
独自の視点でモノを語る『
monoマガジン』。直近号のメイン特集は、《いまコンパクトカーが面白い》、《モノが選ぶとこうなる!『ちっちゃい車は、ゴキゲンだ!』》でございます。
たまにモノマガジンにはオーディオネタで書かせて頂いているのですが、その編集者の方から、「国産車の方は軽自動車でいこうってことになってるんだけど、輸入車はオレあんまり詳しくないから、あんた候補車をピックアップしてよ」と依頼されて、「あいよ、合点」ということでリスト化してお渡ししたんですね、ちょっと前に。
以前、編集子の方がオーディオの取材で拙宅にお越しになられた時には、「どうすか、エリーゼ、一応乗っときます?」なんて言って、助手席にお座り頂いて近所を流したこともありました。そのあと、エリーゼのシートにちっちゃなスピーカー群を並べて撮影して、これが意外に絵的にマッチしたりしてて面白かったなんてことも(笑)残念ながら本特集にはエリーゼは出ていませんが。
今回、小職からは「オーディオと一緒ですけども、カタログだけで書いたら読者に失礼とは思います、別に乗ったからって自動車評論家の方のようなことは知識もないんで書けないと云えば書けない訳ですけれども…」などと申し出ると、「そんないかにも殊勝なこと言っちゃたりして、ただ乗りたいだけなんでしょ(笑)」と思いっきり見透かされていました(^_^;)
で、なかなか平日で日時を合わせることもできず、結局は一台も乗ってないし、書いてもないんですが、「おお、BMWイセッタを食べてもらってる!」とか「smart for two カブリオ ターボは自宅のガレージ入れてみたかったな」とか「アストンマーティン・シグネットの内装は実物で確かめたかったな」などと思いつつ、オーディオ誌での試聴機器選定なんかで、某かの方向性に沿って製品を選び出して集約するというのは慣れたもんなので結構得意なのですが、なかなか嬉しいもんです、調理された上での実際の誌面を見ると。一緒に行ったジウジアーロ氏もちゃんと入っているし、と。
(※追記:誌面になる前に編集子の方と呑みに行ったのですが、全然違う話で盛り上がってしまい、この特集の話を全然しなかったという。。お互い興味のベクトルが多方向なのはいいことなのか悪いことなのか。。)
決して自動車専門誌のようなクルマ通が唸る誌面内容構成ではないかもしれません。なぜかというと特集のコンセプトは「クルマにあんまし興味示さない草食男子に、クルマも面白いでしょ」と振り向かせるための提案だったりするからです。
モノマガならでは、と思えるのは、「もしも、ちっちゃい車がなかったら、特撮は…?」なんて1頁とか、「変態と粋は紙一重!?」として、AZ-1に長く乗られている方を取材した2頁とか、クルマへの独特なアプローチで好きです。
あとはクルマとは関係ないですが、後ろの方で、ゼロ戦のミニ特集があって、プラモが一覧で紹介されてたり、百田尚樹さんへの取材まで掲載されていたりと、ここもモノマガならではです。『航空ファン』というのも出してるので、出版社さんの得意分野ではある訳です。
つらつら書いて来ましたが、ご興味あればご一読を。出来れば、雑誌は立ち読みではなく、買いましょう!小職には一円も入って来ませんが、雑誌は「紙で印刷されたのを買う」に限ります。
●モノマガ
http://www.monoshop.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=3817
Posted at 2013/06/26 22:52:13 | |
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