
相方機のKLX125が最近まったく乗らないので、
PCXに買い換えるということになりました。
KLX125は、強烈な尻の痛さとブン回さないと走らない特殊なエンジンのせいで、
我が家の同じ125ccのダウンタウン125iと比べると、出足・中間・ピークいずれも
全然追いつかない状況。こうなると、多少コンパクトで使い勝手が良くて、つるつる
して品質がよさそうな水冷125が恋しくなるという状況です。
ボーナスが出たので、KLX125を下取りに出して、前々から目をつけていたPCXの
中古10年式の美車を木曜日に購入、本日納車になりました。
ちょっと夜に借りて乗ってみたら、あらまあ素晴らしいエンジンですこと。
トルク感たっぷりで、無理に回転を上げなくてもスルスルと車速が自然な感触で
伸びていきます。40-50の谷は、確かに感じることはありますが、EU圏の
125ccに乗りなれてよく訓練されている身には、スムーズで優秀としか感じられません。
eSPエンジンではないためか、多少振動があるのですが、これくらいなら許容範囲。
ドコドコ勇ましい排気音を立てるダウンタウン125iと比べれば、静かなものです。
車体の方は、剛性感はあるがサスペンションが追いついてないような感じ。
まあまあ普通ですが、大きな入力があるとサス周りがブルブルしている気がします。
タイヤは、フロント90はともかく、リアは120くらいが妥当だと思う。大きな横入力で
ウネウネ動いてるような不安感があります。フロント90/90-14、リア120/80-14
あたりが妥当な線?
アイドリングストップは、不思議な感じです。エンストしたみたいだが、
開けると前に進み始めます。
ユーティリティーは、まあ仕方ないところでしょうか。シート下は浅いため、
使っているSHOEIマルチテックが入りません。荷掛けフックが無いので、
コンビニ袋も掛けられません。(ダウンタウン125iは、頑丈な荷掛けフック付)
スタイルは綺麗にまとまっています。近くで様々な角度から見てみると、
持ち主に所有欲を掻き立てさせるテールに収束していく綺麗なラインが
見えてきます。 ロングスクリーンが付けば、フロントの頭でっかちな感触が
上方向に緩和されて、より綺麗なスタイルになるのでしょうね。
バーハンドルは、アクセサリをつけるのに便利ですが、このバイクには
プラスチックカバーの方が合ってたような気がします。まあ、この辺は好みか。
総じて、\20万ちょいで中古が買えるバイクとしては、脅威の品質とスタイルを
持ったバイクといったところでしょうか。
やはり、同クラス敵無しの販売実績を持ったバイクは、流石ですね。
Posted at 2013/06/30 20:19:03 | |
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