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yokohama11のブログ一覧

2016年05月17日 イイね!

ニッサン YF15ジュークのエアコン修理

ニッサン YF15ジュークのエアコン修理先日修理業者からニッサンジューク(FY15)のエアコン修理で「行き詰まってしまったので…」との事でご依頼を承りました。
ユーザのご依頼は「1年前にコンプレッサとIPDMを交換したが再び冷えない」と言うことです。
なぜコンプレッサとIPDMを交換したんだろう?と考えましたが、合点がいきません。
特に異音があった訳でもなかったみたいですが、よくよく事情を確認すると「見込みで修理した」らしいです。
症状確認
預かってすぐ変な症状を確認出来、スキャンツールでダイアグとデータ確認しましたが、特に何も出ません。
変な症状
エアコンを20.0℃設定(外気温25℃)でオートスイッチをオン。
30数秒後にコンプレッサマグネットクラッチが入り、2~3秒でオフ。
再び2~3秒でオン。
そのまましばらくクラッチはオンしたままでしたが、サーモアウト付近でオフ。
その後5分以上経過してもクラッチはオンしません。
吹き出し口温度は20℃とぬるい感じです。
温度設定をFC(最大冷房)にして2~3秒はクラッチがオンしましたが。
再びオフしてからは全く入りません。
ここで風量を最大と最少を繰り返していると、再びクラッチがオンする事があります。
エアコンECUを疑いましたが先ずは入力信号系統を確認しました。
その中で吸込み温度センサ(ニッサン名)の電圧が3.9V@25℃と少々高くセンサ単体で抵抗値を確認したところ4.2KΩ@20℃と通常より2倍以上高い抵抗値です。
そのうちブロワをHi⇔Loと繰り返していると突然∞Ωになる事があります。
そうです温度センサであるサーミスタ系統が断線しています。
ここまで30分程度と割と早く現象確認と故障診断ができました。
しかし温度センサの交換工数を確認すると11.2時間(エバポレータ交換換算)です。
どれだけ大変なんだ?と部品を発注して後日交換作業を行いました。
初めて触った車でしたが実時間で4時間程度で交換はできましたので、メーカー工数が多すぎると感じました。
交換にはエアコンユニットの脱着分解が必要です。
サーボモータを含むリンケージ類は解説書が無い場合、必ず分解前写真を撮る事をお勧めします。
サーミスタは定価¥2700程度でしたが交換工賃の方がはるかに高く、ユーザがなかなか納得してくれませんでしたが依頼業者からも頼み込まれて少々泣きました。

↓交換前と交換後のセンサ(実際はハーネスの断線ですがユニット内で断線しているので外からの補修は出来ません)



↓運転席側から見たユニットで茶色いカプラが温度センサのカプラ(ここで確認できます)


エバポレータに差し込んであるサーミスタ部(ここまでバラすのは結構大変)
Posted at 2016/05/17 01:01:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車修理 | クルマ
2014年05月10日 イイね!

ノックセンサ交換

ノックセンサ交換1年ほど違う業務をしていて車修理から遠ざかっていました。
久しぶりにアップです。

修理工場からの依頼で「エンジンチェックランプ点灯」で入庫したMVC21(2MZエンジン)クオリスです。

走行しながら症状確認から行いましたが既にエンジンチェックランプは消灯していて再現しません。
DST-2(DENSO)を接続してダイアグコードを確認しました。

P0330:ノックセンサバンク2異常
修理書による出力条件
1. エンジン暖機後、エンジン回転数1700-5400r/minで走行時
2. ノックセンサー回路の短絡または断線
3. 5秒以上
4. ノッキングレベル悪化
5. チェックエンジンランプ点灯・1トリップ

まず疑ったのが2MZのV6エンジンの燃料はハイオクが指定なのですが、時々ユーザがレギュラーを入れてしまう事があるので、ユーザに確認を取りましたが「ハイオクを指定している」との事。

DST-2のオシロ機能でエンジンECUの端子で波形観測を行う事にして、エンジンをかけながらシリンダバンクの中央近辺に衝撃を与えてみました。
右バンクのノックセンサは正確なノック波形出力しています。
対して左バンクは、ともするとノイズと間違えてしまうほど小さい波形でした。

