
日曜は朝から雨&寒いので珍しく出掛けていないKAZU@WEBです。オハコンバンチハッ!(`・ω・´)
え~っと、これまた遅くなりましたが先週のオールスターラリーの翌日は、いつもの備北ハイランドサーキットで『DRIFT西日本統一戦』を見に行って来ました。
(入場料は¥1,000也)
大会は九州・中国・四国・関西の4地域から選抜されたドライバーで個人戦とツインドリが有り、各ドライバー及びタッグの審査得点が所属地域のポイントととして加算され、ポイントの総計でどの地域が一番かを決めます。
有る意味こちらもオールスター戦と言ってイイかもしれません。
審査員は各地域から代表して、神本軍曹(中国地区)、のむけん(九州地区)、あと御二方(四国&関西)の4人が担当。
一人10点づつもってて、合計の40点満点でジャッジしている様でした。
当日の天候は「曇りor晴れor雨or曇り&風強い&寒い」と、秋らしい感じ。
やはりここは地元の中国地方勢が有利かと思いきや、なかx2どうしてビジター勢も進入アウト側のゼブラを通したり、勢いの有るドリフトを繰り出すドライバーが多数出現。
結果、個人戦の優勝は四国の掛水選手の手に。2ndじゃまけん選手(関西)、3rd石川選手(四国)。
中国地区勢は、4位の西田選手が最高位でした。
下の写真はいつもの自販機裏の得点表。
1回戦目は各地区から1人づつ選手を出して4人で競い、上位2名が2回戦進出。コレを16組行います。
2回戦は勝ち上がった4名で再度競い、1名が3回戦進出。コレを8組。
3回戦は勝ち上がった2名で競い、1名が決勝進出。コレを4組。
決勝戦は勝ち上がった4名で決戦(単走のみ)ですが、決勝で4人全員同点の事態が起こりサドンデスで決まり。
ツインドリの方は、練習走行からどのペアもシンクロがあまり上手く行っていない様子。
前のドリフトが小さすぎたり、距離が離れすぎていたり要因は色々ですが、周回を重ねても補正しきれないチームが多い印象でした。
そんな中、関西勢「チーム紫?」の薮内選手(先行)と中村選手(後追い)だけが圧倒的な精度で周回。
先行が「毎回安定してラインをトレース」すれば、後追いも「進入から審査区間が終わるまで寄せ続ける」と言った具合。(特に中村選手の距離感とリアルタイムな微調整は凄い)
しかも、何周しても同じ事をし続けられるので、始まる前から“勝負あり”な空気が...。
ツイン戦が始まっても「チーム紫?」の走りは変わらず。
出走順も頭の方だったので、神本軍曹からは「最初にこの走りを見せられたら、他チームは厳しい」みたいな発言も...
結果、一回戦から決勝まで全て満点で通過して「チーム紫?」がツインドリ優勝。
総合得点も、関西地区が1位(1,348点)/中国地区2位(1,201点)/四国地区3位(1,068点)/九州地区4位(988点)でした。
表彰式が終わった後、各地区ごとに集まって総括していたので中国地区に野次馬。
やはりホームで負けたと言う事で、運営側の板垣さん(だったかナ?)も「悔しい」と言っていましたね。
また、今回のエントリー表を作る際、4年前や8年前のデータを雛型に作成されたらしいのですが、出場者がコピーで済む事が多かったらしく「昔からメンバーが変わって居ない。台頭して来る若い人を育てないといけない。」とも言ってました。
逆にとらえると「マイスター達が上手い&強い」とも受け取れるのですが、地域全体でのレベルアップが選手に求められている印象でした。
軍曹はいつも通り辛口。
次の備北は12/1(日)の『岡山ドリフトNo.1決定戦!!2013!!【オカイチ2013】』です。(´・ω・`)たぶん寒いだろ~ナ~。でも選手の熱い走りに期待ですッ!
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さて、話は前日のラリーに戻りますが、自分の隣で友人っぽい人に傘をさしてもらいながら一眼でラリーカーを激写する若者がおりました。
横からモニターを覗くと物凄い高速で連写してるのが見え「やっぱ高いカメラは違うナ~」と感心、帰宅して自分のデジカメを調べてみると「これにも連射機能が付いてるッ!」となったので、翌日の西日本統一戦にさっそく投入。
沢山写してみるものの、ドリフトは被写体の移動範囲がかなり広域なのでピントが合わない写真が多数出来るハメに…。ナカx2 難しいもんです(´Д`;)
でも、連写の恩恵は有って、タイミングが丁度良い写真も少しだけ撮れました。
1枚目はツインドリ1回戦目の「チーム紫?」が審査員席前を通過する時。
2台の距離はだいたい20cmちょっと位でしょうか。コレ普通だと百点満点が貰える走りな訳ですが、このチームに関しては「離れている」と判断され減点が入っていました。(減点したのは軍曹。のむけんは満点)
何で軍曹が減点したかと言うと、この写真は2本目走行時の物で、1本目にゼロ距離のドリフトを見せており、それを基準に判断された為でした。(隙間が無くて2台が繋がれている様に見える)
“悪くてコレ↑”なドリフトを毎周する訳ですから、審査員から「次元が違う」と声が上がるのも無理ないです。
2枚目はツインドリ決勝戦の「チーム紫?」の進入アプローチを撮った物。
2台の距離を「見ただけ」だと特に珍しくも無い感じですが、一時雨が降ったので路面状況がウエットである事と、1コーナーの路面ラバーに水が乗り、かなり滑り易い状態で他チームが次々スピンアウトに陥っていた状況を考えると、この距離はたぶん「危険ゾーン」です。
しかし2台はこの状況でもドライと変わらない走りを見せ優勝しました。(凄いとしか言いようが無い)
