iPhoneの自己診断

足首の故障に苦しんでいる、こんなときに、iPhoneも故障してくれた。

タッチパネルが一切反応せず、電話が鳴っても取れない。電源も切れないという状態。
しかも、腹立たしいことに、時々復活するんだな、これが。

こういうときは、メーカーに持ち込んでも「故障状態が再現できませんでした」とか言ってそのまま返されるのがオチなんだろうと思いつつも、放っておくわけにもいかないので、銀座のApple直営店に持ち込んだ。

係員に事情を説明すると、iPhoneの「設定」を開いて、故障履歴を調べてくれ、確かにフリーズしてますね、という。



さらに、係員の業務用iPadを無線でつないで、ハードウエアに異常がないことも確認してくれた。クルマのダイアグノーシスみたいな自己診断機能があるんだね。

結論としては、本体には異常はなく、アプリによるフリーズだそうだ。
ＰＣ同様、こういうフリーズは起こりうることなので、そうしたときはハードウエアで再起動すれば良いということを教わってきた。
具体的には、ホームボタンと右上の電源ボタンを同時長押しすればシステム再起動するそうだ。
昔のPC98シリーズのリセットボタンみたいなものだ。

単なるフリーズに過ぎないというのは、肩透かしだったけれど、店頭で不具合が再現されなくても、本体にその記録が残っていて、私がAppleに言いがかりをつけているのではないことが証明されただけで少し嬉しかった。偉いぞ、iPhone！