて初めてDIYが成立するわけなので、無知な方が興味本位で手を出すのは非常に危険だという事を意味します。

ここでトルク管理基準を例にして、トルクが高い値で設定されているドライブシャフトのロックナットを見ていきましょう。
締付トルク 235.2〜274.4N・m、狙い値は255.0N・m
表記はこんな感じとなっていますが、単純にトルクは上限から下限の範囲内で、その中間に当たる狙い値を狙って締めるという感じ。
リチェックトルクの範囲というのも存在し、基準内でOKとなるトルク値の範囲はもう少し広い場合もあります。
この締付トルクの範囲ってのは車種によって若干の違いがありますが、狙い値は同サイズのナットを使用している場合、過去の車両も含めほぼ255.0N・mだったと記憶しています。
下の写真はRX8のもので、締め付け後にカシメを行うタイプの物。



ただ、現行車は昔のカシメを必要とするようなタイプのナットではなく、ナット自体に緩み止め機構のあるタイプの為、設備上で…

①狙い値を狙って締め付ける。
②そこから180度ほど逆回転させる事で緩み側のトルクを計測。
(ナット側の緩み防止となっている力が正常かの確認)
③再度、狙い値を狙って締め付ける。

…といった、通常の設定とは異なる複雑な制御となっています。
緩み側のトルクというのは、単純に何N・mの力を掛ければそのナットが緩み方向に回す事が出来るのかというトルク値の事ですが、再使用不可とされているロックナットの場合、一度締め付けた後にナットを緩めて外してしまうと、この緩み側のトルク値が基準値を下回ってしまう事が要因で再使用不可となります。
これもまた一つの部品に対し、個別に設けられた基準の一つ。

で、ここで例に上げたロックナットは、緩み側の管理が絡むので少々特殊ですが、基本的にはBランクを除いた全ての締付部位で、トルク値の範囲と狙い値は定められているはずです。
その中でも一番身近な部位でいえば、ホイールナットかもしれませんね。
DIY派の有無を問わず、スタッドレスタイヤを装着したホイールへの組み換え等、自分で作業を行った方も多いのではないでしょうか。

以前にですが、このホイールナットの締付に関する衝撃的な動画を見た事があります。
その動画では『緩んだら恐いのでしっかり締める!』等のような事を言われ、ホイールナットにセットした車載レンチの上にその方が乗りました。
そして、その上で飛び跳ねながら締めていくというもの。
ネタとしてやられているのなら申し訳ありませんが、車載レンチに全体重を掛けて、更にジャンプ…ハブボルトに掛かる負荷は相当なもので、確実にオーバートルクですね。
かなり昔ですが、近所にもしっかり締めるとか言い出して、かなり長い鉄パイプを車載レンチにかました後、渾身の力を掛けて締め上げる…そんな方がいらっしゃいました。
それは危ないから…と言ったのも束の間、ハブボルトは折れてしまいます。
その場で折れたからまだ良かったものの、これが走行中だったらと思うと非常に恐いですね。
『緩んだらいけないから締めまくれば良い』…こんな間違った解釈をされている方は一定数おられるようで、そんな方が自己流で色々DIYをやり出すのが一番恐ろしいのではないでしょうか…まさに走る凶器の量産状態。
上で説明したように、締め付けるボルトやナットには必ずトルクの上限と下限が定められており、その範囲内で使用するというルールがあります。
弱すぎれば走行中の振動で緩んでしまうし、強すぎれば強度に耐え切れずに破損してしまう…すごく単純な話なのですが。

自動車はメーカーが定めた基準を全て満たした上で初めて『安全な工業製品』として世に送り出されています。
今回は組み付け…というか締付トルクに限定した基準の話で、部品の脱落等の事故はそれが原因ではない事も多いとは思いますが、そこに関係した部位にDIYで自らが手を下すわけですから、やはりそれなりの知識と相応の責任は必要です。
自分も含め、整備手帳によく書かれている『DIYは自己責任です』や『自信がないならプロに任せる』、そして『参考程度として下さい』等の言葉は、一見すると軽い感じで流し読みしてしまいそうですが、これらは非常に重要で重い言葉だと自分は受け止めています。
自分が整備した事が原因で他人を傷つけるような事があったら、一生をかけても償いきれませんからね。
そして、こういった報道を見る度に『DIYは悪』というような風潮になってしまいますが、実際にはDIYが悪なのではなく…
『触る部分の基準を知らず、更に基準内に戻せる術がないのにも関わらず分解する』
…こういった行為が悪なのだと思います。

このような事故は残念ながら、この先も起こっていくのかもしれませんが、これを他人事とせずに、せめて自分が加害者とならない為にも今一度、私自身も作業方法と向き合ってみようと思います。
長々と長文失礼しました。
Posted at 2023/11/25 17:15:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月04日 イイね!

