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2011年08月31日 イイね!

Tschuess! Danke schoen!

Tschuess! Danke schoen! 長らく綴ってきたインスブルック滞在記、これで最終回です。
つたない文章と写真におつきあいいただき、コメントをよせてくださった皆様に深く感謝いたします。

インスブルックそしてその近郊には、まだまだご紹介したい魅力的なところがたくさんあります。
瀟洒という言葉が似合う静かなリゾート地ゼーフェルトとか、輝くように白い壁に赤い屋根、そして優雅な孔雀と手入れの行きとどいたお庭が美しいアンブラス城とか、ゴルフ場やボブスレーコースを眼下に眺めながらのロープウェイで行き「霜降り松の道」を歩くイグルス・パッチャーコーフェルの丘とか、・・・。

でもチロルの一番の宝はそこに暮らすチロルの人々でしょうか。
従業員用のエレベータで切符売り場まで連れてってくれたゴンドラリフト乗り場のお兄さん、往復切符のほうが安くなるからそっちにしなさいとアドバイスしてくれたポストバスの運転手さん、顔馴染みになるほど通った市場のさくらんぼ売りのお姉さん、平易な言葉を選びつつ道を教えてくれたマダム、写真を撮らせてと頼むとわざわざキャプテン用の帽子を取り出してきてポーズを決めてくれた船長さん、・・・。のんびりしてて優しいひとたちが暮らしている街で、たくさんの笑顔に出会いました。

『ウィーンとザルツブルグだけのつもりだったけど、インスブルックも行こうかな』とか『ミュンヘン(あるいはチューリヒ)まで来たから、ちょっとインスブルックまで足をのばしてみようかな』とか思ってくださる方がいらっしゃれば幸いです。ありがとうございました。
Posted at 2011/08/31 15:27:14 | トラックバック(0) | 日記
2011年08月29日 イイね!

インスブルック滞在記 10: 2つの氷河を同時に眺めることのできる場所

インスブルック滞在記 10: 2つの氷河を同時に眺めることのできる場所こんにちは! 暑いですねー。
今日の福岡市、予想最高気温35℃です。
皆さんに涼をお届けするため、氷河の写真を。

インスブルックから列車で西(スイス方面)へ、エッツタール駅まで25分。そこからは2両連結のポストバスで南(イタリア方面)へ1時間25分。氷河に削られた深く長い谷をバスは走り続けます。峠道を何度も越えて、エッツタール渓谷の一番奥にある村、オーバーグルグルへ。

「タンタンの冒険」に出てくるビーカー教授のモデル、スイスの物理学者オーギュスト・ピカールが気球で緊急着陸したのがここの氷河だそうです。

ホーエ・ムート・バーン(ゴンドラリフト)で標高2653mまで上がると、大氷河とイタリア国境の山々が広がる別世界。左がガイスベルク氷河、右がロートムース氷河です。2つの氷河を一望できる場所ってなかなかないのではないでしょうか。
Posted at 2011/08/29 15:22:39 | トラックバック(0) | 日記
2011年08月28日 イイね!

インスブルック滞在記 9: ノルトケッテ連峰の展望台

インスブルック滞在記 9: ノルトケッテ連峰の展望台インスブルック滞在記と銘打ちながら、インスブルック市内の観光についてほとんどご紹介していませんでした。(^。^;)
そこで、今日は街の中心から手軽に行ける展望名所を。
インスブルックの北に聳えるノルトケッテ連峰。ノルトケッテとは「北の鎖」という意味だそうです。

インスブルック旧市街のすぐ近く、インスブルック国際会議場の隣からフンガーブルクバーン(ケーブルカー)に乗ります。フンガーブルクバーン・コングレス駅は世界的な建築家のザハ・ハディド女史による斬新なデザイン。エスカレーターを降り地下から出発します。出発するときは地下鉄車両みたいですが、すぐに地上へ出てイン川を越えるとケーブルカーらしくぐんぐん上り、標高860mのフンガーブルク駅へ着きます。ノルトケッテバーン(ロープウェー)に乗り換え、ゼーグルーベ展望台1905mへ。ここからさらにハーフェレカーバーン(ロープウェー)で2256mまで、旧市街を出て20分ほどで素晴らしい眺望が簡単に楽しめます。せっかくなら頂上ハーフェレカーシュピッツェ2334mまで行ってみましょう。下界の景色を眺めつつ心地よい風を感じながら尾根を歩きます。わたしの足で往復1時間半くらいでした。爽快です。