ハーネスの断線も考えられるので、エンジントップのインテークマニホールドを外してノッキングセンサまでアクセスしてカプラをショートさせてECU側ハーネスカプラ部で導通を確認しました。

            ↑導通確認の為インテークマニホールドを外したところ

            ↑センサ取り付け部近影
考えられる各所のハーネスを手で揺らしてみたりしましたが導通はOKでした。
結局ノックセンサ2個を交換する事にしました。



マニホールドのガスケット3種と同時にノックセンサを発注し当日に完成させ依頼された修理工場に納車。

波形観測をしている時間が無かったので、後日様子を伺う事にしました。
気がついたのですが今回取り外したセンサのメーカが松下製でしたが、入荷したセンサはDENSO製でした。
某デーラの友だちに意見を伺ったところ「過去交換した事がある車両は全て松下製」だそうで、不良が多いからかDENSO製に変更しているかもしれないですね。

         ↑DENSO製のセンサ

         ↑松下製のセンサ
Posted at 2014/05/10 00:53:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車修理 | クルマ
2013年01月02日 イイね!

エアコンの温度コントロールが出来ない

エアコンの温度コントロールが出来ない90~100系マークⅡ/クレスタ/チェイサーのエアコンで「温度コントロールが効かない」の修理です。

少々旧車に入りますが(失礼)今でも結構同じ修理で入庫します。

この車種はガス漏れ修理は少ないのですが、機構的な故障が多いです。

1番多いのが「暖かいまま又は冷たいままで温度が変わらない」ですが、殆どサーボ機構の不良です。

エアミックスダンパのリンクプレートが変形して、それをダンパシャフトに留めている3mmのネジが頭とびを起こします。

原因はサーボモータのブレーキが効かない事が要因です。
時々「他社で修理したけどまた同じなんです」と入庫することがありますが、大抵この変形したリンクプレートを手直ししているか、交換しているだけで、サーボモータまでは交換をしていません。

「サーボモータのブレーキが効かない」とは?
この頃のサーボモータ内は接点基板と回転ブラシで構成されていて、ブラシが接点を外れたところまで行き過ぎてしまい、ブレーキとなる逆電圧がかかりません。
よっていつまでも回転しようとしてリンクプレートに負荷がかかり変形、更にねじ飛びを起こします。

結果的に行き過ぎたところでエアミックスダンパを動かすことが出来なくなり、温度コントロールが出来なくなります。

ダッシュボード/リーンホースメントを外して、サーボモータ/リンクプレート/ネジ/ウォータバルブ用ケーブルの4点セット交換です。

工数は2~3時間といったところですかね。

Posted at 2013/01/02 16:16:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車修理 | クルマ
2013年01月02日 イイね!

ベルファイヤのエアコン修理

ベルファイヤのエアコン修理結構多いエアコン修理です。
09年式ベルファイヤ/アルファードの「冷房が効かない/エアコンを使い始めに臭う」修理です。

走行距離が14万kmと年式の割りに多いです。
リークデティクタでガス漏れを検査していたところ、エアコンユニットのドレンから高反応がありました。

エアコンユニットからのガス漏れです。
修理の見積もりを連絡後、了解を頂きエアコンユニット(ダッシュボード/リーンホースメント外し)を下ろしてエバポレータを摘出。
エバポレータにガスリーク痕と赤紫色のカビを確認しました。

「赤紫色のカビ?」これは大きく公表されていませんが、タンパク質をエサとする結構猛毒のカビなのです。
このカビが原因でアルミであるエバポレータを腐食させるようです。
結果ガスリークに至るわけです。

実はこのカビの発生は抑制できます。
①通常1年毎となっているエアコンフィルタの交換サイクルをあげる。
②エアコンスイッチを切って風だけのアフターブロア30分程度行う。
③車室内に芳香剤を入れない。
④車室内で香りの強い食事をしない。
⑤車室内で煙草を吸わない。
等です。

