
書けていませんでしたが、昨年10月頃にスマフォの機種変更をしました。
以前の所有:
Docomo ガラケー:会社
Docomo スマフォ:俺用(N-04C MEDIAS)
現在の所有
Docomo ガラケー:会社携帯
Willcom スマフォ:俺用(Digno Dual)
Willcom PHS :俺用(PORTUS)
Willcom PHS :嫁用(WX01NX)
PHS時代から15年使い続けてきたDocomoに見切りをつけ、Willcomになりました。
今月からWillcomの支払い請求が来てますが、3回線で月5000円以内に収まってます。
■1.15年使ったDocomoを捨てた理由
○捨てた理由の総論
品質が他社と同じかそれ以下なら、毎月高い料金を払う必要はない。というよりも金額とサービス品質が乖離している(しはじめている)ので、続ける理由が見当たらない。
・理由1-1)SPモードがやばい
基幹上位がやばげな雰囲気。何回か大規模障害やりましたよね。輻輳も含めて。
2年の間に何回か発生したため、ネットワークの品質を疑うようになりました。
なお、念のためi-modeではそんなことはありません。ガラケー網は良くできてる印象。むしろ、比較対照がi-mode だけによく見えないのかもしれないですけど。
・理由1-2)ショップの窓口対応で日本語を理解できなかった
店長クラスや、中堅社員の対応はまっとうなのですが、最近の若手社員?派遣?あたりの対応が、社会人としてダメ過ぎたのが致命的でした。
嫁の携帯の充電口のmicro USBコネクタの劣化で充電出来なくて持ち込んだ際に、細かい現象も聞かずに、「色々アプリを入れているから充電できなくなっていると思います。メーカーも対応できないですよ」という回答。
・利用者の利用状況が悪い(論拠なくユーザ責任とする)
・と思う(私見。お前の意見を聞きに来たわけではない)
・ゆえに対応できない(確認取ってない)
企業の対応で、日本語を理解できないことは何回か経験がありますが、今までの経験では理解をしようと努力すれば理解できたものです。しかし、このときは理解しようとする気力すら失せました。
ポルナレフ状態ですね。
・理由1-3)i-modeは手元に残る
会社携帯がi-modeガラケーなので、i-modeの利用は継続できるし、お財布携帯も使えるので、何も不便は無い。
・1-4)災害に弱い
これはDocomoに限った話では無く、AUもSoftbankも同じなのですが、携帯の3G回線は災害時に輻輳防止の観点から、通信を止めることがほぼ確実に発生します。3.11のときと、その後の地震の際に、痛感しました。
・1-5)料金が高い
AU、Softbankなど、端末費用込で作っているスマフォは月額料金を抑えられるのに、Docomoは相変わらず、月額費用と端末費用は別払い。一番安い料金で押さえようとしても、通信固定費用が発生するため、月額で一万円を確実に超える。
まぁ、端末費用はDocomoに払っているわけではなく、メーカーに支払っているものなので仕方ないとは思うのだけど。
また、15年も使っていてると、10年以上の利用者向けのポイント優遇(プラチナプラン)があるものの、ほとんど優遇されていない現実。
1-6)N-04C Mediasがもっさり。
NECの製品全般に言えますが、バンドル販売が多いため、スマフォでもデフォルトインストールされているアプリが多かったです。また、これらはほとんどアンインストールできず、かつ、それらをアップデートしただけでメモリがキャパオーバーしてしまうという致命的欠陥がありました。
root化して消せばいいのですが、それをやるとサポートが切れると言う罠。
■2.敢えて Willcom を選択した理由
○選択した理由の総論
料金安いし、ネットワークはSPモードと差が無いし、選択肢が増えたし、災害にも強い。さらに追加するなら、スマフォがサクサク動く。
理由2-1)災害時に"圧倒的!"に強い
会社携帯がDocomoのため、Docomoの回線が輻輳または輻輳防止のための回線停止をくらうと連絡を取りようが無くなる。3.11やその他地震でわかったことだが、PHSは基地局で扱う回線が少ない(帯域をあまり使わないこともある)ため、基本的にはここ数年の災害時にも確実に電話回線が生きています。
ちなみにDocomo、AU、Softbankは、災害時に即効で接続を切りやがるので、この時点で、携帯3メガキャリアは対象外になってます。
理由2-2)PHSと3G回線が両方使える
通話:WillcomのPHS回線、ソフトバンクの3Gの両立。(自分で選んで使い分けできる)
データ通信:ソフトバンクのULTRA SPEED(HSPA+)(2.1GHz帯と1.5GHz帯)を利用。プラチナバンド(900MHz)非対応ですが十分。
ULTRA SPEED(HSPA+)もネットワーク障害で繋がらないことも稀にあるけど、そこはDocomoのSPモードも一緒なので。
理由2-3)Android2.3のチューニングが素晴らしい
Android2.3というレガシーなOSを利用しつつも、京セラ技術者によるチューニングが素晴らしい。めっちゃサクサクうごきます。Andoroid4系のOSを搭載しているハイスペックスマフォには勝てませんが、不要な機能を削りつつ、必要なところは押さえると言った開発の意気込みを感じられます。
マーケティングをしっかりやっていることが良くわかります。素晴らしい。
理由2-4)通話料無料。
誰とでも定額980円は払いますが、基本的にほぼ無料。
Willcom同士の通話:2時間ちょっとまで無料
他携帯や固定電話との通話:10分以内なら無料
とはいえ、基本的に会話は10分以内で終わるので無料です。
家族、友達との連絡に関して言えば、電話した方が話が早い。
時は金なり。メールと電話を使い分ければ圧倒的スピードで要件がまとまる。
理由2-5)端末利用料が実質無料
端末利用料が月額料金に含まれます。
3年契約縛りがありますが、これはお得。
Docomoはこれをやらないのは、新規顧客より既存のビジネス顧客を優先しているからでしょうね。でも、サービスモデルを見直す時期に来ているとは思います。
ビジネスシーンでも人の入れ替えがあるため、機種変更があれば、安い方を選択しますし。
理由2-6)月額利用料金が安い。
もう一台無料キャンペーンで、2台目、3台目がもろもろ無料。
まぁ、これはキャンペーン内容を見てもらえればいいかと。
おかげで3台保有できました。
・Wifiルータ機能を搭載したPHS「PORTUS」を主回線
・スマフォ「DignoDual」を副回線
・3台目(電話+SMS機能のみ)を副回線
そして気になる合計金額が、端末費用込みでDocomoの半額!月4900円しか支払ってませんが、以前よりも充実したデータ通信環境が整ってます。
理由2-7)デザリング不要
Wifiルータ機能を搭載したPHS「PORTUS」があるので、スマフォにデザリングが不要です。
巷では、デザリング、デザリング言ってますが、スマフォでデザリングしていたら、バッテリーがあっという間に無くなりますよね。要は小ぶりなWifiルータを別に用意しておけばいいだけの話。
その点、「PORTUS」はPHSとしても使えますし、Wifiルータ機能も持っているので、スマフォのバッテリーを温存できます。
また、「PORTUS」はルーターなので、デザリンクなんかより、細かい設定が可能です。
PHSにWifiルータ機能を付けたというよりも、WifiルータにPHS機能を付けたと言った方がいい機種ですね。
ざくっと書きましたが、今回は買い換え大成功です。
残すところは、いつdigno dual のOS が4系になるかといったところ。