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実は、燃えるゴミに分別された９２４Sは、一番気に入らない色だったんです…。
ホントは赤色を探していたのですが、ぜんぜん９２４Ｓ自体のタマ数がなく、妥協して買ったクルマでした。

タイミングベルトが切れて、中古のヘッドを買ってきて載せ替えたり、クラッチ滑ってしまいアメリカ部品を取り寄せてオーバーホールしたり、いろいろ手が掛かったクルマでした…。

そして、５年前のゴールデンウイーク。病院の待合に置いてあった、カーセンサー２月号に、マリタイムブルーの９４４S２、を見つけてしまったのです！
しかし、２月号に掲載されたクルマが５月まであるわけないだろうと思いつつ、車屋さんに電話しましたが、GW休み中でした…。
いてもたってもいられなくなり、休みを承知で車屋さんに見に行くと、そこには、マリタイムブルーの９４４S２がいました！！
もう、気分は自分の物！
「休み明けに、買いにきます。」とメモを残して、その日は帰りました。

そしてGW休み明け、無事契約を済ませ、少しの間は、９２４Sと９４４S２のポルシェ２台体制を実現できると思ってた矢先の、５月１５日の９２４S炎上だったのです。

会社の同僚からは、「他のポルシェに浮気をしたから、燃えっちゃったんだよ」と言われました。

みなさんも、長く連れ添ったものは、最後まで大事にしてあげてくださいね…

今から５年前の、５月１５日（月）の朝でした…。

仕事のため、いつものように通勤で使っていたポルシェ９２４Sに乗り会社へ向かっていました。
会社まであと、２００メートル程の路上で、突然クラッチが切れなくなり、車を止めてボンネットを開けようとしました。
すると、ボンネットのすき間からは、炎がみえているではないですか！

ボンネットを開けるのをやめて、直ぐに消防署へ電話しました。
消防車が到着するまでに、火の手はドンドン大きくなり、煙もモクモク…。
やじ馬も集まってきて、写メも撮られてしまいました。

消防車に消してもらった時には、エンジンルーム全焼状態…。
（気になる方は、924Sのフォトギャラリーを見て下さい。）
そして、その９２４Sは、部品取りしたあと、廃車に…。

そんな、今となっては、笑い話の、忘れられない日です…。
「写メ撮っていた人！写真アップしてください…（笑）」

自ら、「イイね！」…