2011年04月13日
ヘッドカバー(カムカバー)からのオイル滲みは、メータを信じるなら15万キロ走破したこの車であれば、仕方無しとも思える事象でありますが、
なぜか、タイミングベルトカバーの隙間(1JZ-GTEであれば、プラグ交換をするとき外すカバーと、その下側に付くボルト3本で留まってるカバーの隙間)から良い感じで埃が濡れて付着する量のオイルが漏れている。。
前々から、自車の問題であり、友人からの指摘さえあった不具合であります。
ヘッドカバーのシールがもうダメで、漏れたオイルがにじんでいるのかと思いました。
しかし、それにしてはおかしな位置。
原因が理解できずに乗っておりました。
もちろん、ヘッドカバーのシールもダメなのは否定できず、スパークプラグを外せば、
ネジ部の色がこんがりキツネ色…。オイル燃えてるじゃないかと言う状況でありましたが、
アルトワークスとはいえ軽自動車からの乗り換えです。
出力の不足感など無く、失火も恐らくは無かったでしょう、そのまま乗っておりましたし、実際ヘッドカバーガスケットの劣化はそれほど問題ではなかったのでしょう。
しかし、先日、タイベルカバーのno.1(プラグカバーを兼ねる部品)を外して、アイドリング運転してみましたところ、
カムスプロケ(たぶん吸気)からオイル滴が飛んでるじゃないですか。。
この車で、GWに片道800km超の祖母宅訪問を予定しておりましたが、計画が頓挫した瞬間でした。。
ぐぅ。ばあさまに会えるのは、葬式になっちまうぞ、マジで…
それは置いておいて、
そのとき、認識の古い人間である私は、まず、吸気カムスプロケ付近から飛ぶオイル滴の原因を
カムオイルシールと予測しました。
オイルシール交換は、カムのスプロケ脱着作業を要します。
そして、8万キロでタイベル交換の表示があるこのエンジンの2度目のタイベル交換を検討し始めるに至りました。
現在、タイベルおよびウォーターポンプほか手配済みであり、
クランクプーリの交換も距離と現物の劣化状況から考えるに必要と思い、ディーラーで発注を掛けました。
プーリーだけで17,000円超であります。とんでもない値上がり方です。
しかし、よくよく考えると、
カムオイルシールがシールするエンジンオイルは、せいぜいカムシャフト回りに溜まったエンジンオイル(に掛かるヘット圧)だけで、それらがタイミング系統部位に漏れるのを防ぐ役を果たせれば十分であるはずです。
回転の遠心力で飛んでるのでしょうが、それにしては飛ぶ量が多く感じました。
そして、吸気側スプロケと言うことで、JZX100の1Jに搭載されるVVT-i機構に、疑念の矛先が向かいます。
新型車解説書を見ると、ある程度は、このVVT-iシステムの動作原理を見ることができます。
はっきり言って、1JのVVT-iは初期の技術で動いています。今でこそタイミングベルトはサイレントチェーンに置き換わり、タイミング機構へのオイル漏れの考慮の必要性が無いというレベルにありますが、この時代のタイミングベルトという部品は、エンジンに取って重要なパーツであり、油脂類の付着を許さない繊細なものであります。
これは、ヘリカルスプラインによりスプロケ(タイベル)側固定ギアに対し、カム側のギアが油圧でスラスト方向へピストン移動することで、30°つまりクランクからは60°の排気タイミングとの連続相違変化を付けているのであります。
ここで、JZX100の吸気カムの内面には、OCVにより送られたオイルが満ちていると言うことが重要です。
カムスプリングの抵抗に打ち勝つだけの油圧が保たれていなければ、安定したVVT制御はできませんから、相応の油圧が掛かっていると予想できます。(それでも、現在のベーン式よりは低くて良いのかもしれませんが…よく分かりません。勉強不足で、有識の方のコメントをお待ちしています。)
ですから、運転中のVVTスプロケの中には圧力の高いエンジンオイルが進入しており、シールの不十分な面があれば、容易に漏洩すると言いたかったのであります。
オイル飛散の原因が、カムシール劣化から、スプロケのストレートスクリュープラグとシールワッシャ不良に移ってきました…。
しかし、ここを潰せば、最大の問題は解消できるのではないかという予測こそ、楽観視に他なりません。
このガスケット交換はストレートスクリュープラグさえ外すことができればいいので、タイミングベルトそのままにクランクプーリの脱着の必要性が無く、ラジエターもカップリングファンのみ外せば作業可能と思われ、難易度が下がり、気が楽ですが、
どちらにせよエンジンオイルの掛かってしまったタイミングベルトを使い続けるのは危険ですから、交換が必要そうです。
