2012年06月11日
私はここ数十年自分の車フィールドをサーキットで過ごして来ましたが、ここ一年程週末には朝早くから六甲山(西六甲、摩耶山、芦有)を楽しんでいます。
なぜ、今山なの・・・?と質問される方も居られますが、自分自身大学を出てから一般企業に就職し、レースというプロの道を考えたりもしましたが、いやアマチュアで最速を目指そうと当時思ったのです。
そして、先ずはアマチュアなので自分自身がスポンサー兼オーナーである為、会社を興し数年を事業に費やしました。
そして、再びアマチュアフォーミュラドライバーとしてミドルフォーミュラのF4まで登りつめました。が・・
如何せん、オスカーSK97という型遅れのマシンと仕事の両立が上手くかみ合わずなかなか練習も行けない日々が続き、心の中でここまで来たのでもう潮時かな~と思えてきたのです。
一時は、鈴鹿を本拠地(車両、メンテナンスガレージ、チーム)を置いていたのでレース、練習を含め年間100日くらいはサーキットを走り、鈴鹿SMSCのFS(フォーミュラ占有走行)枠で年間一日だけ休んだ(嬬恋での耐久カートレース出場の為)のみその他すべての走行枠を走ったみたいな事を数年したりもしました。その中でS耐、RS少々、FJ1600、カート、箱車等乗り、持参金(スポンサー)有りのGT300のオファーも頂きましたが、本来本人の実力が問われるフォーミュラが一番の魅力でもありました。
実際、日本の現役トップドライバーとパドックでの話のなかでほぼ全員フォーミュラ以外考えられないと言う本音意見。お金を出してでもトップフォーミュラで戦いたいと皆一致するほど魅力的かつ刺激的なのであります。鈴鹿でも練習走行枠でF3,F4、FCJなどの車両にFポン以外のGT500、GT300のドライバーが乗っている光景をちょこちょこ観ます。当時自分のオスカーSK97にもFポン、F3ドライバーに数名乗って、練習走行枠でタイムを競い昼飯を賭け戦ったものです。(※注 一度も負けませんでしが(笑)
そんなことをする内に、段々とアマチュアでいる自分の運転技術的ポジションが明確になり、型遅れの自分のマシンのポテンシャルがこの辺りみたいなものが見えてきたのも事実でした。それではNEWマシン投入というお金に頼ったリザルト追求はその時の自分のプライドが許さなかった事も有り、実現させなかったのです。しかしF3以上はプロもしくはそれ以上を目指す者のカテゴリーであると。
でも走る情熱が消えた訳ではなく、今お伝えしたプライドが非力なマシンで上のクラスのマシンを喰う。という方向に向かわせました。今後も峠、サーキットへ劣勢マシンと共にをスローガンに!
話は反れましたが、現在休日早朝に六甲へ出かけて上は68歳、下は20歳前半の年齢の方々と一緒に走り、車トークを楽しんでいるのですが、一部の若者によるタイム計測で対向車線を割る走行がよく見受けられ、長老達の注意も聞き入れてるのかどうか・・・・
そこでその若者に私は同乗させて、ラインを割らないショボイ走りを伝授しております。当人同士の悲惨な事故を防ぐ為に・・・
ブラインドコーナーのインカットは危険ですぞ若者!!!!
Posted at 2012/06/11 18:48:38 | |
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