
みん友の皆様、こんばんは!
随分長いこと更新していなかったのですが。。。。この夏、生まれて初めての恐怖の体験をしました。
7月24日(金)午後 急に実家の母から「クラウンのオイル交換って今日行ってくれない?」と連絡。
思えばこれが命拾いしたのかも・・・母も私も。。
この日は私は半休、母は用事が終わったらすぐ帰る予定だったので、母がオイル交換を思いつかなければ、今頃ブログを書くどころか、土の下だったかもしれません。。
車を預かって、いつものSABでゆっくり交換してもらって、ガスをいれて戻ったのが午後6時過ぎ。
そこから私は一旦会社に戻り、母は買い物をして家に。
午後8時過ぎ、会社を出てすぐに母から携帯に電話が。
「今すぐ帰ってきて!!!家じゅうがめちゃくちゃになってる!フクもいない!今すぐ帰ってきて!」
興奮して何をいってるかわからないような感じ。
何度も「なにもかもないの!フクもいないの!」と叫ぶ声にただならぬものを感じ、「家から出て車に乗って」と言い、すぐ近くに住む兄貴と父親に連絡して、家に直行。
飛ばしたいけど捕まったら元も子もないし、母の尋常じゃない様子に手が震える。
家についたら兄貴が来ていて、中に入ろうとしたら、下の玄関のドアがバキバキに割れてる。。
なにこれ?強盗?なんで?
部屋に行ったら、泣いている母と茫然としてる兄貴の姿。
足の踏み場もないくらい、マットレスからなにもかもがひっくり返されてぐちゃぐちゃになった部屋という名の残骸。

(だいぶ片づけて綺麗にしてコレなので、実際は木片が散らばって酷い状態でした)
程なく警察の方や刑事さん、鑑識の方が来られて、現場検証が始まったのですが、不在の間に入られたらしく、カーテンをすべて閉めて、部屋中という部屋がすべて荒らされていました。
お茶室の炉の下までひっくり返したり、欄間まで外すなんて、普通では考えられない仕業だそうで、刑事さんも「こんなに酷いのは、ここに赴任して10年になるけど、みたことがない」そう。。
美術品や絵画以外の金品、宝石類、すべて奪われました。
私も母も普段そんなにちゃらちゃらつけることがないので、ほぼすべて箱にいれてしまっていたのですが、根こそぎすべて。 もうとても自分では買えないようなネックレスや時計もなにもかもなくなってしまった。。
あれほど心配していたフクは、絶対に誰も届かないような部屋の本棚の一番上の隅っこに隠れていたらしく、名前を読んだら耳だけそっと出したので、思わず涙。本当にフクが無事でよかった。゚(PД`q*)゚。
鍵が掛っていたドアはすべてバールかなにかで叩き割るようにしてこじ開けているので、そのまま住むこともできず、現場検証が長引く中、憔悴しきった母はいち早く父と兄が連れて帰り、DNAの採取やら足跡の採取など色々警察の作業があるので、最後まで父の会社の方と私が残って。
結局夜中の2時頃にすべてが終了したけど、やっぱりまだ茫然とした気持ちは残ったまま。
何もかもなくなったことがまだどこかで信じられなくて、でも、現実部屋はぐちゃぐちゃに荒らされたままで。
ここまで酷いと涙も出ないっていう感じでした。
警察の方が「荒らされてる間に戻ってこなくて本当に良かった。こんな荒っぽい仕事の犯人だったら、もし出くわしてたら命はなかったと思います」と何度もおっしゃるけど、確かにオイル交換せずに二人がいつもより早めに帰ってたら、犯人たちに出食わしてた可能性大なわけで。。。
そんなまだ悪い夢を見てるような中、車を借りてやってきてくれた友人にフクのケージや私の身の回りのもの一式を運んでもらい、車も危ないので、キョロでとにかく安全な友人のマンションへ。
生まれてまだ5カ月少しのフクにとっても、とても恐ろしい体験だったようで、マンションについて部屋を用意してもらっても、ご飯も食べずウロウロ。
不安そうな顔(初日)

明け方まで寝ずに洗濯機の周りをウロウロ

友人に遊んでもらったり少しずつ安心したのか、ちょっと表情が普段通りに

リビングで遊んだり

玄関で寝そべったり、かなり安心してきた様子

翌々日にはキャットタワーも運んでもらって、とても嬉しそう

随分落ち着いてきたね(^-^)
そして今(笑) 寛ぎ過ぎw
あれからちょうど明日で2週間。 とてつもなく長い時間のような感じもしますが、まだ家の修理とセ○ムさんの設置が終わっていないため、もう少し戻るのは後になると思います。
一時はもう絶対住みたくないといってた母もやはり時間が経つと長年住み慣れた家がいいらしく。。
私としては警察の人に言われた「表に目立つ外車停まってましたでしょ。あーゆーのも結構連中は見てますからね。。」っていう言葉がかなりショックで、戻るべきか、別に借りるべきか迷ったり。
失ったものとそれに付随する思い出が大きすぎて、なかなか気持ちが前向きにならないですけどね~。(白蝶貝のクロスは無事でした~♪)
今回思ったのですが、私の実家のあるところは本当に昔から静かな住宅街だったのに、こんな事件が起きて・・・・
だから、これを読んで下さった皆様も、ぜひ「自分のところは静かだから大丈夫だ~」と思わず、なるべく
セキュリティシステムに入るようになさってくださいね。
幽霊なんかより、生きてる人間が一番怖いと思い知った2015年の夏でした。
Posted at 2015/08/06 18:07:57 | |
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