①は吸着力の弱ったエアコンフィルタは人の汗をスルーして、エバポレータにタンパク質を多く蓄積します。
よってカビの温床となり腐食に至ります。
②はエバポレータにタンパク質の多く含んだ水滴が溜まって乾かぬうちにブロアを止めてしまうと、これもカビの巣窟となります。
③は芳香剤の多くはタンパク質を含んだ揮発性物質ですので同様です。
④はこれは言うまでも無くタンパク質そのものですので…。

このタンパク質をエサとしてカビが発生すわけですが、ご自宅の台所でも経験があると思いますが同様のことがエアコンユニットで起きているわけです。

⑤は煙草はねぇ…。( ̄ー ̄)y゚ ゚ ゚

臭いの原因もこういうところなので、車室内を清潔に保つことが重要ですね。

この修理はT社だと、ベルファイヤ/アルファード/エスティマ/ノアという同系列の車両に多いです。
しかしこれは車両に起因すのではなく、車両ユーザの管理の問題だと思うのですが、デーラから入庫する際は殆どクレーム修理です。
自分の臭いはなかなか気がつかないうえに、指摘しにくい事項なので、クレーム扱いするようです。

Posted at 2013/01/02 15:41:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車修理 | クルマ
2012年11月01日 イイね!

BMW MINI エアコン修理コンプレッサ交換

BMW MINI エアコン修理コンプレッサ交換某カー用品店からの依頼でMINIのエアコン修理です。
入庫時は全く冷房が効きません。
ACオンで電動ファンモータは回転しています。
コンプレッサマグネットクラッチに電源が来ていない模様で、マグネットクラッチのカプラ部の電源信号を確認しました。
12.3VでOKです。
単純にクラッチステータが断線の模様です。
マグネットクラッチステータだけで交換しようと思いましたが、コンプレッサの新品とクラッチ単体の価格がほぼ同額だった為、依頼店からユーザに連絡してもらい結局コンプレッサで交換しました。
コンプレッサを外した時にステータコイルの導通を点検した所、不良クラッチステータは8.8MΩを超えていて、ほぼ断線状態でした。
新品は4Ω程度と12V車の一般的数値です。


交換後に何で断線したのかを調べてみました。
「電源電圧が高くなる事はないかな?」と思いましたがオルタネータレギュレータ電圧とかリレー接点のサージ電圧等、全て正常です。
但しガス回収量が極端に少なくどうやらガス漏れもあるようで、外したコンプレッサ単体試験でコンプレッサからのガス漏れを確認しました。
ガス量が少ない状態で冷房の効きが悪いまま使用していると、常にコンプレッサがオンしている事になり、当然ステータには電源がかかりっ放しになるわけですから負担が大きくコンプラッサの自己冷却も弱い為に断線に至ったのでしょう。
通常ガス量が少なくなるとクラッチ電源が切れるはずですが、ガス圧で確認している当確車両の場合、外気温が高いとプレッシャスイッチがオンになってしまう事は多くあります。
エアコンサイクルが短い車両ほどこの現象は多く見られます。

ところで今回の場合ユーザがコンプレッサ交換で了解を頂いたから良かったのですが、クラッチ交換だけでは完全に見落としでした。
例え今回の故障でも最初にガスリークを確認するのは定石なのですが、怠ってしまいました。
大変反省しました。

後日、この車両を多く手がけている友人から情報を頂いたのですが、当確同一の車両コンプレッサは故障が多いそうです。

今回交換したコンプレッサは外したコンプレッサとは少々形状が異なっていて、メーカ側で多少の改善を図っているようです。

交換工数は2.5H程度でした。





Posted at 2012/11/01 01:25:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車修理 | クルマ

プロフィール

「[整備] #スイフトスポーツ イグニッションケーブル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/823181/car/1237654/6881847/note.aspx
何シテル?   05/09 01:08
自動車関係の仕事をしています。 最近は観光バスや冷凍車なんかも診ます。 時々業務の事をブログに書いていますが、公表できない事も多いので詳細は書けないかも...
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2013/01/02 19:23:24

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