とりあえず、今回怪しいと思われる箇所を確認するところからやってみたいと思います。
クランクボルトは、かなり手強そうでありますから。
いつかは格闘しなければならないのでしょうけれども・・
それにしても、このエンジンのスラッジ堆積は尋常では無かったので、フラッシングオイルも使ってしまいましたが、そのせいでオイルシールが膨潤したというのであれば、そのメンテナンスの責任は私にあるのでしょうね…。
VVTのオイルラインのフィルタも是非洗浄したいところです。
スロットルボディそのままで脱着することは可能でしょうか。。
Posted at 2011/04/13 23:31:26 | |
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トラブル_JZX100 | 日記
2011年01月15日
水温低いんで、交換したら、
どうやら、水温計がドリフトしていただけだったようでございました。
いやぁ。85℃でファン回るから、明らかに10℃くらい低く表示してるんだろうなぁと思ったら、案の定。
しかし、ちょっとは状態変わるかなと思ったら、全く変わらないでやんのよ。
がっくり。
純正サーモは85℃のものなのですが、多摩工業の純正互換品のサーモでは82℃になってしまいます。3℃はでかいよねぇ。戻そうかな。
パッキンももちろん換えてません(何
クーラントは少量なので、しみこませて乾燥させて燃焼させます。アルコールなんで燃やすしかないよ…
エア抜き…?走ってりゃ抜けるだろ(はぁ?
以上、俺のズボラさがにじみ出る日記。
「適当」とか、「いい加減」は、良い意味で取ります事が多くなってきました。
Posted at 2011/01/15 21:45:56 | |
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メモ_KW3 | 日記
2011年01月04日
バカが、車検通してしまった。
3万が。俺の3万。。。
さすがに、年明けの4日。官公庁は業務を行っていても、一般的にはまだ正月休みなのでしょう。関東運輸局も軽自動車検査協会も土浦はガラガラ・・
予約は、去年のうちに取っておきました。
PCデポでの4GのmicroSDが欲しいのを堪えつつ、車検に臨みます。
フロントタイヤはすでにスタッドレスに替えてありましたので溝等は問題ないんですが、リアタイヤのうち一方は横浜A200で、もう一方がBSのスニーカーという変則的な履き方なので、横浜さんの方がちょっと弱ってしまっています。
溝はあっても、回転方向にヒビが入ってしまっている状況。
もう交換ですね。。
そんな訳で、4輪スタッドレスに替えました。
ミシュランの回転方向指定のX-ICEなんですけど、対ハイドロプレーニング性能は夏タイヤ以上じゃないかと思う反面、本当に食いつかないので発進時ラフにクラッチを繋ぐと鳴いてしまうのです。
エンジンの下回りも拭いておきます。。
と、クーラントが漏れているのを発見。
今まで気づかなかったけど、どうやらラジエターロアホースがブロックに入る部分のガスケットが駄目っぽい・・って。ここはエアコンのコンプレッサー外さないと替えられないじゃないか。。面倒だな。
今日は、拭いて通してしまうことにします。
自分で交換した分割式ドラシャブーツも接合が甘くてグリスが若干出てるんだけど、まぁ良いか。。
そろそろ行くかと、車検場へ向かう途中、
なんと、シートベルト警告灯が点かないこと気がつきました。
こいつが点かないと、車検に通りません(たぶん。この年式は。見てると思う)
会場に行って、検査員の人に聞いてみました
坂口「ベルト警告灯って点かないと駄目ですよね
*「(中略)駄目ですね
メータの球切れを疑い、ABSのあたりから球を移動…点かない。
シートの下のカプラをショート…点く。
シートベルトの受け口が死んでしまったようだ。
やばい。
急いでDesuu氏に連絡して救援を頼む。
その間に、一度家に戻って手持ちのものを当たる。
三菱純正はあったが、レビンのシートは助手席だったので無く、100マのは合わないし取りづらい。
三菱純正をヴィヴィオに当ててみるが、口が合わない。。
desuu様が到着・
なんと、ミニキャブのものを持ってきてくれた。ありがたい。
これで、なんとか行ける。
車検場に戻る。
書類とかはまぁ適当に。書き漏らしを怒られながら書く。見本がないじゃんかよ2号様式。3号様式しか見本ないじゃんか。
コースに入る。土浦の軽自動車検査協会はコースから出るときは全行程終了なので、書類関係はもう終わりだ。
ガラガラだから、検査員の方の対応も非常に丁寧。
排ガス…ok
サイドスリップ…NG!!!!!
