かろーら（怪）のブログ一覧

1968年製、スバル360です。
排気量356ｃｃも今から考えるととても小さいですが、
車重385ｋｇはさらに驚異的な数値です。
もし、このクルマに、80ｋｇの大人が４人乗車したとすると、
385ｋｇ＋320ｋｇ＝705ｋｇ。
感覚的に、車両重量と車両総重量の差が２倍という雰囲気です。
これを16ｐｓで動かすのですから、本当にこのエンジンは頑張ったと思います。
80ｋｇの大人４人の乗車は実際にはそうそうなかったでしょうが、
夫婦と子供２人の４人乗車で、東京～箱根なんていうシーンも昭和４０年代にはよく見られたのでしょうね。

さらに時代は流れ、1967年製、KE10型カローラです。
やっと怪号のご先祖さまに会えました。
トヨダAA型から約30年、排気量はAA型の約１/３の1,077ｃｃで、AA型に近い60ｐｓを発揮しています。
幼少の頃、近所の酒屋さんに有った事を覚えています。
先行していた1,000ｃｃの日産サニーに対して「プラス100ｃｃの余裕」のコピーで大衆車としてブレイクしました。
最高時速もメーカー発表値で140ｋｍ/ｈ。
動力性能は既に現代の軽自動車に迫っています。

時代は流れ、1936年製のトヨダAA型です。
直６、3.4ℓ、とくれば、現代では300ｐｓといったところでしょうが、
このトヨダAA型では65ｐｓです。現代の軽自動車のパワーとほぼ同等です。
車重は1,500ｋｇありますから、マークXクラスでしょうか。
と、いうことで、動力性能は・・・
ちょっと想像できません・・・

1900年代前半の車たち、とかく、その造形の美しさに目を奪われてしまいますが、
ガソリン補給や、タイヤ交換は、どのようにしていたのでしょうね。

かれこれ１ヶ月以上前の７月２６日に「夢メッセみやぎ」で開催されました、

「とうほく自動車フェスタ」のご報告。

最初にご紹怪は、ガソリン車のご先祖様、ダイムラーです。

排気量1,000㏄の単気筒、現代のスーパースポーツも敵わない大口径タイヤ。

展示車はレプリカです。すべてはここから、人類の夢を乗せて始まったのですね。

仕事の関係で、怪号のトランクに積んでみました、米俵３つ。

ときどきしか見掛けない画像と思いましたので、アップしてみました。