• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

CARGUY_KUCHIDAのブログ一覧

2016年09月10日 イイね!

日本におけるシトロエン初のクリーンディーゼル搭載車C4 Blue HDiにシトロエン横浜緑で試乗して来ました

日本におけるシトロエン初のクリーンディーゼル搭載車C4 Blue HDiにシトロエン横浜緑で試乗して来ましたPSAが満を持して日本国内マーケットに導入したプジョー、シトロエン、DSの3ブランド向けにクリーンディーゼル搭載車が発表されたと言うプレスリリースが2016年7月12日付で出たと聞き、取る物も取り敢えず、シトロエンの公式HPでシトロエン横浜緑での試乗予約を入れ、先方からの連絡を待ちました。
すると、このプレスリリース、かなり先付けだった模様で、7月中はおろか、8月の試乗も叶わず、9月初旬にやっと試乗車にナンバー着いたとの連絡が入り、9月10日土曜日に試乗しませんか?と言う事に成りました。
当日、シトロエン横浜緑へ出向くべく港北区の自宅から、ショールームのある緑区霧ヶ丘へいそいそと出掛けました。
ショールームからセールススタッフが用意してくれたクリーンディーゼル搭載車であるシトロエンC4 Blue HDiを駆り出して見ると、フィットと比較してステアリング操作力がちょっと重めなのが気になりましたが、排気量が1.6Lしか無い4気筒のディーゼルターボエンジンを搭載するCセグメントハッチバック車の割に街中で転がすならば全く問題無いくらい有り余る低速トルクが際限無くモリモリと味わえて、アクセルペダルもほとんど踏まずに済む感じでとても好印象です。
また、流石に猫足と例えられるフランス車で、たっぷり伸縮するサスペンションが本領を発揮してBMW、MINI、マツダとクリーンディーゼル搭載車ばかりを試乗して来た中では最も懐が深く抜群に良好な乗り心地がとても印象的でした。
試乗コースを一回りして来て、ショールームのパーキングに戻って来たら、「よろしかったら、車庫入れにもトライして見てください。」と言われ、(車庫入れが下手な所バレたりしたら嫌だなと思いながら)切り返しをしようとして見ると、結構こじんまりとしたコンパクトなパーキングで、やっちまったと密かに思ったほどの角度だと思ったのですが、グィッとステアリングを切って見たら、すんなりと駐車スペースにC4のボディが収まったから、ビックリしました。
2004年に愛知県豊橋市から横浜市転居して来るまでシトロエン・エグザンティアを5ドアハッチバックとブレークの2台を合計10年乗り継いだ事をよくよく思い出して見ると、ロングホイールベースの割にステアリングの切れが良くて重宝した事が思い当たりました。

ショールームのパーキングにC4を駐車してエンジン・フードを開けて貰いエンジン・ルーム内を目視確認して見ると、遮音効果が高そうなリサイクル素材のカバーがヘッド周りに取付されていること、ブレーキマスターシリンダーが右ハンドル車にも関わらず左側に装着してあることに気が付きました。
同様のレイアウトの先回試乗したルノー・カングーは微妙にブレーキペダルの踏力が重くちょっと違和感がありましたが、C4のブレーキペダル踏む際のペダル踏力には全く違和感が有りませんでした。多分、ブレーキペダルブラケットやマスターシリンダー周りのボディパネルのボディ剛性が高くて工作精度が緻密で高く各部がスムーズに作動するのかも知れません。

写真はジグザグ操作式のATMのレバーですが、ショールームのパーキングから発進する際に迂闊にもシフトロック解除ボタンを探してしまい、「ジグザグ操作式ですよ。」とATMの操作を促され、ちょっと恥ずかしく成りました。


Cセグメントのハッチバック車としては、ゆったり目のインテリアです。

リヤゲートを開けて見て、フルサイズのスペアタイヤがフロア下に収まってもなお、広大なラゲージルームは流石実用的なフランス車です。

さて、写真はサイドブレーキとプッシュボタン式イグニッション・スィッチです。

左右席独立温度調整式のフルオートエアコンです。

自動インターバル調整機能付のワイパーレバーです。

オートライト機能付のウィンカーレバーとライトスィッチです。

パネル発光色の切替スィッチ(左下部)と三眼式メーターパネルです。

クルーズコントロール、オーディオ音量、オーディオソース切替等に各種調整スィッチ類が配置されたステアリングホィールです。

自動防眩機能付のルームミラーとルームランプです。


205/55R16サイズのタイヤと7J×16インチのアロイホィール、そしてホィールのスポークの隙間から垣間見える前後のディスクブレーキとブレーキキャリパーです。



参考までに作成して貰った見積書と月々の支払額一覧表です。

【まとめ】
シトロエンとしては、このC4フィールBlue HDiは、何とか日本国内の輸入車マーケットでのプレゼンスの挽回を図るべくとても戦略的な税込279万円と言うプライシングを行っている様に思います。
例の排ガス偽装スキャンダルが発覚して以降、日本国内の輸入車マーケットでの一時ほどの勢いが無くなったCセグメントハッチバック車の覇者Volkswagenゴルフですが、1.2L4気筒のダウンサイジングターボエンジンを搭載するTSIコンフォートラインの税込280万円と言うプライシングを横目に見て価格設定をしているのは他ならぬシトロエンC4フィールBlue HDiなのは、誰の目にも明らかです。
あの一件のおかげで、Volkswagenからクリーンディーゼル搭載車が日本国内の輸入車マーケットに投入されるにしても、かなり遅れるのは確実であり、プラグインハイブリッド(PHV)やEVの方により軸足が移っているのは確実ですが、PHVやEVはクリーンディーゼル搭載車よりも現在は相当割高なので、そうは上手く行かない筈です。
そうなると、Volkswagenグループ以外の輸入車メーカー達は今後もクリーンディーゼル搭載車を追加投入し、日本国内の輸入車マーケットでの拡販を図ると思われますので、わたくしも何か楽しみになって来ました。
Posted at 2016/09/12 00:40:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
2016年09月03日 イイね!

