DMR-BW730 HDD換装

たまにはクルマ以外の物もいじります。
ネットで調べていて、いくつか他の機種でも事例があったのできっとできるだろうということで
最近容量不足ですぐに録画番組を見て消さないといけなくなっていた
HDDレコーダーのディスク交換を2TBのディスク（日立製 HUA723020ALA640）に交換しました。

まずは、分解。
ネジ5本を外せば簡単にカバーが外せます。
他の機種ではフロントパネルを取らないといけないとか色々とあるものもあるようですが、
古い機種なだけあって、分解だけは容易みたいです。

HDDもマウンタに固定されているだけなので、SATAケーブルと電源ケーブルを外したうえで
マウンタを止める4本のネジを外します。
さらにマウンタとHDDを固定する4本のネジを外すことで分解完了。



次にやることは外したHDDのクローンの作成です。
これは、Windows等とは異なり、専用のフォーマットとシステムで構成されているので
バイナリエディタで少しずつやるとか、色々と方法はあるようですが、今回は楽をするために
MARSHAL社から販売されているMAL-4535SBKU3というクローンHDDスタンドを利用しました。



約2時間ほどでクローンが作成されたので、お次はバイナリエディタHxDの出番です。
まずは、純正のHDDを取り外しておきます。間違ってこっちをいじってしまったら元に戻せなくなりますから。
MAL-4535SBKU3をUSBでPCと接続して、クローンHDD（今回はハードディスク2）を「エクストラ」→「ディスクを開く」→「読み込み専用で開く」のチェック解除という順で選択してHxDで開きます。

ネットで調べた情報に基づいて、以下の4箇所のオフセット位置の値を書き換えました。
00411C4：00 00 00 00　→　44 99 28 3A
00419C4：90 9F 43 09　→　44 99 28 3A
20411C4：00 00 00 00　→　44 99 28 3A
20419C4：90 9F 43 09　→　44 99 28 3A


書き換えたHDDを接続して、まずは起動。
HDD容量を見ると……前の値のまま。
もしかしたらと思って、メニューからHDDのフォーマットを行ったところ、残り時間が184時間まで増えました。
つまり……成功です！
これで少しは容量不足を気にせずに番組録画ができるようになりますねー

念のため、手動録画と予約録画の動作を確認したところで終了です。
実作業としては2時間弱ですが、効果はバツグンですね。