
初心者限定のMLSサーキットドライビングレッスンに行ってきました。
1万円で昼食付きにひかれ・・・もとい、漢にならんと友人2人と参加を決定。
当日の参加者は12名。サーキット未経験のAチームと経験済みのBチームに分かれてレッスン開始。私はもちろんAチーム。
講師はAチームを城内政樹選手、Bチームを近藤澄男選手が担当されていました。
サーキット内でのルール、信号旗の説明を受け、コースへ。
第一印象は、道幅広ろ!でした笑。ミニサーキットなのでちまちま走るのかなとイメージしていたのですが、広々です。一般公道しか知らない私は、この幅をいっぱいに使って走ることがとても贅沢な気分にさせてくれます。なんせ生まれて初めての経験ですので、おっかなびっくりですが。その後、コース上を歩きながら、ラインどりやブレーキング開始位置、などの説明をしていただきました。歩くと、コースの高低差などがよく感じ取れます。
30分毎に走行と講習を繰り返し、講師から「もっとアクセル踏んだれや、べたーっと」とか「ブレーキング開始のポイントをずらしながら探ったらんかい」などのアドバイスをもらいます。
が、その直前に私のインプのセルが回らないアクシデントが発生、講習に集中できず笑。結果的にはバッテリーがお亡くなりになっていたのですが、その時点では原因わからず、オフィシャルの方にブースターをつないでもらいエンジンスタート成功。
その後も何度もお世話になりました。親切に対応していただき大感謝です。
さて、エンジンもかかったしコースに出ようと思ったら、赤旗中断。誰かコースアウトでもしたのかなと、コースを見ていると、走っているはずの友人まっくす君のセリカが待てど暮らせどもどってこないw。もしやネタか、さっそくネタを作ってくれたのかとカメラを持って現場に急行。見事2ヘアで土壁に突っ込んでいるセリカが・・・・・。
わら・・・もとい心配しつつ、色んな角度から撮影。いやーさすがやなまっくす君、常に期待にこたえる男やねぇ。どうやったらアノ角度で突っ込めるのかは不明ながら、
とりあえず、本人もケガなく無事。車もバンパー小破で、再走行可能でした。良かった良かった。
昼食後は講師の同乗走行を体験しました。走り出した瞬間から異次元というかトワイライトゾーンというか、きっと異星人にさらわれるってこんな感じです笑。
城内さん:お、速いねーこの車。
ワタシ:そうっす・・ぐべっ!・・・・・か、ありがとうごふっ!・・ぐぅ・・・・ざいます・・・はぁはぁ。タイヤ替えてから、むぐぅ!・・・・だいぶ回頭性がうっ!・・・うむぅ・・・・あがりました。
城内さん:このぐらいが楽しいよ!
ワタシ:はぁはぁはぁ・・・そうですね、おぅ!・・・・むぐ!むぅ・・・・ぐほ(やべ、さっき食った昼食が・・・)。
何しろみるみるコーナーが迫り(私の通常のブレーキ開始地点ではまだ全開加速中!)。も・・・もうあかんコースアウトや・・・とあきらめたとこから未体験の減速G&横ナナメGが・・・絶対スピンすると確信したらなぜかクリップ通過してて今度は未経験の加速Gが・・・。
しかも四輪ビタっと食いついてます。(私の加速はフロントバタついて進まないのに・・・)
これ、俺のクルマですか?笑
ってゆーか、2名乗車でクーラー全開なんすけど・・・・。(1名ならもっといけるネとのこと)。いやはや、ひそかに足の指がつってましたよワタシ笑。
マジックというか、不思議な気分、?マークの衝撃体験。1コーナーごとに打ち砕かれる私の常識。笑。
プロドライバーの凄さの一端を垣間見ることができ、非常に貴重な経験をさせていただきました。
今はなんとかあの体験を理解しようとしています。
フロントに荷重をかけてとかいいますが、その意味がわかったような気がします。
やり方はわかりませんが笑。
想像するに、ブレーキングも100分の1秒単位で、非線形に踏力コントロールされているんでしょう。
でないと単に瞬間的に最大踏力でペダルを踏んだら、フロントのグリップが失われるだけですからね。ABSついてないんで。
なので、踏み始めでフロントに最大荷重をかけつつ、フロントタイヤのグリップがマックスになったところで最大のブレーキをかける。そこから少しずつ緩め、横方向にグリップの余裕をつくりステアしていく。これを極短時間で完了する。
家に帰ってからも、何度も頭の中で再生しつつ、だいたい上記のようなことが行われていたのではないかと推察しています。
公道では恐ろしくて試せませんが笑。
同乗走行の後は、自分なりにガンパってみましたが、やはりバタバタ、ズリズリで結局、スピンで停止、エンジン再始動ならず赤旗中断。ご迷惑をおかけしました。
一日思う存分走り回って、異次元体験もでき、昼食もついてこの値段。
ありえないと言うか、また行こうとりあえず笑。
Posted at 2010/09/03 23:47:57 | |
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