オートポリスで練習走行

オートポリスで練習走行今日は約3ヶ月ぶりにオートポリスに行ってきました。
11月って事で低温の恩恵を受けて…ってな事を企んでいましたが、これが大誤算でした。
テレビではこの連休は暖かいとか言っていまして…

『とか言いながら、オートポリスは山だから14〜15℃くらいなんじゃないの??』

…なんて事を勝手に思っていたのですが、朝から気温は20℃くらいあって、日に当たると普通に暑い…

『マジか…やっちまったよコレ…マジか…』
…頭の中でループしていました(笑)
で、それだけならまだしも、走行台数が半端なく多い。
走行しているとワラワラと無双ゲーのように車が湧いてきます…まあ、自分もその湧いてくる車両の中の一台なんですけど(^^;

って事で、クリアは取れそうにないので、コースの各所(苦手意識のある所)を部分的に練習する事に。
結果的に部分的な練習に徹するのも大事だなぁ…と実感。
これがまた次回に生きれば文句なしですね。

そして今回もまた、PITが隣だった方と色々と雑談して楽しませて頂きました。
初対面の方と車を通じて話すっていうのはいいなぁ…とこれまた実感です。
そんな感じのオートポリスでした。

今年中はもう行けないかなぁ…って感じですが、来年以降また寒くなってから登山できればと思います。
本日走られた方、ご一緒出来て光栄でした。
そして、ありがとうございましたm(_ _)m

【おまけ】
いつもの外部撮影からの走行動画です。
排気漏れが完治して、若干ですが音が甲高くなった気がします。
Posted at 2023/11/04 20:51:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | エイト | 日記
2023年09月16日 イイね!

エイトの事で色々と…

エイトの事で色々と…タイトル画像は助手席側のPWのモーターです。
ここ最近になってから、助手席側のウィンドウを開けないで放置(2週間程度)していると、ウェザーストリップに貼り付くのか、スイッチを操作してもウィンドウが下降しない事があります。
で、外からこの貼り付きをほぐすように、ウィンドウをグイグイと押してやると普通に動き始めるという…(^^;
異音等は全くしないので、恐らくですがモーターが弱ってきているのかもしれませんね。
って事で、モーターの新品を念の為確保しておきました。

車齢を重ねていくと、こういったトラブルは避けて通れませんが、好きで長く乗っているので純正部品が現存し、尚且つ問題なく購入できる事を有り難いと思う事にします。
考えてみれば、私はサーキットメインという使い方なので、走行面に関するリフレッシュやメンテは積極的に行ってきましたが、こういった普段使いの部分に関しては、割とアバウトだったかもしれません。
これからまた、色々と純正部品の購入が増えるのかなぁ…って思うと、少々気が重いかも。
まあ、上でも言いましたが、好きで乗っているので、しっかりと向き合っていきますけどね(笑)

で、先日広島に行った際に…



…LEGさんでとあるパーツの打ち合わせ。
車を長く乗る上で、頼れるショップがあるって事も自分を奮い立たせてくれていますし、それが一番重要かもですね。
LEGさん、いつも電撃訪問ですみません…そして、ありがとうございますm(_ _)m

そんな感じで、最近は純正部品と睨めっこする日が微妙に増えてきております。
…にしても、部品の値上がりだけはイタイですね。
あっ…ちなみにLEGさんへお伺いしたのは、純正部品じゃなくて、チューニングパーツの件です(^^;
Posted at 2023/09/17 08:31:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | エイト | クルマ
2023年08月20日 イイね!

行き着く先は…

行き着く先は…タイトル画像で分かる方には分かると思うのですが、ついに買ってしまった…。






思い返せばレドム導入時、RE雨宮さんにTELしたドキドキ感…
これからお世話になります!と、LEGさんの門を叩いたワクワク感…
そして今回…





…リアルテックさんにメールする時にまたドキドキしました(笑)
やはり有名プロショップさんへのコンタクトってのは、車好きであるが故に何時になっても相変わらずドキドキ、そしてワクワクするものですね。

今使っているオイルブランドは、以前にオーバーホールした際に非常に良い物だった事が証明されていますが、これからスポーツ走行の頻度も増えそうなので、REでの更なる高みと安心感を求めて導入を決めました。
他の方々のレビュー、そして何よりあの浜口さんが自信を持っておすすめされているので、何もためらう事はないでしょう。
…唯一ためらう事があるとしたら価格くらいですが、これも自分のエイトの使用状況だと、今よりもコストが下がるという夢のような話。
スポーツ走行が増える中で、交換頻度を抑えられるなんて最高です。
じゃあ何故、今まで導入しなかったのか…
実は私、少々コミュ障な面がありまして、何の購入でもそうですが、ファーストコンタクトが単純に苦手。
メールをして振り込み…TELして注文…等々、そういったやり取りを割と避けてしまう傾向にあります。
周りにも何人かそういう友人を知っていますが、そういう人ってネットでポチッとな…ってのに頼りがち、そして助けられているんですよね(^-^;
でも今回、愛車の為に勇気を出して道を切り開きましたよ!…少し大袈裟かな??(笑)

まあ、そんな感じで次回オイル交換から導入し、そのまま使い続けようと思っています。
丁寧な説明書まで入れて下さっているので、しっかり読んで誤った使用方法は厳禁ですね…折角のRE専用の高級オイルですから。
街乗りでしっかり熱を入れたいところですが、自分の用途だと厳しそうなので、スポーツ走行の2枠目からが本番といったところかな。
導入するのが今から楽しみです。

リアルテックさん、この度は迅速なご対応本当にありがとうございましたm(_ _)m
Posted at 2023/08/20 16:07:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | エイト | クルマ

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「[整備] #RX-8 ブレーキフルード交換(備忘録) https://minkara.carview.co.jp/userid/809663/car/685750/8047980/note.aspx
何シテル?   12/16 08:09
はじめまして! メイン車両はずっとロータリーエンジン搭載車を乗り継いでいる、RE歴25年を突き進む純粋なREバカです(笑) みん友さんの影響でサーキット...
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