
朝、目覚めるも台風の影響なし。
路面もハーフウェット。直線を踏むだけなら問題なし。
ということで、睡眠時間2時間ですが血が騒ぐので合同オフに出発するのと同じような時間帯に出発です。
前回は全域で3%RICHにしたガス量ですが、合同の前日に5速2000回転からの全開テストなどを行なっていても、どうも低速でのトルク感に乏しい。
クルマが勝手に補正するのでそれなりには走りますが、ECUの補正幅を少なくするのがファインチューニングの基礎です。
そこで、無い知恵絞って考えてみました。
純正80φスロットルの断面積 5024平方ミリメートル
BBK90φスロットルの断面積 6358.5平方ミリメートル
その差1.26倍。
もし85φだとすると断面積 5671.625平方ミリメートル
ノーマルとの差1.1289倍
真ん中の軸の太さとか、あんまり考えていませんので、実にアバウト。
7LにスープアップしたEgが85φの採用で充分ということを考えると、90φのメリットはハーフスロットルの時に大きく吸い込んでトルクが出ていると勘違いするだけですね。
いつもより多めにアクセルを踏んだということだけですから。
アメリカでは実際に6.1に大きすぎるスロットルを付けている人が少ないようで、やはりノーマルEgでの適正値はJohn Hennesseyのおすすめの83φぐらいなのではないかと。
83φの断面積 5407.865平方ミリメートル
ノーマルとの差1.0764倍
ということで、90φを着用しても空気の流入量は多くて1.1倍、流速が落ちますのでこれでも濃く出そうな気がするという私の勘ピュータの結果です。
それで、前回3%RICHだったのを、今回は一気に10%RICHに設定しました。
う~ん・・・どえりゃあエコだがね。
その他にもシフトポイントを変えてみたのですが、REVリミットを上げるのを忘れて危うく壊しそうに(笑)
REVリミットよりもシフトポイントが上ですと、リミットで燃料カットが働いたあと、ガクンと回転数が下がってからシフトします。
良い子のみんなは、こんなアホなことをしないように(爆)
あ~怖かった・・・。
10%RICHの結果は・・・
めっちゃモリモリ(笑)
後輪が私の背中を押します。
全域で10%RICHですので、上のほうのパンチは減りましたが、きっちり6000rpmまでトルク感が持続します。
東海環状の上り坂でも、ゴルァ!と加速します。それと引き換えにGASを失いますが。
パワーバンドでの点火位置は16degと、おそらくTrinity93OctCAIのマッピングどおりでしょう。
燃料が濃いから、遅角させる必要なしですね。
そのまま東海北陸道を北上し、標高1000mでもテスト。
低気圧と標高1000mと気温12度ぐらい?ですが、まあ普通に走ります。
そして、帰り道は83φ分しか吸わないかも?を想定して8%RICHに薄めました。
飛騨高山でセットしましたが、こちらも何ら問題なし。
ただ、山を下りてきてから全開テストをすると、点火時期が遅角されている気がします。
完全に同条件ではないので何とも言えませんが、さっきまで10%RICHと贅沢三昧だったのがECUに学習されているのなら、わからない話ではありません。
このまま少し通常運転をして、8%RICHで様子を見てみます。
この後マフラーの交換で何か変わるかもしれませんし、しばらく燃調は触らないでおこうかと思います。
マフラーを変えると、回転数ごとの細かい調整でモアパワーが狙えそうですね。
ところで、私のVer.のTrinity。
シフトポイントを回転数指定で上げることができません。ただ「上げる」とだけしか選択できないのです。
REVリミットは上下できるのですが、現在の93OctCAIが何回転にセットされているのかも見れないので、この部分はちょっと調べてから調整します。
一気に600㎞も走ったので、ヘロヘロになって帰宅・・・
※掲載してあるセッティングデータは、どちら様もお試しになっていただいて結構です。
ただ、これでブッ壊れても当方は責任を負いかねますので、なにとぞご了承くださいませ。
また、一切パワーチェック等を致しておりませんので、効果は私の脳みそが勝手にプラセボ状態で良くなったと勘違いしている場合もございます(笑)
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SRT8 | 日記
Posted at
2010/10/31 05:43:41