写真はゼーグルーベ展望台からのもの。インスブルックの市街から冠雪の山々まではるかに見渡せて、すばらしいパノラマです。ハンググライダー、気持ちよさそう!(←画像の真ん中にある点みたいなの、見えますか?) ここはハイキング、スキー、スノーボード、ロッククライミング、・・・etc.と、市民が気軽にスポーツを楽しめる人気スポットなんだそうです。
Posted at 2011/08/28 17:53:04 | トラックバック(0) | 日記
2011年08月27日 イイね!

インスブルック滞在記 8: 日帰り弾丸ツアー

インスブルック滞在記 8: 日帰り弾丸ツアー世界一美しい湖畔の町と言われるハルシュタットです。

インスブルックからザルツブルグまで、オーストリア領内だけを通って行くとしたら3時間30分かかります。ですが、ドイツ領を経由する路線でいくと1時間55分で行けるのです。
それで、さらにちょっとよくばってザルツカンマーグート地方のハルシュタットまで日帰り旅行にチャレンジ。

ハルシュタット駅は湖をへだてて町の対岸にあります。駅を出るとすぐ桟橋でそこから渡し船(€2.20)で町まで行くのです。湖に浮かぶ美しい町と緑深い山々を眺めながら小さい船でゆっくり近づいていくのはとても素敵なアクセス方法だと思います。

帰りはハルシュタット駅からバート・イシュル駅まで鉄道、そこからポストバスに乗り換えて、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の世界さながらの美しい車窓風景を楽しみながら、ザルツブルグまで戻ります。

本当はザルツカンマーグート地方のどこかに宿泊して2~3日ゆっくり楽しむのがおすすめですが、時刻表とにらめっこして弾丸ツアーというのもまた良い思い出ということで。
Posted at 2011/08/27 17:31:20 | トラックバック(0) | 日記
2011年08月20日 イイね!

インスブルック滞在記 7: 大自然を満喫できるツィラータールSL

インスブルック滞在記 7: 大自然を満喫できるツィラータールSLインスブルック中央駅からザルツブルグ方向へ電車で20分ほど、イエンバッハという駅があります。

このイエンバッハ駅の北側からは定期運行では現役最古の歯車式蒸気機関車アッヘンゼーSLが出ています。ですが、わたしがあえてご紹介したいのは、駅の南側から出ているツィラータールSL!

アッヘンゼー鉄道はおもに観光用。アメリカや日本からの観光客で賑わっています。対して、ツィラータール鉄道は地域住民の足。主力はほぼ1時間ごとに出ているディーゼル列車。そして休暇時期だけ蒸気機関車が1日2往復くらい走っているのです。

むぎゅむぎゅに観光客を詰め込んで一所懸命走りだすアッヘンゼーSLを写真撮りつつ笑顔で見送って、SLなのにガラガラ空いてるツィラータールSLに乗り込みましょう。切符は車掌さんから買います。インスブルックに本社工場があるスワロフスキーのクリスタルを窓にちりばめた車両、座席が木組みになっている車両なんかもありますよー。

チロルの数ある谷のなかでも、最も広々として緑が美しいツィラータール渓谷。
列車は清流ツィラー川を縫うように走ります。車窓からは、緑がまぶしい牧草地、窓辺にゼラニウムを飾った伝統的な様式の木造農家、チロル地方独特のタマネギ頭の教会。

終点はマイアーホーフェン。ゴンドラリフトを乗り継いで、3000m級の山が聳えるツィラーターラー・アルペンを眺めましょう。あの山々の向こうはイタリア! いつか行きたいなー、憧れのイタリア。
Posted at 2011/08/20 14:06:52 | トラックバック(0) | 日記

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「くまモンMINI発見!」
何シテル?   09/16 16:39
いつかはまたラテンな小排気量マニュアル車に・・・と夢みています。
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