メータ・光軸…ok
下回りの検査もそんな言われることなく。
予備検査をサボって直行したらサイドスリップアウトとは。。
まぁミッション壊れたときにロアアーム外したりしてるから、ずれても仕方ないだろうけど。
試しに、もう一度ゆっくり入ってみる・・
駄目でした。。
駄目なんで、諦めて予備検屋さんに泣きつく。
しかし、足元を見られ、タイロッド調整だけでも1500円取られる。。
仕方ないよね。
やっぱりプロの作業は早くて、速攻終了。
こうして、なんとか終わりました。
終わって思うこと
たぶん、シートベルト警告灯は検査員が覗き込んでベルト差し込んでの消灯は見ていないので、常時点灯でも乗り切れた気がする。・。。
Posted at 2011/01/04 23:18:54 | |
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メモ_KW3 | 日記
2011年01月03日
車検前なので、点検を兼ねてブレーキパッドとシューの残量を確認しました。
ヴィヴィオは、ドラムがベアリングからそのまま外れてくれないので、センターナット取ってベアリングごと外さないといけません。
割ピンがあるので面倒なんです。
キーキー鳴くので、どんなもんかと思いましたが、やっぱり減っていない。
右:3mm以上くらい。
左:ほぼ5mm…って新品やんか。。
ブレーキダストくらいは取れる範囲で払ってやりました。
ライニングもドラム側も線キズは入っているんで、真鍮ブラシで軽く払いましたが、結果鳴きは改善せず。
サイドでは鳴かず、そもそもフロント側が鳴いている可能性もあり、分かりませんが、パッドはあるし、止まるし。ちょっとうるさいけど機能に問題はないみたいでした。
なので、シューは購入を見送って、早いとこサーモスタットを買ってみようと思います。
鳴くっていうのは、びびってるんでしょうねぇ。
旋盤で、細く弱いバイトを思い切り突きだして切削するような。
微振動が音を出すんでしょうからね。
グリスで抑制できるところかもしれないし、根本的に無理かもしれないし。
俺もプロじゃないから、そういったノウハウはないけど。
歩行者に「何この車」みたいに見られるのはいやだな。
改善できるなら改善してやりたい。
Posted at 2011/01/03 02:24:41 | |
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メモ_KW3 | 日記
2010年12月31日
遮風板を設置しました。
ラジエータの半分程度を遮る構造としました。
さて、最悪放熱カロリ不足の懸念もありますので、水温計を睨んでの走行を行いました。
そこで、サーモ不良がはっきりしました。
水温を時系列でペンレコとかトレンドグラフに書けばわかりやすいのですが、普段から瞬時値しかモニタできていないので、症状がよく分かっていませんでした。ただ、絶対的に水温が低いなとしか思っていなかったんです。
見ていると、どうやら73度近辺で開いてしまい、70℃くらいまで水温が落ち、また上がり始めるのが分かりました。
もちろん外気温や走行速度(相対風速)等の影響でここら辺は変わってきますけど。
従来ですと、遮風板無しで65℃くらいまで下がってしまっていましたから、若干の改善は見られますが、これはサーモ交換するしかなさそうであります。
しかし、ローテンプサーモでもここまで低いのはなかなか…。
キャブなんだから、これは(+д+)マズー
多摩興業の品番はW44SBみたいですが…これで良いのかな。
82℃設定のサーモしかないんだね。。純正だと85℃なのか知らん。
monotaroだと600円切るんだけど。LLCの方が高く付くわ。。
Posted at 2010/12/31 16:36:26 | |
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トラブル_KW3 | 日記