
エンジンのダウンサイジングが進む欧州車ですが、直列4気筒エンジンにダウンサイジングされた
BMW523i Mスポーツを試乗しました。
エンジンをONにした瞬間伝わって来た振動は、直列6気筒よりも軽く感じました。
やはりこのクラスともなると、アイドリングも極めてスムースで静粛性も高いですね。
走り出すとトルクの厚みを感じました。
メルセデスEクラスより大柄なボディを軽々と走らせます。
ほぼ通常使用域の1,250r.p.m.-4,500r.p.m.で最大トルク27.5kg/mを出しているので、1,750kgの車重でも力不足を感じませんでした。
最新のクルマなので、
エンジン・オート・スタート/ストップ機能やブレーキ・エネルギー回生システムも備わっています。
停止時のエンジンOFFから発進時のONも素早く、もたつく事はありませんでした。
走行モードを「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ・プラス」の3段階で設定できますが、自分的には「スポーツ」が好みでした。
足回りもシャキッとして、エンジンレスポンスも鋭くなります。
試乗車はMスポーツですが、「スポーツ」「スポーツ・プラス」にしても硬すぎるような事はありませんでしたが、助手席や後部座席に人を乗せる時は「コンフォート」がよいかもしれません。
ハンドリングは
インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング(4WS)の効果もあり、オン・ザ・レール感覚です。
やはりノーズが軽いので、コーナーではスッスッと回頭性が良いです。
電動パワーステアリングも操舵感がしっかりして、路面情報を的確に伝えて来ます。
以前は
電動パワーステアリングというと、手応えがなく違和感を感じて良い印象を持っていませんでしたが、BMWの
電動パワーステアリングはそのイメージを払拭した感じです。
直列4気筒エンジンとなった523iを試乗して、とてもよく出来ているなと思いました。
アクセルをグンッ!と踏んで加速をしても国産車の4気筒に見られるようなガサツな音や振動もなく、とても上質なフィーリングです。
直列6気筒の523iと528iも試乗した事があるのですが、528iも直列4気筒になり、個人的には自然吸気の直列6気筒エンジンが無くなるのは寂しく思います。
バルクヘッドギリギリにエンジンが寄せられて搭載されているので、5シリーズのエンジンルームに搭載されている直列4気筒エンジンがとても小さく見えます。
ロータリーエンジンみたいな。(笑)
BMWというと“シルキー・シックス”と云われるように、直列6気筒エンジンのイメージを持たれている人が多いと思います。
時代の要請のダウンサイジングとはいえ、複雑な思いを抱かれる人も多いのではと思います。
Posted at 2011/12/08 23:59:03 | |
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