満を持して登場のルノー・カングーの6速EDC+1.2Lダウンサイジングターボエンジン搭載車に試乗しました

満を持して登場のルノー・カングーの6速EDC+1.2Lダウンサイジングターボエンジン搭載車に試乗しましたいつもの様に、試乗ネタを求めてネットサーフィンをしていましたら、ベタなゆるキャラ的なフランス車ルノー・カングーに最先端の6速EDC+1.2Lダウンサイジングターボエンジン搭載車が追加発売されたと言うでは無いですか!
そのベタなユルいキャラ的なフランス車イメージが染み着いて居るルノー・カングーに最先端の6速EDC+1.2Lダウンサイジングターボって、そのキャラに余り似合わない気がします。
そうは言ってもルノーだってこのカングーを厳しい販売競争の嵐が吹き荒れて居る世界の自動車マーケットを売り抜く為にも、世の流れと無縁で居る訳にも行かないですよね。
とにかくこう言っているわたくしもとても気になるので、さっそくルノー横浜青葉での試乗を予約しました。

当日予約をしたルノー横浜青葉へ出向いて先方が用意した6速EDC+1.2Lダウンサイジングターボエンジン搭載のルノー・カングーの試乗ドライブに出掛けました。

走り出して見ると、1.8mを超える車幅の堂々たる体躯の割にボクシーなフォルムと高めのシートポジションのおかげか見切りが良くて、そう広くも無い裏道の試乗ルートでも取り廻しに苦労しないのが、好印象です。
また、空荷のライトバンを転がす様な足回りがバタつく様なことも無くて、ドッシリした走行感も更に好印象です。
インテリアを眺めて見ても、如何にも豪華で華やかな装備はほとんど付いていませんが、
機能的な装備には不足は無くて、クルーズコントロール、オートエアコン、オートライト、オートワイパーまで装備しているし、国産車見たいにUVカットガラスやプライバシーガラスだって付いているので、問題有りません。
数少ないマイナスポイントを挙げるとしたら、過給が掛かればパワフルな1.2Lダウンサイジングターボエンジンですが、街中を這いずり廻る様にGo Stopを繰り返してカングーを転がして見ると過給が掛かり切らない低速域のターボラグによるアンダーパワー感が気に成るかも知れません。

試乗ルートを一回りしてショールームに戻ってエンジンフードを空けてパワートレーンや補機類のレイアウト等を確認しました。
余計な化粧カバー等が一切無いスズキ車のエンジンルームに近い印象です。
ここで気になったのは、ブレーキのマスターシリンダーが右ハンドルにも関わらずに左側に設置されていることです。
言われて見ると、ブレーキペダルを踏み込む際のペダル反力が多少強めで意識的に強く踏み込まないとスピードをコントロールし難いフィーリングが有ったのを思い出しました。
こうして考えて見るとルノー・日産グループのプラットフォームやパワートレーン共用化は中途半端で歯痒いですね。
ルノーの1.2Lダウンサイジングターボエンジンも日産ノートに搭載されているスーパーチャージャー付の1.2L 3気筒エンジンとは気筒数も異なるので全く別物ですし、ルノーのEDCは少なくとも日本国内にはその搭載車が有りません。
新型トゥインゴと新型スマートを双子車にしたり、日産スカイラインにダイムラーグループ製の2.0Lターボエンジンを搭載したりと他所のグループとの共用化には熱心なのとは全く対照的です。
他所のグループとの共用化は開発コストの軽減にはなっても共用化したパワートレーンや部品類の調達コストは結局グループ外に出て行ってしまう物です。
ルノー・日産グループ全車の右ハンドル車の開発や生産とかも日産に担当させるとかも行い、グループ全車の右ハンドル車の完成度を高めて欲しいですね。

【まとめ】
あのドッシリした走行感と、ユルいフランス車のキャラクターとは、6速EDC+1.2Lダウンサイジングターボエンジンのマッチングは改善して煮詰めるべき伸び代が残されていますので、今後の年次改良に期待するしか無いですね。
今のルノー・日産グループにはその余力は無さそうですが、現在日本国内の輸入車マーケットはコンペティターが増え盛り上がっているので、クリーンディーゼルエンジン搭載車を導入することを検討して欲しいです。
また、NV200の様なライトバンをeNV200としてEV化するのも良いですが、カングーをEV化して、e-Kangooとするならば、バッテリー搭載スペースもたっぷりありそうなので、結構面白そうです。
Posted at 2016/09/04 14:06:23 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「新型スズキ・バレーノを体感試乗しました http://cvw.jp/b/844337/37931005/
何シテル?   05/22 20:10
1980年に社会人になって以来CAR GUY一筋の CARGUY_KUCHIDAです。よろしくお願いします。 わたくしのCAR GUY歴は国産車日産スカイ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/9 >>

    12 3
456789 10
11121314151617
18192021222324
252627282930 

リンク・クリップ

日産レンタカーでNOTE e-POWER Xを借り出して12時間体感試乗しました 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/01/30 08:41:54
今日のプチドラ・・・2013.12.15 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/12/16 00:23:33
大体絞り込めた。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/11/20 15:22:26

愛車一覧

ホンダ フィット ホンダ フィット
2003年モデルのVolkswagen Poloは、2007年式Honda FIT (J ...
フォルクスワーゲン ポロ フォルクスワーゲン ポロ
このフォルクスワーゲンPOLOは、2010年10月02日よりホンダFIT1500RS C ...

過去のブログ

2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation