
■クリープ
前回までののおさらいだが、今回は、実際当人の所感となり「クリープはある」しかし駐車に十分とは云えない。気の短くない者でもアクセルを踏んでしまうだろう。シフト・インジケータは、D1を表示しているわけだから、これは半クラッチ状態+アイドリング回転(のトルク)ということになるだろう。トルコンより弱いのは、原理上あたりまえ?(クルマの機構にあまり強くないのだ)
■坂道発進
とにかく停車するとD1に戻るわけだから、前述発進時のクリープと同じ前進力は働いているが弱い。普通に考えると斜度にもよるが、ブレーキを離すと後退する。しかし、前回書いた通り、「約2sec 」は、ブレーキが働いているので、その間にアクセルを踏んで、回転を上げればいい。つまり限りなくトルコン車と同じ操作で坂道発進が可能である。サイドブレーキは不要なのだ。この「足離しても2秒ブレーキ」は、マニュアルに「135i:坂道発進アシスタント」として項目が設けられていることに気づくのは、終戦記念日のあとだった。
■シフトポジション
前回も書いたが、何度でも書く。「シフトポジションは表示している」これはありがたい。多分あたりまえなんだろうが。パドルでバシバシ2段飛ばしも行ってみたが、確実に変化している。例えばD5の状態で、左のパドルを2回引くと2段下がって3速となり、M3と表示がかわる。この間は、マニュアルモードになっているわけだ。
詳しい報告はもっと先になりそうだが、回転が変わってもトルクが一定であるせいか、数秒で D4、D5と戻ってしまう。
■シフトタイミング
ドライブモード(セミオートマ)のシフトの切り替わりの性格は、正直まだ掴みきれない。多分一定に踏み続ければ、それなりにスムーズにシフトアップするのだろうが、ほとんどの場合、前車に近づきすぎるので、アクセルを戻してしまう。そうするとヘタクそなクラッチワークよろしくガクガクする。しかしエンストするわけではないので、これはこれで面白いかも。
数回だけ、信号待ちの先頭で、アクセルを3,000回転程度を目標に踏み込んで、一定を保ったが、数秒(多分2〜3秒)で、60km/hを超えてしまい、戻さざるを得ないが、その瞬間はD6にシフトアップしていた。そこでアクセルを一定に保つとD7に入るが、まだ3回しか確認していない。50km/hの道路では、D6までが普通だ。
■スポーツモード
これは、シフトチェンジのタイミングが、ドライブモードと異なるが、セミオートマの一種であり、マニュアルとは異なる。ドライブモードより高回転まで引っ張るようだが、まずはドライブモードでのシフト特性を把握したいので、まだおあずけ。2回入れてみたて、回転があがるのはわかるが、特性を掴むに至らない。
■DDC:ドライビング ダイナミック コントロール
マニュアルの文言をそのまま引用してみよう。
ドライビング ダイナミック コントロール(DDC)は、スイッチの操作により、お客様のBMWの走行性能をよりスポーティにします。
・エンジンの回転数域が理想的に使用されます。
・ギアチェンジはより迅速になります。
・エンジンは、アクセルペダルの動きに対し、より自然に反応します。
(以上原文ママ)
っておいおい、普段は、理想的じゃない回転数で、チェンジは遅く、アクセルの動きを無視したコントロールを行っている、ってことかい。これは、燃費優先のため?よくわからんが、明日試してみよう。
ちなみにこのDDCをオンにするスウィッチは「SPORT」スウィッチという名称であるが、前述のシフトチェンジのスポーツモードとは、まったく別物である。
●番外:すわ、トラブルか!
会社手前で[!]の警告に気づく。うへ〜、やっぱり外車はこうなるのか!?担当氏もはっきりと「国産より壊れやすいです」と云ってたし。
到着後、慌ててマニュアルを調査。「ガソリンが減ってるよ」警告でした。感覚的には、まだ8Lくらいあるはずなのに、推定巡航距離の残が、50kmを切ると表示するらしい。神経質なヤツめ。
写真は、ボードコンピュータの表示切り替え。5パターンがトグル切り替えになっており、ここにあとどんだけ走れるかが表示してるわけなのだ。
Posted at 2010/08/17 00:37:17 | |
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