今日は
大井松田カートランドの2耐第5戦に参加して来ました。
ここは「戦闘力」というハンデシステムがあって、ドライバーの装備重量と年齢を足した値でメンバーの平均値を出してペナルティストップの回数を決めるシステム。数値が高いほどペナストップの回数が少なく、低いほどストップが多いルールです。
殆どのチームがペナストップ3回以下の所、ウチのチームは戦闘力が低く毎戦ペナストップ4回で1回多く、それでもギリギリ入賞し続けていましたが、前戦でついに入賞圏外ブービー賞の15位フィニッシュ。
しかしここは11位以下でゴールすると、次戦戦闘力が+10加算され、さらに1レースをノーペナでゴールすると貰えるノーペナ券を2枚貯めて使うと、戦闘力が+5されるシステムがあり、今回ウチはこれを使って戦闘力を上げ、ペナストップを4回→2回に減らす事に成功!
ペナストップは静止時間30秒、ピットロード走行時間が15秒前後あるので、1ペナストップで1.5周近くロスしてしまうため、今回のレースが表彰台を狙える最初で最後のチャンスと思い、当然走る前から気合が入っています!!
マシンとスターティンググリッドはくじ引きで決まりますが、今回乗った2号車はマシンバランスも良く、スピードもまずまずなので、クルマとしては悪くなかったです。
そしてグリッドがまさかのポールポジション!!くじ引いたSugarさん、持ってます!
戦えるマシンにポールポジションを手に入れたとあれば、当然スタート前から期待が膨らみます♪
そんな今回のスタートドライバーという大役を、僭越ながら自分が仰せつかり、グリッドへ。
公式戦でポール取るのも、ポールからスタートするのも自分にとって初めての経験でしたし、2番手から5番手辺りまでのチームのスタートドライバーは皆自分より速い人達だったので、正直、不安もあったし緊張もしていました。
が、スタートすればそんな事は関係無し!
我ながら完璧な蹴り出しでスタートを決め、2番手からスタートしたJrの子のフロントバンパーが自分のリアタイヤ辺りまで迫ってくるも、振り切ってそのまま1コーナー~2コーナーへ。
3コーナーのヘアピンをぴったり決め、4コーナーからZコーナーへ。が、その出口で2番手のJrに掴まって最終コーナーのイン側を取られてしまい。2台並走で最終コーナーへ。
当然、イン側の方が小回りなので前に出られてしまうんですが、そこでJrが挙動を乱してリアを流し、流れたリアが自分のフロントバンパーに乗り上げて、思いっきりアウト側へ振り回されます。
次の瞬間・・・
最終コーナーのど真ん中で完全に180度スピンして、後ろ向きに停車。
正面衝突される危険を感じながら、次々と迫り来る後続車に必死で手を振ってアクシデントを知らせて、ただ全車行過ぎるのを待つしかありませんでした。。。
せっかくのチャンスが、オープニングラップで台無しになってしまった。。。。。
そこからはスイッチを切り替えて、ひたすら前の車を追いかけ、1台でも多く抜く事に集中しました。
そして1時間のロングスティントを終え、順位も3位まで挽回して2番手のSugarさんにバトンタッチ。
が、ピットアウトして直ぐに、ウチのチームにペナが下ったとのアナウンスが。
理由は、「ピットイン時のオーバースピード。」
やってしまった、、、、、
カート人生初のペナを、こんな大事なレースでやるなんて。。。
完全に自分のミスでした。
大井松田はピットアウトする時のピットロード25Km速度制限があり、スピードガンで計測されるのですが、ピットインする時のスピードは速いかどうかをオフィシャルが目視で判断するルールになっており、自分のピットインスピードが速すぎるとジャッジされたようでした。
確かに、少しでもロスタイムを縮めようと、平塚の公式戦の時と同じ勢いでピットに入ってしまったので、ペナ取られても文句は言えないのですが、絶対にやってはいけない場面での、やっていはいけないミスでした。
この自分の余計なペナのせいで、1回ペナストップが増えてしまい、下位に転落。
Sugarさんと3番手MAKさんの追い上げのお陰もあって、最終的には7位でゴールイン。
あのペナさえなければもっと上でゴール出来ていた事は確実なので、お二人には本当に申し訳ない事をしてしまいました。
結局、自分を回したJrにはペナが出ることは無く、その挙句同じスティントで周回遅れにされる屈辱を受け、自分のタイムもトップグループとはアベレージでコンマ5近く離されていて、体力的には問題なくても、とてもロングを走るに値する仕事をしたとは言えない結果でした。
せめてもの救いは、自分が追い上げて行く中でバトルをしたドライバーの方達とは、誰とも一度も接触する事無く、クリーンなバトルが出来た事でしょうか。
Zコーナーで完全に横並びになった事も二回ほどありましたが、皆さん寄せ方、閉め方、指し方の何れを取っても本当にフェアで上手な方達ばかりで、今回この点だけは本当に楽しめました。
10月の次戦はまたハンデストップ4回に逆戻りで、入賞ギリギリの厳しいレースを強いられるかもしれませんが、自分としては今回のレースの汚名返上をかけて、今まで以上に全力で戦いたいと思います!
Posted at 2013/09/15 01:08:54 | |
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